現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 農林水産部の路網整備推進事業
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

路網整備推進事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

農林水産部 県産材・林産振興課 − 

電話番号:0857-26-7254  E-mail:kensanzai-rinsan@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和3年度当初予算額 503,054千円 19,010千円 522,064千円 2.4人 0.0人 0.0人
令和3年度当初予算要求額 680,286千円 19,010千円 699,296千円 2.4人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 533,239千円 18,101千円 551,340千円 2.3人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:680,286千円  (前年度予算額 533,239千円)  財源:国庫、単県 

一般事業査定:計上   計上額:503,054千円

事業内容

1 事業の目的・概要

必要な造林、保育等の施業を効率的に行うために最も重要な基盤である路網整備を行う林業事業体等を支援し、機械化施業による低コスト林業を推進する。

2 主な事業内容

(1)路網の整備

    (ア)国交付金事業
(単位:千円)
区分
補助対象事業・補助対象経費
実施主体
県補助率
(上限額)
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
基幹的路網整備林業専用道(規格相当)の整備、森林作業道の整備、既設林道等の機能強化(改良、幅員拡張、法面保全、交通安全施設、舗装及び路面工等)都道府県、市町村、森林整備法人、選定経営体(1)林業専用道(規格相当)整備
・作設 定額(国費+県費上乗せ、平均地山傾斜により区分)
平均地山
傾斜
国費
県費
15度未満
23千円/m
23千円/m
15度以上
25度未満
25千円/m
3千円/m
28千円/m
25度以上
27千円/m
7千円/m
34千円/m

・補強 定額(国費)
(2)森林作業道整備
 定額(国費2,000円/m以内)
(3)機能強化
 国費 1/2
(4)附帯事務費
 国費 1/2以内
662,776
518,183
下記ア
    【前年度からの変更点】

    ア 林業専用道(規格相当)設計・技術検討会

     適正な路網計画及び設計ができる技術者を養成するため、国庫補助事業で作設を予定している路線に対して、線形、工法等につい

    て助言する場を設ける。


    (イ)単県事業

(単位:千円)
区分
補助対象事業・補助対象経費
実施主体
県補助率
(上限額)
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
森づくり作業道整備森林作業道の整備市町村、森林組合、(公財)造林公社、施業受託者、森林所有者等5/10(保安林間伐を実施するための整備は8/10)
17,510
13,760
    (2)鳥取式作業道講習会の開催
(単位:千円)
区分
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
鳥取式作業道講習会開催
1,296
令和2年度で終了

3 事業の背景・必要性

・戦後造林した木が利用期を迎えているが、材価が低迷する中で森林整備や木材利用を推進するため、平成19年度から「団地化」、「機械化」、「路網整備」を低コスト林業推進の重点施策として位置づけ、路網整備については、持続的な林業経営の基盤となる林業専用道(規格相当)及び森林作業道の構築を目的に事業を展開している。
    ・林業専用道(規格相当)及び森林作業道の開設延長の増加に伴い素材生産量が大幅に延びてきたところであるが、合板、バイオマス燃料用等の木材需要も年々増加していることから、素材供給能力を向上させるため、更なる路網整備の推進が必要となっている。
    ・一方で、施業地は奥地化しつつあり、地形条件が厳しく路網整備に要する経費が割高となっており、引き続き支援が必要となっている。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

〇事業目標
・木材生産基盤に不可欠な路網を整備し低コスト林業推進していく。

〇取組状況・改善点
・森づくり作業道整備
 単県事業による整備は、国庫補助事業で採択できないものを対象に支援している。

・鳥取式作業道の普及
 平成18年度から25年度までは、鳥取式作業道の開設技術を持つ者を認定する鳥取式作業道開設士養成講座を開催し、「鳥取式作業道開設士」を175名認定した。
 平成26年度以降は、技術者を養成する「鳥取式作業道開設士」の認定を廃止し、替わって、鳥取式作業道の基本を学ぶ講習会を実施している。

・林業専用道(規格相当)整備
 奥地急傾斜地の路網整備において、事業実施主体の負担を軽減するため、県費上乗せによる支援をR1年度から開始した。

これまでの取組に対する評価

〇森づくり作業道整備
・本事業による作業道の開設延長は年間10q以上に達している。
・森林所有者自身や森林管理をまかされている者による実施が多く、自律的な林業経営に一定の役割を果たしている。

〇鳥取式作業道の普及
・作業道開設技術の基本的な知識を持つものが増え、作業道による森林災害等の抑制に寄与している。
・現在、森づくり作業道のほとんどが鳥取式で開設されている。

〇林業専用道(規格相当)整備
・国庫補助事業の有効活用、県費上乗せによる支援により、着実に生産基盤に不可欠な路網整備が進んでいる。

工程表との関連

関連する政策内容

計画的な路網整備による生産基盤づくり、高性能林業機械等の導入による林業の低コスト化を進める。

関連する政策目標

年間の素材生産量増


財政課処理欄


 過去の執行状況を勘案し金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 533,239 472,964 0 0 0 0 0 0 60,275
要求額 680,286 594,493 0 0 0 0 0 0 85,793

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 503,054 436,808 0 0 0 0 0 0 66,246
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0