事業名:
境港市場お魚PR事業
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水産振興局 境港水産事務所 境港水産振興担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
令和3年度当初予算額 |
3,438千円 |
5,545千円 |
8,983千円 |
0.7人 |
0.0人 |
0.0人 |
令和3年度当初予算要求額 |
6,775千円 |
5,545千円 |
12,320千円 |
0.7人 |
0.0人 |
0.0人 |
R2年度当初予算額 |
4,117千円 |
5,509千円 |
9,626千円 |
0.7人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:6,775千円 (前年度予算額 4,117千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:3,438千円
事業内容
1 事業の目的・概要
(1)マグロ資源地域活用推進事業
日本有数の水揚量を誇る境港産クロマグロの認知度向上・消費拡大及び資源管理への取組姿勢を県内外へPRするための地域の幅広い関係者の連携による活動に対して支援を行う。
(2)境港お魚ガイド活動支援事業
専門ガイドによる境漁港見学ツアー及び各種魚食普及活動等を支援し、産地境港の知名度向上並びに水産物の消費拡大を図る。
(3)境港市場観光の外国人対応
通訳を招聘し、増加する外国人観光客や境港へ寄港するクルーズ船客に対して、境港市場のPRを試験的に行う。
(4)境港市場ブランド発信
境港市場のブランド発信を強化し、産地境港の知名度向上並びに水産物の単価アップを図る。
2 主な事業内容
(1)補助金 (単位:千円)
項目 | 補助金名 | 補助対象経費 | 実施主体 | 県補助率
(上限額) | 要求額 | 前年度
予算額 | 前年度からの変更点 |
マグロ資源地域活用推進事業 | 鳥取県マグロ資源地域活用推進事業費補助金 | 境港産クロマグロのPR及び資源管理などの情報を広く発信する活動に要する経費等 | 境港天然本マグロPR推進協議会 | 県1/3
市1/3
事業主体1/3 | 650 | 650 | なし |
境港お魚ガイド活動支援事業 | 境港お魚ガイド活動支援事業費補助金 | 境漁港見学ツアーの実施及び各種魚食普及活動(工場見学、料理教室、お魚検定等)を実施する専門ガイドの人件費、事務費等 | 一般社団法人境港水産振興協会 | 県4.5/10
市4.5/10
事業主体1/10 | 2,788 | 2,788 | なし |
合計 | 3,438 | 3,438 | |
(2)補助金以外
(単位:千円)
項目 | 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
境港市場観光の外国人対応 | 通訳の派遣 | 増加する外国人観光客、クルーズ船客の漁港見学ツアーに対応するため、試験的に通訳(英語、中国語、韓国語)を派遣する。 | 400 | 400 | なし |
境港市場ブランド発信 | 鳥取県営境港水産物地方卸売市場及び漁業紹介の改変映像の作成 | 鳥取県営境港水産物地方卸売市場及び漁業の紹介について現存する映像を改変し現在に合致したものを新たに作成する。 | 1,448 | 0 | 新規 |
PR活動に係る経費 | 鳥取県営境港水産物地方卸売市場から出荷される水産物の販売促進のため、ブランドタグ及びシンボルマークシール防水保護資材を作成し、水産物に取付・添付することで、売上向上を図る。 | 1,489 | 0 | 新規 |
合計 | 3,337 | 400 | |
背景・効果
項目 | 背景 | 効果 |
(1)境港クロマグロの知名度向上支援 | 境港にクロマグロを水揚げする大中型まき網では、マグロ類の資源管理のための国際機関WCPFC(中西部太平洋まぐろ類委員会)の勧告に基づいた資源管理を行っているが、乱獲であるとのマイナスイメージが先行し、資源管理の努力が世間に正しく理解されていない。そのため、漁業者の資源管理への積極的な取り組み姿勢とマグロ資源を大切に利活用している実情を産地から全国に向け発信していく必要がある。 | ・境港天然本マグロの認知度向上及び消費拡大
・資源管理に関する積極的な取組姿勢及び日本有数の生鮮クロマグロ水揚量をPR
・地域観光資源としての活用促進 |
(2)境漁港見学ツアー実施の助成 | 境漁港見学ツアーは、平成21年6月に「マグロ見学ツアー」として事業開始し、平成22年度からはマグロ漁期以外の期間にも実施している。 | ・魚食と観光の連携強化及び地域振興
・高度衛生管理型市場(令和元年6月に一部供用開始)のPR |
(3)境港市場観光の外国人対応 | 購買力のある外国人観光客を境港市場へ引き込むことで更なる地域の活性化に繋がると期待されており、高度衛生管理型市場を広くPRしていく必要がある。しかし、外国人観光客の漁港見学ツアー参加者に対応できる人手が不足している。 | ・購買力のある外国人観光客に対する境港水産物PR及び消費拡大
・境港の水産業と観光の連携強化 |
(4)境港市場ブランド発信 | コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛のため高級魚が売れない。
売上を上げるため他産地との差別化を図る必要がある。 | ・一般消費者への境港ブランドの認知度向上及び境港産水産物への価格反映 |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
事業目標
(1)マグロ資源地域活用の推進
(2)境漁港見学ツアーの充実
(3)境港市場ブランド発信の充実
取組状況
(1)マグロ資源地域活用推進事業
・平成22年3月1日に本協議会が発足
・一般公募によるロゴマークの選定、商標登録(平成22年度)
・第1回境港まぐろ感謝祭の開催(平成23年度〜)
・マグロレプリカの作製[県事業](平成23年度)
・市内の幼稚園・保育園で食育活動を実施(平成24年度〜)
・県外量販店でのPR販売、マグロ解体ショーを実施(平成24年度〜)
・ポスター、のぼり、ステッカー等のPRグッズ作成及び配布
・PR試食会、消費者との意見交換会
・マグロブロック販売促進チラシ作成(平成26年度)
・マグロPRビデオの作成[県事業](平成26年度)
・初セリ式及び関西での初水揚げ当日イベントの初開催(平成27年
度〜)
・首都圏でのPR販売・販路開拓を実施(平成29年度〜)
・マグロのレシピ本の作成(平成30年度)
<令和2年度>
・初セリ式を実施(5月31日)
・市内の幼稚園・保育園(6園)で食育活動を実施(6月19〜7月10日)
・関西の情報番組でのプレゼント企画によるPR(6月21日)
(2)境港お魚ガイド活動支援事業
境漁港見学ツアー過去の実績
年度 参加団体数 参加人数
21年度 14 271
22年度 56 495
23年度 194 1,014
24年度 123 763
25年度 165 1,323
26年度 97 1,364
27年度 126 1,253
28年度 104 1,051
29年度 106 925
30年度 190 1,059
令和元年度 181 1,323
2年度 13 44(10月末時点)
(3)境港市場観光の外国人対応
令和元年度
・9月16日「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」の乗客に対して、市場観光案内を試験的に実施。
・通訳を漁港見学ツアーに派遣し、水揚げ風景の見学、境港の水産のビデオを視聴。
これまでの取組に対する評価
(1)マグロ資源地域活用推進事業
・PRグッズの活用により小売・量販店で宣伝効果が向上している。
・マグロ感謝祭は約5,500人の来場があり知名度向上に繋がっている。
・マスコミからの取材も多く、反響が大きい。
・資源管理に関する積極的な情報発信も行っている。
・内臓の有効利用などにも取り組んでいる(魚醤、ボッタルガ)。一部飲食店では、内蔵を利用した料理開発を行っている。
・初セリ式、関西での初水揚げ当日イベントを開催し、効果的なPRとなっており、定番イベントとして徐々に認知されている。
・関西圏だけでなく、首都圏でのPRも実施し、より効果的なPRなっている。
・マグロPRリーフレットは、一般の方に資源管理についてわかりやすく解説している。
・作成したブロック販売促進チラシ、マグロPRビデオは、店頭PRで活用している。
・マグロを使った様々な料理のレシピを作成し、消費拡大を目指している。
(2)境港お魚ガイド活動支援事業
・お魚ガイドは観光客の受けが良く高評価。
・マスコミ関係からの取材や問い合わせが急増。
・参加範囲も山陰中心から関西、関東、九州、沖縄など全国的に拡大。
・さらなるPR及びツアー内容の充実が求められている。
(3)境港市場観光の外国人対応
クルーズ船の乗客に対する市場誘客手法の検討
・参加者した外国人観光客からは「漁船から魚を水揚げしている様子をはじめて見た。」と高評価。
・市場見学に興味を持つ人は多く、更なる市場PR効果が期待できる。
工程表との関連
関連する政策内容
親しまれる漁港・市場づくり(観光連携及び地域活性化の推進)
関連する政策目標
市場見学ツアーの充実
財政課処理欄
通訳の派遣費用は、外国人旅行者の状況を鑑み、必要に応じて枠内標準事務費により対応することとしてください。漁業紹介の映像更新については必要性に疑問があります。ブランドタグ等の作成については、他団体との役割分担や費用負担のあり方を再検討したうえで作成することとしてください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
4,117 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,117 |
要求額 |
6,775 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6,775 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
3,438 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3,438 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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別途 |
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