事業名:
とっとりの民工芸振興事業
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
商工労働部 販路拡大・輸出促進課 物産・民工芸振興担当
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
令和3年度当初予算額 |
4,595千円 |
6,337千円 |
10,932千円 |
0.8人 |
0.0人 |
0.0人 |
令和3年度当初予算要求額 |
4,895千円 |
6,337千円 |
11,232千円 |
0.8人 |
0.0人 |
0.0人 |
R2年度当初予算額 |
6,774千円 |
6,296千円 |
13,070千円 |
0.8人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:4,895千円 (前年度予算額 6,774千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:4,595千円
事業内容
1 事業の目的・概要
本県の重要な伝統産業である和紙、絣、郷土玩具、陶磁器、木竹工等の民工芸の魅力と価値を国内外に情報発信し、民工芸品の販路拡大を図り、併せて本県への観光誘客を図る。
2 主な事業内容
(単位:千円)
![](/icons/ecblank.gif) | 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 展示会開催 | 【概要】
県外都市圏での民工芸品と観光情報を一体化した展示会を実施する。特に、若手製作者の作品を積極的に取り上げ、新商品開発、後継者育成につなげる。
【ポイント】
情報発信力のあるセレクトショップを選定。直接会場に委託することで、バイヤーが直に工房訪問し、独自の目線で商品を選別することができる。これがターゲット客層への効果的な発信となり、店と製造者の継続取引にもつながる。
また、繰り返し実施することによりイメージの定着をはかる。
【R2 開催計画】
・国内 5件 1,400千円
・海外 1件 2,000千円
※感染拡大防止策をとりつつ開催し、適宜リモート在店等を実施する。 | 3,100 | 4,700 | 近年の民工芸ブームにより、一部の事業者は生産が追いつかず新規取引を断る状況であるため、展示会本数を減らし減額要求。
民工芸振興の別事業であるふるさと産業補助金での後継者育成支援による生産能力増強に力を入れたい。 |
2 | オンライン情報発信 | GoogleArts&Culture Made in Japan 「日本の匠」などを使用した情報発信、またはオンライン企画展を行う。
・GoogleArts&Culture Made in Japan 「日本の匠」
【実績】 計10件を配信中
・H28 「因州和紙」「弓浜絣」「鳥取県の民芸(牛ノ戸焼・鳥取民芸木工等)」「和傘」「郷土玩具」
・H29 「和太鼓」「鍛冶包丁」「鹿野すげ笠」
・H30 なし
・H31 「筒書き」、「若手木工職人」
・R3 「型染」を予定 | 600 | 600 | ![](/icons/ecblank.gif) |
3 | マスコミ誘致 | 【概要】
専門誌、生活情報誌、ウェブメディア等を誘致。記事掲載により民工芸品の販路拡大及び観光誘客を図る。
【実績】
山陰旅行第2版(H29)、チルチンびと(H29)、Hanako(H30)、Mamie Bougeインスタグラム(H30)、Lavie(R1) R2は1件 コロナ状況により保留
R3は1件2名程度を予定。 | 150 | 374 | ![](/icons/ecblank.gif) |
4 | 人材交流・育成事業 | 技術と市場調査の向上、人的交流を図るための若手民工芸事業者向けの研修会を開催する。 | 100 | 100 | ![](/icons/ecblank.gif) |
5 | その他(標準事務費対応) | ア 県内施設での民工芸品展示
・学校図書館等への民工芸品・パネル貸し出し
・公共施設での民工芸品・パネル展示
イ オンライン情報発信(愛用促進)
・とっとりの手仕事ホームページ、インスタグラムの管理運営 | 945 | 1000 | ![](/icons/ecblank.gif) |
合計 | 4,895 | 6,774 | ![](/icons/ecblank.gif) |
背景
大量生産・消費が大勢を占める現在において、民工芸業界は生産性が低く、衰退しつつあるが、一方で「手仕事」を取り入れたライフスタイルや、確かな技術に裏打ちされた質の高いものづくりが再評価されている。近年は、「民芸」の雑誌での特集、大手セレクトショップでの取扱いが増加し、若者中心に人気を呼んでおり、また、コロナ禍の「おうち時間」充実のための上質な生活の道具を求める傾向もあり、その中で鳥取の民工芸にも注目が集まっている。
鳥取の民芸を目指して直接工房に訪れる一般客が一定層あり、観光資源としても鳥取の民芸を支える必要がある。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)展示会開催
・R2は展示会を国内10件、海外1件実施予定。来場者数計約1万人。コロナ禍により県内店舗゚5件と協力してオンライン企画展を全国に向け実施した。
・目標:新規取扱及び継続取引工房の拡大。累計来場者1万人超。
(2)オンライン情報発信
・Google「日本の匠」には10件を登録済み。サイトは高画質及び2か国語対応で、外務省も日本の文化発信ツールとして利用している。
・鳥取の手仕事HPの更新、インスタ投稿を実施している。
・目標:週1回以上のインスタ投稿とフォロワー2千人超
(3) マスコミ誘致
・出版社を招聘し、旅費支援、情報提供、案内などの取材協力を行う。
・目標:1〜2件誘致
(4)人材交流・育成
・R1は工業デザイナーによる勉強会を開催し、商品開発能力向上を図った。
(5)公共施設・図書館展示
・県有施設で民工芸品を展示。
・学校及び市町村図書館へ民工芸品とパネルを貸出し。R1は8ヶ所。
これまでの取組に対する評価
(1)展示会開催
・展示会参加工房の継続取引、鳥取県のイメージ向上による観光誘客につながっている。
(2)オンライン情報発信
・「日本の匠」は上質なコンテンツとして評判が良い。インスタフォロワーは1400人。R1はとりネット「鳥取の手仕事」を広報課の予算を利用し構成を改修。R2は未掲載だった若手工房を順次追加している。
(3)マスコミ誘致
・全国誌に取り上げられ、県内外から問合せや発注があり、販路拡大、観光誘客につながっている。
(4)人材交流・育成
・若い職人が師から刺激を受けているほか、異業種交流で情報交換の機会となっている。
(5)公共施設・図書館展示
・県民の日、文化祭に合わせての貸出し希望が多く、鳥取の1つの特徴としての民工芸を周知する機会となっている。普段見ない鳥取の手仕事に触れる貴重な機会となっており司書に好評。地味で手間がかかるが続けるべき仕事である。
工程表との関連
関連する政策内容
伝統工芸産業の後継者育成、販路拡大
関連する政策目標
国内外への情報発信等を実施し、民工芸振興を図る
財政課処理欄
WEBコンテンツによる情報発信は、現在配信中の情報が十分効果を発揮しており、R2で終了とします。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
6,774 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6,774 |
要求額 |
4,895 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,895 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
4,595 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,595 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |