これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○子どもの居場所づくり事業
(事業目標)
子どもの貧困対策として、生活困窮世帯等だけでなく全ての世帯を対象とした子どもの居場所づくりの活動継続と拡充を図る。
(取組状況)
・子どもの居場所箇所数の増加
H27:3箇所 H28:14箇所 H29:31箇所 H30:45箇所 R1:51箇所
R2.10月:55箇所
・とっとり子どもの居場所ネットワークの取組
・こども食堂開設相談
・会員へ向けた情報発信(通信の発行、ホームページ管理)
・食材提供、寄附金分配
・こども食堂における文化芸術体験事業の推進
・食品衛生研修会、意見交換会の開催
○学習支援充実事業
(事業目標)
全ての子どもたちが経済環境等の問題によりあきらめることなく能力・適性に応じて希望する進路に進んでいくことができるよう、既存事業を活用しながら、生活困窮世帯やひとり親家庭の子ども等を対象として、学習指導のみならず生活支援も含めた学習支援事業の充実を図る。
(取組状況)
R2年度には、各市町村の福祉部局・教育部局担当者を訪問し(県社会教育課同行)、市町村の取組についてヒアリングを行うとともに、子どもの貧困対策(支援を要する子どもへの手立てや子どもの居場所支援等)のために部局を超えた連携の必要性について働きかけた。
これまでの取組に対する評価
○子どもの居場所づくり事業
・箇所数の増加とともに、実施市町と居場所の連携による取組の充実や、困難を抱える子どもや世帯へのアウトリーチ支援が図られてきている。
○とっとり子どもの居場所ネットワーク活動支援事業
・こども食堂に関する相談窓口として、こども食堂を開設したい・支援したいといった問い合わせへの対応を行ない、ネットワークの取組み拡大につながっている。
・例年実施している食品衛生についての研修会では、新型コロナウイルス感染症に関する内容も併せて実施し、運営団体の意識や取組の向上を図り、コロナ禍における活動を支援した。
・参加者が様々な体験をできる場とするために、募金を活用し、子どもの居場所での文化芸術体験事業を推進した。
○学習支援充実事業
・全19市町村において、子どもの貧困対策として活用可能な学習支援事業が実施されている。
・各市町村の地域事情等に応じて、既存事業を活用しながら、効果的な取組がされるために本補助制度が活用されている。(R2年度実績見込み:4市町村)