県有施設等の屋根に、県内民間企業(太陽光パネル販売事業者等)が太陽光発電設備を設置した場合に、発電電力全量の自家消費(当該県有施設等での消費)が可能な施設を抽出し、屋根貸し事業候補地を選定する。
調査結果で事業性のある県有施設について、県内事業者を対象に屋根貸し手法による太陽光発電設備を導入する。また、同手法による太陽光発電設備導入を市町村に横展開する。(令和4年度)
※自治体出資地域新電力 : (株)とっとり市民電力(鳥取市)、ローカルエナジー(株)(米子市)、南部だんだんエナジー(株)(南部町)
(1) 県有施設における自家消費型太陽光発電導入事業性調査
県立高等学校等の屋根において、太陽光発電設備の設置有利な場所の選定と施設の消費電力量から全量自家消費可能な施設の選定及び収支シミュレーションに係る調査委託費。
・調査対象施設(案):37施設(577棟) ※県立学校32校・社会教育施設3施設、鳥取産業体育館及び消防学校
・選定ポイント:施設において昼間の電力消費が多く、発電電力を全量自家消費ほか、日射状況、落雪による被害などを総合的に判断
・その他:固定荷重増による施設の構造検証及び設置方法検討に関しては、ビジネスモデルが成立する可能性案件を別途民間事業者が実施
(2) 下水処理施設における自家消費型太陽光発電導入事業性調査
農業集落排水処理施設の屋根において、太陽光発電設備の設置有利な場所の選定と施設の消費電力量から全量自家消費可能な施設の選定及び収支シミュレーションに係る調査委託費。
・調査対象施設(案):174施設(174棟)
・選定ポイント:施設において昼間の電力消費が多く、発電電力を全量自家消費ほか、日射状況、落雪による被害などを総合的に判断
・その他:固定荷重増による施設の構造検証及び設置方法検討に関しては、ビジネスモデルが成立する可能性案件を別途民間事業者が実施