事業名:
公立大学法人公立鳥取環境大学運営費交付金等事業
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
子育て・人財局 総合教育推進課 高等教育・学術振興担当
| |
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
| R2年度当初予算要求額 |
553,325千円 |
7,870千円 |
561,195千円 |
1.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
| H31年度6月補正後予算額 |
499,985千円 |
7,938千円 |
507,923千円 |
1.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:553,325千円 (前年度予算額 499,985千円) 財源:単県
事業内容
1 事業の目的・概要
公立大学法人公立鳥取環境大学の運営に必要となる経費の一部について、運営費交付金等として交付する。
【根拠法令】
○地方独立行政法人法第42条
設立団体は、地方独立行政法人に対し、その業務の財源に宛てるために必要な金額の全部または一部に相当する金額を交付することができる。
2 主な事業内容
 | 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度6月補正後予算額 | 前年度からの変更点 |
 |  |  |  |  |  |
 | 公立大学法人公立鳥取環境大学運営費交付金 | 1 事業内容
公立大学法人公立鳥取環境大学の運営に必要となる経費の一部について、運営費交付金として交付する。
【根拠法令】
○地方独立行政法人法第42条
設立団体は、地方独立行政法人に対し、その業務の財源に宛てるために必要な金額の全部または一部に相当する金額を交付することができる。
2 運営費交付金の積算方法
(1)〜(3)の合計額について、県と鳥取市が所要額のそれぞれ1/2を交付金として支出
※(1)+(2)+(3)の額は、地方交付税措置見込額以内とする。
(1)運営費交付金(通常分)
大学を適切に運営するための基本となる経費(人件費、教育研究経費、管理経費)
※通常分の運営費交付金は、特段の事情がない限り、毎年度、原則、同額とする。
<積算方法>
標準支出額−標準収入額
(2)運営費交付金(特別分)
退職金や大学運営を行う上で臨時的に必要な経費(機器の整備等)
<積算方法>
所要額の積み上げ
(3)施設整備補助金
大規模修繕経費(1件5,000千円以上)
<積算方法>
所要経費の積み上げ
3 要求額
523,382千円(1,046,763千円×1/2) | 523,382 | 499,151 | 令和2年度の状況を鑑み、(2)運営費交付金(特別分)、(3)施設整備補助金を計上 |
 | 新生公立鳥取環境大学運営協議会運営事業 | 1 目的
公立大学法人公立鳥取環境大学の設立団体に係る事務を共同で管理・執行し、またはこれらの事務の管理・執行について相互に連絡調整を図ることを目的に、鳥取県と鳥取市が共同して「新生公立鳥取環境大学運営協議会」及び「公立大学法人公立鳥取環境大学評価委員会」を設置・運営する。
2 事業内容
新生公立鳥取環境大学に係る評価委員会、その他協議会の運営に要する経費
(県と鳥取市が所要額のそれぞれ1/2を負担金として支出)
3 要求額
334千円(668千円×1/2)
※執行残は、不用額として県・市に返還
【評価委員会】(4回開催想定)
○令和2年5月
・公立鳥取環境大学の現状調査(現地視察、学生・教員との意見交換等)
○令和2年7月(2回)
・大学の令和元年度業務実績評価(大学からのヒアリング)
・大学の令和元年度業務実績評価(報告書まとめ)
○令和2年11月
・上半期の大学業務の実施状況ヒアリング
【運営協議会】(2回開催想定)
○令和2年年8月
・公立鳥取環境大学の令和元年度業務実績評価の報告、財務諸表及び剰余金の使途の承認
○令和3年1月
・令和3年度運営協議会予算、公立鳥取環境大学運営費交付金予算の承認 | 334 | 334 |  |
 | 公立鳥取環境大学運営費交付金(修学支援新制度分) | 1 事業内容
令和2年度から始まる修学支援新制度(高等教育の無償化)について、環境大学の授業料等無償化(減免)にかかる経費について、運営費交付金(修学支援新制度分)と大学に交付する。
○公立大学の授業料等減免にかかる費用の負担者・割合
都道府県・10/10
○対象者
令和2年度在校生(新入生含む)のうち、国が定める要件(経済状況、学業成績等)を満たすものとして私立専門学校の認定を受けた者
(日本学生支援機構から支援対象者として認定を受けた者を含む)
○対象経費
入学料(令和2年度入学者)、授業料(令和2年度在校生)
2 要求額
29,184千円
(県1/2、鳥取市1/2 事業費58,368) | 29,184 | ― | 令和2年度から始まる修学支援新制度(高等教育の無償化)によるもの |
 | 標準事務費 |  | 425 | 500 |  |
 | 合計 |  | 553,325 | 499,985 |  |
これ以降は、「背景」「前年度からの変更点」等を項目立て・記載してください。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(運営費交付金)
公立鳥取環境大学に対し、設立団体である県と鳥取市は、大学の運営に必要となる経費の一部として、運営費交付金、施設整備費補助金を交付。
(運営協議会)
平成30年度に、評価委員会を3回、運営協議会を1回開催。
これまでの取組に対する評価
(大学運営関係)
・平成30年4月に新学長が就任し、4月に「岩美むらなかキャンパス」を開所し、6月には、中央大学との連携協定を締結し、中央大学と公立鳥取環境大学の学生が共同でフィールドワークを行うなど首都圏大学との交流がスタートした。さらに、10月に「SDGs取組宣言」を行い、教育研究の面からSDGs活動に着手するなど、積極的に大学改革に取り組んでいる。
・平成31年度入試では、18歳人口が減少傾向にある中、志願倍率が6.0倍、環境学部の倍率が4.8倍に改善するなど、多くの志願者・入学者を集め、平成31年3月卒業生の就職内定率は99.1%と過去最高を記録した。県内就職率は23.7%と、前年度から13%以上、上昇するとともに、県内就職者54名のうち、県外出身者が22名と多くの県外出身者が県内就職をしていることも評価できる。
・順調な志願者及び入学者の確保とともに、経費の削減に積極的に取り組んだことにより、決算は、約1億4百万円の当期総利益、自己財源約9億円であり、財政面での安定的な経営確保に努めている。
・しかしながら、本県において、少子化の進展や都市部への若者の流出が叫ばれる中、公立鳥取環境大学には、さらなる県内入学者、県内就職者の増加が求められている。
・県内入学者確保に当たっては、新たに、県内入学者促進コーディネーターを配置し、高校訪問を充実させ、令和3年度から、県内高校限定の共通テストを課す推薦入試の実施を決定するなど評価されるが、入学者に占める県内入学率は15.7%と、前年度から微増に留まっており、さらなる増加が求められる。
また、県内就職についても、中期目標である県内就職率30%に向け、インターンシップ参加学生のさらなる増加や、県内関係機関との連携強化に、より一層取り組む必要がある。
(運営協議会関係)
・設立団体である県と市が、地方独立行政法人法に基づき、第2期中期目標・中期計画に基づく業務の指導・支援や運営費交付金の予算化・交付を行った。
また、公立大学法人公立鳥取環境大学評価委員会により、平成30年度における業務実績の評価を行い、県内入学者、就職者の向上について指摘。
要求額の財源内訳(単位:千円)
| 区分 |
事業費 |
財源内訳 |
| 国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
| 前年度予算 |
499,985 |
0 |
0 |
0 |
0 |
37,000 |
459 |
402,636 |
59,890 |
| 要求額 |
553,325 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5,413 |
374,784 |
173,128 |