現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 子育て・人財局の鳥取県自然保育促進事業
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:民生費 項:児童福祉費 目:児童福祉総務費
事業名:

鳥取県自然保育促進事業

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子育て・人財局 子育て王国課 子育て王国推進担当 

電話番号:0857-26-7868  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和3年度当初予算額 23,652千円 4,753千円 28,405千円 0.6人 0.0人 0.0人
令和3年度当初予算要求額 27,949千円 4,753千円 32,702千円 0.6人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 26,048千円 4,722千円 30,770千円 0.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:27,949千円  (前年度予算額 26,048千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:23,652千円

事業内容

1 事業の目的・概要

近年、多様な保育・幼児教育が求められ、また、自然体験活動の大切さが見直される中、県土のうち約7割が森という本県の恵まれた環境を活かして、子どもたちの野外活動する機会の確保に向けて、「とっとり森・里山等自然保育認証制度」及び「保育所、幼稚園等とっとり自然保育認証制度」を推進する。

     併せて、自然体験活動に精通した保育従事者の育成等の取組の実施により、あらゆる子どもが、本県の豊かな自然の中で「遊びきる」機会を保証する環境を構築する。

2 主な事業内容

(1)とっとり森・里山等自然保育認証園への支援
(単位:千円)
補助金名
補助対象事業・補助対象経費
実施主体
県補助率
(上限額)
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
とっとり森・里山等自然保育事業費補助金
運営費の補助認証園の運営費を補助。「とっとり森・里山等自然保育認証制度」により認証された園の事業者県1/2
市町村任意
【補助基準】
1人当たり月額単価及び有資格者加算単価により、利用児童数に応じて補助
20,055
18,000
保育料軽減補助国による幼児教育・保育無償化対象外かつ以下の児童に係る保育料を軽減する認証園に対しその額を補助。
【対象児童】
・4月1日時点で3歳以上の児童
・4月1日時点で2歳である第3子以降の児童及び保護者と生計を一にする低所得世帯の第2子(第1子が認証園に在園する児童に限る)
県1/2、
市町村任意
【補助上限】
各園が軽減した額とし、各園が定める保育料の1/2又は1月あたり12,850円のいずれか低い額)
6,168
6,322
対象見込児童数の減
合計
26,223
24,322
    (2)保育所等が行う自然体験活動への支援
                                                                                            (単位:千円)
    細事業名
    内容
    要求額
    前年度予算額
    前年度からの変更点
    園の認証
    とっとり自然保育認証審議部会の開催とっとり自然保育認証制度の認証審査に当たり、子育て王国とっとり会議の部会である「とっとり自然保育認証審議部会」から意見を求める。
    [委員数]7名
    [回数]4回
    342
    342
    制度及び認証園の周知認証制度の周知及び認証園の取組についての周知を行う。
    118
    118
    保育所、幼稚園等とっとり自然保育認証園への支援
    自然に学び、遊びきれ、とりっこ事業補助金「保育所、幼稚園等とっとり自然保育認証制度」により認証された園が行う自然体験活動に必要な経費を補助(利用者が負担すべき経費は除く)する。
    [補助対象者]「保育所、幼稚園等とっとり自然保育認証制度」により認証された園の事業者
    [補助率]1/3、
    [対象事業費限度額]200千円(1施設あたり)
    1,000
    1,000
    自然体験活動に精通した保育従事者の育成
    自然保育研修会の開催自然保育の意義・効果についての理解を深め、自然体験活動のノウハウの共有やさらなる保育の充実を図るための研修会を開催する
    [回数]1回
    98
    98
    自然保育安全対策研修会の開催自然体験活動に精通した保育従事者を育成するため、安全管理に係る研修会を開催する。
    [回数]2回
    168
    168
    合計
    1,726
    1,726
                                                                                        

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・平成21年に智頭町で「森のようちえんまるたんぼう」が開設されて以降、東・西部において森のようちえんが広がりを見せていたが、実施形態が既存の保育所・幼稚園等の実施要件になじまず、継続的な公費助成を受けられないため、安定した運営することが困難なケースが多かった。
・このため、本県では、平成25年度に官民学の協働提案・連携推進事業として「森のようちえん認証制度の創設検討」が採択となり、森のようちえん関係者、大学教授、県・市町村などが一緒になって検討、平成27年3月に「とっとり森・里山等自然保育認証制度」を創設した。(平成27年度に6園、平成28年度に1園、平成29年度に1園認証)
・制度創設後、平成27年度より認証した園に対して運営費を助成、また、平成27年9月からは第3子以降の保育料軽減支援を、平成28年4月からは第1子と同時在園の場合の低所得世帯の第2子の保育料軽減支援を実施、令和元年10月からは国の幼児教育・保育料無償化に併せ、保育認定のない児童についても補助を実施している。

・また、平成26年度より、森のようちえん以外の野外保育・教育を定期的に行う保育施設等に対して、その経費の一部を助成しているほか、野外保育の担い手となる保育従事者を育成するための研修会を開催している。
・平成29年度からは保育所・幼稚園等が行う自然体験活動に対する認証制度を創設し、令和2年10月1日時点で25園認証した

これまでの取組に対する評価

・近年、多様な保育・幼児教育が求められ、自然体験活動の大切さが見直される中、県として、あらゆる子どもが鳥取県の「豊かな自然」で”遊びきる”機会を保証する環境を構築することは、子どもたちの心身の発達にも大変意義がある。
・森のようちえんの取組が県内外に発信されたことにより、こういった場所で子育てをしたいと望む保護者が増え、移住定住の促進などの効果がある。
・研修等を通して県内の保育従事者等が野外保育への理解を深めることにより、今後、幼児期の保育・教育の方法の一つとして、鳥取県の豊かな自然の活用が図られることに期待する。

財政課処理欄


 実績等を勘案し、金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 26,048 9,000 0 0 0 0 0 0 17,048
要求額 27,949 0 0 0 0 0 0 0 27,949

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 23,652 0 0 0 0 0 0 0 23,652
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0