現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和2年度予算 の 交流人口拡大本部のとっとりスタイルエコツーリズム(アウトドアツーリズム)普及推進事業
令和2年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

とっとりスタイルエコツーリズム(アウトドアツーリズム)普及推進事業

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交流人口拡大本部 西部地域振興局 西部観光商工課観光担当 

電話番号:0859-31-9629  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R2年度当初予算要求額 17,728千円 11,805千円 29,533千円 1.5人 0.0人 0.0人
H31年度6月補正後予算額 17,806千円 11,907千円 29,713千円 1.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:17,728千円  (前年度予算額 17,806千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

 これまでスポーツツーリズム「サイクリングリゾート」推進事業等での取り組みによる蓄積及びネットワークを活用し、「とっとりスタイルエコツーリズム」の一端として、スポーツ・アウトドア環境の整備とともに幅広く内外にPRするための情報発信を行い、多くの方々に来訪いただき満足いただけるような地域を目指す。

2 主な事業内容

(1)サイクリング環境整備

    【1‐継続】弓ヶ浜サイクリングコース維持管理
    内容・H28に供用開始した皆生海岸ルート及びH30供用の夢みなと工区に掛かる巡視・清掃・土砂撤去・除草、
    不法投棄物撤去等  6,217千円(R1予算額:6,217千円)
    ・損害賠償責任保険加入に係る費用 11千円(R1予算額:11千円)
    ・住民参加型美化活動の実施 500千円(R1予算額:380千円)
    ・全線開通に向けた皆生海岸ルート追加整備については廃止(R1予算額:3,698千円)
    要求額6,728千円(R1予算額:10,306千円)
    【2‐新規】JR境線等におけるサイクルトレインの催行
    内容サイクリングコースの完成を機に、JRに働きかけて境線等でのサイクルトレイン及び水木しげるロード等注目度が高い観光施設を絡めたイベント等を催行し、観光交流人口の増大を図る。
    県 1/2、米子市1/4、境港市1/4
    要求額2,000千円
    【3‐新規】弓ヶ浜コース活用イベント支援
    内容弓ヶ浜サイクリングコースを活用し、本県のアウトドアスポーツツーリズム資源としての同コースの魅力発信及びコース沿線地域の振興に資する取組(イベント)に対して支援を行う。2ヶ年を限度

    補助率 県 1/2、中海市長会(あるいは米子市、境港市)1/2
    要求額1,000千円
    【4‐臨時】サイクリスト利便施設整備 
    内容本コース整備にあたり、境港側では美保湾展望駐車場等にサイクリスト休憩施設を設置しているものの、米子(皆生)側には整備されていない。このため、皆生プレイパーク運営委員会が同施設(旧皆生温泉公園 同運営委に無償貸付)内にサイクリスト向け展望休憩施設等の設置することに対して米子市とともに支援を行うもの。同地は、弓ヶ浜コースの米子市側の始終点にあたり、全日本トライアスロン皆生大会のスタート・トランジション地点となっており、当地のアウトドアツーリズムを象徴する場所であり、R1年度中開通予定の本コース及び全日本トライアスロン皆生大会40回記念大会に合わせて整備を実施
    要求額1,500千円

    (2)アウトドアツーリズムイベント開催支援
    [継続]全日本トライアスロン皆生大会 (H11〜) ○実施主体:皆生トライアスロン協会
    補助率
    要求額
    他の支援状況
    R1予算額
    定額
    5,000千円
    米子市 5,000千円
    5,000千円
    トライアスロン国内発祥大会。皆生を泳ぎ、大山山麓を自転車で駆け抜け、白砂青松の弓ヶ浜半島を走り抜ける国内の代表的な大会
    [継続]皆生・大山SEA TO SUMMIT (H21〜) ○実施主体:皆生・大山SEA TO SUMMIT実行委員会
    補助率
    要求額
    他の支援状況
    R1予算額
    定額
    1,000千円
    大山町 1,000千円
    米子市 300千円
    1,000千円
    当地皆生・大山を発祥の地として国内外に広がりを見せるスポーツツーリズムを象徴する大会。日野川河口から日本海をカヤックで漕ぎ、大山博労座まで自転車で駆け上がり、大山山頂までの登山を行いながら、自然環境の大切さを感じる環境型スポーツイベント
    [継続]中海オープンウォータースイム(H27〜) ○実施主体:中海オープンウォータースイム実行委員会
    補助率
    要求額
    他の支援状況
    R1予算額
    定額
    500千円
    米子市 500千円
    500千円
    泳げる中海の周知を図る環境イベントとしてスタートし、日水連日本選手権予選として重要な大会に位置づけられるまでに成長したことで、県外からの参加者が7割を占める。R1からスポーツ振興課に所管を変更した米子市が、スポーツ観光の柱の一つとして実施に強い意欲を持ち、県の支援を希望している。東京2020、マスターズ2021に向けたスポーツへの関心の高まりと、中海米子港周辺のウオーターフロントの観光面での利活用により、重層的なアウトドアツーリズム素材の宝庫として圏域の認知度を引き上げる。

背景

県西部地域は、海にも山にも約30分でいけるとともに、皆生温泉という温泉地を有する、日本でも稀有な地であり、鈴木スポーツ庁長官からは「大山を臨む自然環境自体が大きなアリーナである」という評価をいただいた地である。
 さらに域内では、グランピング施設やシーカヤック、SUPなど新たな楽しみを提供する施設の開業やアクティビティの体験プログラムが提供される、さらにはDBSを利用した韓国からのサイクリングツアーの増加など、スポーツツーリズムの受入環境が整いつつある。  
 また、H25以降整備を行ってきた「白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコース」がR1年度中の完成を予定しており、米子・境港両市を中心にコースの利活用による地域振興に向けた機運が盛り上がっている。
 これまでスポーツツーリズムの聖地として内外にPRしてきたが、近年のアウトドアブームの中、健康・自然・癒しなどをメインにした、スポーツツーリズム、エコツーリズム、ヘルスツーリズムのすべての要素を有するとっとりスタイルエコツーリズムとして打ち出していく必要がある。

前年度からの変更点

項目
細目
変更内容
(1)サイクリング環境整備【1‐継続】弓ヶ浜サイクリングコース維持管理住民参加型美化活動の実施に係る要求額増 
弓ヶ浜コース全線開通に向けた追加整備⇒R2廃止
【2‐新規】JR境線等におけるサイクルトレインの催行新規要求
【3‐新規】弓ヶ浜コース活用イベント支援新規要求
【4‐臨時】サイクリスト利便施設整備 新規要求
 レンタサイクル拠点整備 R1実証実験⇒R1年度2月補正 米子市・境港市による整備に対する支援⇒R2 廃止
(2)アウトドアツーリズムイベント開催支援 弁慶ライド廃止

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

(1)サイクリング環境整備
 H26 中海周遊コース路面標示、コースマップ作成
 H26 県内コンビニのダイジョウブシステム(サイクルポート)を整備
 H26〜28 弓ケ浜コース皆生工区整備工事、供用開始(H28.9.26)
 H29〜30 弓ケ浜コース夢みなと工区設計・工事
 R1 弓ヶ浜コース夢みなと・弓ヶ浜工区一部供用開始(R1.6.15)
(2) R1アウトドアツーリズムイベント開催支援
 ・第39回全日本トライアスロン皆生大会(7/14開催)
 ・皆生・大山SEA TO SUMMIT 2019(5/25,26開催)
 ・弁慶ライド2019(開催できず)
 ・中海オープンウォータースイム2019(6/22,23開催)

これまでの取組に対する評価

(1)サイクリング環境整備
・スポーツツーリズムの先進地として評価され、H26年11月に境港〜皆生〜大山のコースがジャパンエコトラック協議会から全国第1号コースとして認定された。
H26から整備を行っていた「白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコース」が一部区間完成し、「皆生海岸ルート」として供用を開始した。
 日本海及び大山等の景観を楽しみながらゆったりとサイクリングできる初級者向けコースとして、コグステーションと合わせて、皆生温泉の新たな楽しみ方の一つとして滞在時間の延長など、観光誘客の拡大が期待される。H29には弓ヶ浜工区、夢みなと工区もそれぞれ工事着工、設計を実施し、R1年度に一部開通し、年度末の全線供用開始に向けて着実に実施している。また、(3)環境整備
・スポーツツーリズムの先進地として評価され、H26年11月に境港〜皆生〜大山のコースがジャパンエコトラック協議会から全国第1号コースとして認定された。
H26から整備を行っていた「白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコース」が一部区間完成し、「皆生海岸ルート」として供用を開始した。
 日本海及び大山等の景観を楽しみながらゆったりとサイクリングできる初級者向けコースとして、コグステーションと合わせて、皆生温泉の新たな楽しみ方の一つとして滞在時間の延長など、観光誘客の拡大が期待される。H29には弓ヶ浜工区、夢みなと工区もそれぞれ工事着工、設計を実施し、H31年度末の全線供用開始に向けて着実に実施している。建設の進捗状況が進むにつれ、沿線自治体・住民にも全線開通に向けた機運が高まりつつある。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 17,806 0 0 0 0 0 0 0 17,806
要求額 17,728 0 0 0 0 0 0 0 17,728