(1)原木しいたけ生産において、生産量を維持・増大するためには、原木(クヌギ、コナラ等)の安定調達が大変重要であるが、原発事故以降、原木は全国的に不足している状況が続き、購入価格も高騰しいることから、自ら原木を伐採・生産する「自伐」への転換を推進する必要がある。
以上のことから自伐への転換を促し、かつ原木伐採作業の労働安全を推進するため新規生産者(5年以内)のみへの支援としていた防護衣等の購入経費支援をR3年に限って自伐生産者へ広げると共に、重要度を増す自伐原木生産研修の支援の上限引き上げの追加要求をするもの。
(2)新規要求が認められなかった「原木確保・生産拡大緊急支援」の中で要求していた原木・種駒への支援分(重複を避けるため既支援メニュー(生産拡大支援事業)の要望量から除していたもの)を生産拡大支援事業分として調整要求する。
(3)特用林産物生産施設整備支援(国庫補助)の事業費精査の結果、増額となった経費を追加要求する。※令和2年9月26日から27日にかけて発生した豪雨により被災した事業者が行う農林業関係施設の早期復旧に係る支援。
(4)市町村間接補助のうち居住地と就農地の市町村が異なる事業主体について、地方機関の長が必要と認める場合、県費負担分のみで事業を実施できるよう調整要求するもの。