これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・日本風景街道に認定されたR29新因幡ラインにおいて、景観を活かした地方創生、観光を促進するには、イベントだけでなく、静岡県で官民連携して取り組まれている景観を損ねる広告物の撤去・改修、ビューポイントから見える景観の整備など景観形成に向けた具体的な行動を盛り込んだ「景観形成行動計画」の策定など、市町村と連携した具体的なアクションが必要との指摘を議会から受けている。(平成30年11月、平成31年2月議会で福田議員より質問)
・これを受けて、新因幡ライン沿線の景観の保全・創出を官民連携で取り組むため、「新因幡ライン景観行政連絡会議」(事務局:東部地域振興事務所)が令和元年度に設立された。(令和元年度は4月、9月の2回開催)
<連絡会議構成員>
県(東部地域振興事務所(事務局)、緑豊かな自然課、住まいまちづくり課、八頭県土(国道482号道路管理者))
若桜町(賑わい創出課、農林建設課、伝統的建造物群保存推進室)、八頭町(企画課、産業観光課、建設課)
国交省鳥取河川国道事務所(国道29号管理者)
R29活性化委員会((株)遠藤農園)
・令和2年度は、両町、県、国土交通省等が連携して景観を改善する具体的な取り組みを行うため景観形成行動計画を策定しようとしているところ。
・令和2年9月12日には国土交通省青木副大臣の視察が行われ、同月26日には、行動計画策定の第1回ワーキングとして、景観まちづくりの専門家を招致して景観研修会と沿線の景観診断ワークショップを実施した。
これまでの取組に対する評価
国土交通省青木副大臣の視察や行動計画策定の第1回ワーキングとして実施した景観研修会や景観診断ワークショップにより、八頭町・若桜町が連携・協調して広域景観形成に取り組む機運が高まっている。行動計画策定をすすめ、これに基づく施策を実行し、良好な景観形成、観光促進や地域の活性化を実現するため、県の支援により、これらの取り組みを推進していく必要がある。