現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和2年度予算 の 地域づくり推進部のグラウンド・ゴルフ聖地化推進事業
令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:スポーツ振興費
事業名:

グラウンド・ゴルフ聖地化推進事業

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地域づくり推進部 スポーツ課 スポーツ振興担当 

電話番号:0857-26-7919  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R2年度当初予算要求額 9,117千円 3,148千円 12,265千円 0.4人 0.0人 0.0人
H31年度6月補正後予算額 8,621千円 4,763千円 13,384千円 0.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:9,117千円  (前年度予算額 8,621千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

 ワールドマスターズゲームズ2021関西において本県発祥のグラウンド・ゴルフの本県開催が決定したことを踏まえ、グラウンド・ゴルフを国内外問わず広くPRし、世界的な普及を図るとともに、聖地鳥取県の魅力を高める取組を進める。

    ○国外においては、モンゴルルート等を活用し、湯梨浜町、国際グラウンド・ゴルフ連盟と協力しながら、北米・中央アジア・東欧等へ展開し、各地域のキーとなる人材にアプローチする等組織化を促す。

    ○国内においては、発祥の地「潮風の丘とまり」の聖地化を支援するとともに、学校でのスクール活動等により普及の進んでいない世代へのアプローチを行い、多世代への普及を図る。

2 要求事業の概要

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度6月補正後予算額
前年度からの変更点
海外への展開海外で開催される大会への参加を通じて、大会参加国のキー人材へアプローチし、競技団体の組織化を働きかける。あわせて県内で開催予定の国際大会への誘致、関西ワールドマスターズゲームズ2021のPRを行う。
1,256
636
海外PR渡航費R1年度モンゴル⇒R2年度北米へPR活動、またはポ―ランド大会参加見込で算出
グラウンド・ゴルフ スクール活動県内の小学校の親子会や学校行事等でグラウンド・ゴルフを実際にプレーする活動を推進するもの。
585
585
グラウンド・ゴルフの魅力情報発信支援補助グラウンド・ゴルフと関連づけた旅行商品造成と情報発信活動を支援し、グラウンド・ゴルフに関連させたスポーツツーリズムの仕組みをつくる。
400
400
聖地化への取組支援グラウンド・ゴルフの聖地化への取組を支援するもの。(クラブハウスの改修、海外普及支援等)
4,876
5,000
-
国際大会の県内開催
(湯梨浜町と共催)
「グラウンド・ゴルフ国際大会YURIHAMA2020」の開催経費(負担金)
2,000
2,000
合計
9,117
8,621

3 事業内容

■海外普及強化活動
 ◇海外における普及活動の実施

要求額
 1,256千円
事業概要
 海外で開催される大会等において、再来年に本県で開催されるワールドマスターズゲームズ関西2021 グラウンド・ゴルフ競技への参加増進や参加国との連携強化を図るべく、海外への普及活動を図るもの。


■県内における多世代への普及促進活動

 ◇グラウンド・ゴルフ スクール活動

要求額
 585千円
事業概要
 鳥取県グラウンド・ゴルフ協会の指導のもと、県内の小学校の親子会や学校行事等でグラウンド・ゴルフを実際にプレーするスクール活動を実施し、普及促進を積極的に進める。

 〇委託先:鳥取県グラウンド・ゴルフ協会

 〇R1開催実績:県内小学校10校で実施(東部1校、中部6校、西部3校)

 ◇グラウンド・ゴルフの魅力情報発信支援

要求額
 400千円
事業概要
 グラウンド・ゴルフと食や温泉等をパッケージにした旅行賞品造成に対する活動を支援するもの。宿泊施設や飲食店、町内会や公民館等での活用を促すもの。
補助対象者
 県内事業者
補助対象事業
 報償費、旅費、需用費(食糧費及び賄材料費を除く。)、役務費、委託料並びに使用料及び賃借料、備品購入費
 〇補助率:1/2(上限200千円)


■聖地としての魅力向上

 ◇聖地化への取組支援

要求額
 4,876千円
事業概要
 グラウンド・ゴルフの聖地化への取組を支援するもの。
補助対象者
 市町村、競技団体
補助対象事業
 グラウンド・ゴルフの聖地化に資する以下の事業

 (1)拠点施設の魅力向上(クラブハウスやコースの魅力化、Wi-Fi環境整備、多言語化等)
 (2)その他国内外への情報発信、普及促進

  〇補助率:1/2

 ◇国際大会の県内開催(湯梨浜町と共催)

要求額
 2,000千円(負担金)
事業概要
 グラウンド・ゴルフ国際大会YURIHAMA2020」の開催費を負担するもの

  〇開催期日:令和2年5月
  〇開催場所:グラウンド・ゴルフのふる里「潮風の丘とまり」(湯梨浜町泊1313)
  〇負担割合:県:湯梨浜町=1:1

負担先
 グラウンド・ゴルフ国際大会実行委員会

4 現状・課題

○グラウンド・ゴルフは、実施人口約343万人と推計されているシニア層の中でも人気のある鳥取県(旧泊村)発祥のスポーツである。しかし、国内においては、シニア層以外でのプレーヤーが少なく、また、国外においては、グラウンド・ゴルフの普及が十分に進んでいない状況である。
○一方、国際グラウンド・ゴルフ連盟(会長国:日本、副会長国:モンゴル、スペイン)が今年5月に発足し、今後の海外普及に向けて可能性が広がっている。また、再来年に開催するワールドマスターズゲームズ2021関西において、本県にてグラウンド・ゴルフ競技が開催されることから、日本・海外から多くの参加者をグラウンド・ゴルフ発祥の地である本県に呼び込む絶好の機会を迎えており、普及活動を強化していきたい。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○これまでの取組状況
1.国際大会
H28参加者実績:176人/12カ国(海外から5カ国) 
H29参加者実績:264人/12カ国(海外から7カ国)
H30参加者実績:237人/8カ国(海外から3カ国)
H31参加者実績:317人/13か国(海外から8ヶ国)

2.プレーガイド(多言語版)
グラウンド・ゴルフの国内外への普及を目的に、日本語を含む多言語版のプレーガイドを国際大会等において参加者へ配布。
《内訳》
日本語、英語、韓国語、台湾語、中国語(簡体語)、モンゴル語、スペイン語、ポーランド語

3.聖地化支援
H28実績:5,000千円(1件)
H29実績:589千円、443千円(2件)
H30実績:644千円、1,856千円(2件)
H31(見込):129千円、4,070千円(2件)

4.モンゴルルートを活用した海外展開
 モンゴルで開催されたアジア大会へ参加し、WMG2021関西のPRを実施。

5.スクール活動
H29実績:7活動 (東部)
H30実績:12活動 児童 330人(西部)
H31(見込):10活動 児童228人(中部)

6.魅力情報発信支援
H29実績:旅行商品造成支援(2件)、若者向けイベント支援(2件)
H30実績:旅行商品造成支援(2件)
H31(見込):旅行商品造成支援(2件)

これまでの取組に対する評価

〇国際大会
県内で国際大会を開催することにより、参加者に鳥取県の魅力やWMG2021関西に興味を持ってもらうことができた。国際連盟も発足し、本県発祥であるグラウンド・ゴルフの認知度は国外へ徐々に浸透している。2021年のWMGに向けて、更なる海外へのPRの強化が必要である。

〇海外展開
モンゴルで開催されたグラウンド・ゴルフアジア大会では、各国参加者と交流し、モンゴルをキー国として、グラウンド・ゴルフのさらなる普及の可能性を見いだすことができた。また、2021年に開催されるWMG2021関西のPRを実施し、モンゴル内外の多くの参加者に興味を持ってもらうことができた。

〇多世代普及活動
スクール活動では、グラウンド・ゴルフが鳥取県発祥であることや、グラウンド・ゴルフのルールを子どもたちに知ってもらう機会となった。また親子で参加してもらうことにより親世代にPRできる点でも、大変有意義な活動であった。
また、県グラウンド・ゴルフ協会の指導員について、活動地域在住の方を中心に参加していただくようにすることで、地域の方と学校あるいは児童クラブとのつながりもうまれた。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 8,621 0 0 0 0 0 0 8,621 0
要求額 9,117 0 0 0 0 0 0 0 9,117