一昨年度から、鳥取県中西部を中心に伯耆国「大山開山1300年祭」事業を展開し、プロジェクトの1つでもある「『大山』の恵みを感じるプロジェクト」では、「日本刀」、「たたら」をテーマに大山の歴史・文化を発信してきた。
また一昨年、春日大社が所蔵する太刀に「古伯耆物」があることが判明し大きな話題となった。これを受け、知事が春日大社を訪問し花山院宮司と面談する中で、春日大社と県が連携して「古伯耆物」の顕彰を推進することとし、『名刀「古伯耆物」日本刀顕彰連合」を設立(平成30年2月14日)。
さらに令和元年12月28日から春日大社において『最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展』が開催され、鳥取県も展示やイベント開催などに協力をしている。
こうした流れを受け、春日大社と連携して「古伯耆物」の調査研究を進めるとともに、鳥取県のたたらと刀剣を主とした歴史・文化を知っていただくための情報発信等を行う。