現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 農林水産部の鳥取ナシ育種研究サイト運営事業
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業総務費
事業名:

鳥取ナシ育種研究サイト運営事業

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農林水産部 農林水産政策課 政策調整担当 

電話番号:0857-26-7589  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和3年度当初予算額 4,243千円 3,168千円 7,411千円 0.4人 0.0人 0.0人
令和3年度当初予算要求額 5,091千円 3,168千円 8,259千円 0.4人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 3,200千円 3,148千円 6,348千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:5,091千円  (前年度予算額 3,200千円)  財源:単県、国1/2、その他 

一般事業査定:計上   計上額:4,243千円

事業内容

1 事業の目的・概要

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下「農研機構」という。)との包括連携協定に基づき、平成29年4月に開設した園芸試験場内の「鳥取ナシ育種研究サイト」(以下「鳥取ナシサイト」という。)を活用した県内果樹産地の強化を図る。

    ※地方創生推進交付金充当事業

2 主な事業内容

「鳥取ナシサイト」ほ場内での梨新品種の育成・研究に必要なほ場管理と農研機構との連携による県内果樹産地の強化につながる取組を行う。
(単位:千円)
区分
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
梨新品種の育成・研究〇梨新品種の育成・研究(育成苗の定植 ・管理等)
〇鳥取ナシサイト施設整備(保管用簡易冷蔵庫)
3,027
1,170
保管用管理冷蔵庫の導入(R3果実保存用プレハブ冷蔵庫)
農研機構との連携事業○とっとり梨育種研究連携会議の開催
○農大生等の長期実践研修(インターンシップ)派遣
○果樹産地づくり(産地セミナーの開催等)
○共同研究可能性調査(梨栽培関連等)
2,064
2,030
合  計
5,091
3,200

3 鳥取ナシ育種研究サイトほ場等の整備状況

平成29年度 ほ場アクセス道の舗装・作業管理機械等の整備
    平成30年度 防蛾施設整備
    令和元年度 なし
    令和2年度 作業用運搬車

4 育種スケジュール(想定)

栽培管理作業・調査
時期
サイトほ場への育成苗の定植平成29年11月(236本)、平成30年10月(201本) 計437本
苗木の養成(整枝、せん定)平成30年〜令和2年
果実品質調査、有望系統の一次選抜
全国で系統適応性試験を行い品種登録
令和2年〜令和12年頃

5 参考(鳥取ナシ育種研究サイトの概要)

名称
農研機構果樹茶業研究部門 「鳥取ナシ育種研究サイト」
場所
県園芸試験場(本場内)
開所
平成29年4月7日
施設
以下施設を無償貸与(既存施設の活用)
(ほ場) 園芸試験場内ほ場(約20a)
(執務室) 園芸試験場内研究室
研究内容
盆前に収穫でき、黒星病に強い梨品種の育種
人員配置
2名(農研機構果樹茶部門職員が随時出張滞在する形であり、常駐ではない)
経費負担
ほ場管理に要する経費は農研機構果樹茶部門が負担
協定概要
○締結日 平成29年3月22日
○協定名 農研機構と鳥取県との梨づくり新時代を拓く包括連携協定
○協定のポイント
・鳥取ナシ育種研究サイトの設置(平成29年4月、園芸試験場内に設置)
・育種目標の設定(本県の要望により、盆前に収穫でき、黒星病に強い梨品種)
・連携事業の実施(農研機構は果樹生産者の技術向上や果樹農業後継者の知識・技能の習得等の取組に協力)
・経費負担(農研機構が品種育種業務経費を負担)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

○園芸試験場内に「鳥取ナシ育種研究サイト」を開設するとともに、梨新品種の育種ほ場を整備し、農研機構から提供された新品種の候補となる苗木を437本定植し管理を行っている。
〇県内果樹産地の人材育成等を目的に、農研機構(つくば)との連携による農業大学校学生等のインターンシップ実習や農研機構職員を講師としたセミナーを開催した。
(インターンシップ実績 平成29年3名(高校生)、平成30年3名(農大生、令和元年2名(農大生))
○令和2年度は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、農業大学校の学生のインターンシップ実習と農研機構職員を講師とするセミナーは中止予定。農研機構と連携して育種ほ場の管理は順調に推移し、本格的な果実品質調査も始まった。
〇令和3年度に向けて、果実品質調査する点数が急激に増加することから、プレハブ冷蔵庫を導入する。

これまでの取組に対する評価

〇計画どおり、園芸試験場内に「鳥取ナシ育種研究サイト」を開設し、新品種候補となる苗木等も順調に管理されている。

〇農研機構、県農林水産部、県内農業団体、教育委員会等と連携を図りながら、「鳥取ナシ育種研究サイト」開設を活用した各種取組を行うことができた。

財政課処理欄


 備品購入については、金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 3,200 691 0 0 0 0 0 200 2,309
要求額 5,091 1,619 0 0 0 0 0 200 3,272

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 4,243 1,195 0 0 0 0 0 200 2,848
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0