事業名:
湖山池汽水化対策事業
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県土整備部 河川課 企画担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
R2年度当初予算要求額 |
12,392千円 |
22,823千円 |
35,142千円 |
2.9人 |
0.0人 |
0.0人 |
H31年度6月補正後予算額 |
14,550千円 |
23,020千円 |
37,570千円 |
2.9人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:12,392千円 (前年度予算額 14,550千円) 財源:単県
事業内容
1 事業の目的・概要
平成24年1月に鳥取県及び鳥取市で策定した「湖山池将来ビジョン」に掲げる目標塩分濃度(2,000mg/L〜5,000mg/L)の管理と湖内の溶存酸素を確保するため、必要な各種施策を実施する。
2 主な事業内容
(1) 湖山水門操作費 10,659千円
湖山池の塩分濃度管理と溶存酸素確保のため、きめ細やかな水門操作を行う。
(要求内訳)
・湖山水門操作委託 1式 10,527千円
・受信システム使用料 1式 132千円
(2) 砂丘畑用水対策費 1,733千円
高塩分化により直接湖山池から取水できなくなった湖東大浜土地改良区砂丘畑への農業用水を確保するため、農業用水利施設の適切な維持管理を行う。
(要求内訳)
・ため池維持管理費 1式 1,733千円
3 背景
平成24年1月に鳥取県及び鳥取市で共同策定した「湖山池将来ビジョン」に基づき、平成24年3月12日より湖山水門を開放し、高塩分化にすることで湖山池を恵み豊かな汽水湖として再生することを目指している。
しかしながら、水門開放を行った平成24年度は7,500mg/L、平成25年度には8,500mg/Lまで塩分濃度が上昇した。また、貧酸素により魚の大量斃死が発生していることから、水門操作による適切な塩分濃度管理や貧酸素への対応が求められている。
このため、施設整備後52年が経過し、老朽化が進んでいた湖山水門(舟通し部)を平成28年度に施設更新と併せてより塩分濃度、溶存酸素を調整しやすい構造へ改築し、平成29年5月から改築された水門の本格運用を開始した。これにより、夏場の急激な塩分濃度の上昇を抑えることができており、引き続き、「湖山池将来ビジョン」で定めた塩分濃度の範囲内で管理するため、きめ細やかな水門操作を行う必要がある。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
湖山池の水質環境改善を目的として湖山水門を開放し、汽水湖化による水質改善を図っているところである。
汽水湖化に伴う塩分濃度の目標値を概ね2,000mg/L〜5,000mg/Lの範囲と定め、水門操作による適正な塩分管理を行っている。
また、水質状況についてもCODの目標値を5.5mg/L以下と定め、県・市及び住民との協力・連携のもと、水質浄化に向けた取り組みを継続実施している。
これまでの取組に対する評価
汽水湖化に伴う塩分濃度管理については、昼夜の水門操作・管理により、平成26年度〜30年度まで目標値の範囲内で管理できている。(直近3ヵ年の塩分濃度(max値):H28-4,899mg/L、H29-3,955
mg/L、H30-4,577mg/L)
また、水質状況についても改善傾向で推移しており、各取組結果が水質改善に大きく寄与している。(直近3ヵ年のCOD:H28-5.5mg/L、H29-5.1mg/L、H30-4.7mg/L)
引き続き、水質管理計画に沿って水質浄化対策の推進に努めていく必要がある。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
14,550 |
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14,550 |
要求額 |
12,392 |
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12,392 |