1 事業の目的・概要
道の駅「犬挟」のトイレの洋式化及び基数を増やすことで、インバウンド対応・ユニバーサルデザイン対応を進め、誰でも利用しやすい環境整備を図ることにより、道路の利活用の促進、観光の発展を図る。
2 主な事業内容
既存の建物をできる限り利用し、増築および改修を行う。
・トイレ改修に係る詳細設計委託費 C=10,000千円
3 背景
道の駅は、平成5年度から全国で設置が進み、県内には17箇所の道の駅が設置された。そのうち県管理の道の駅は6箇所。
- 道の駅は、単なる道路利用者の休憩施設だけではなく、観光や地域コミュニティの拠点として地域に定着してきたが、近年、観光スタイルの多様化やインバウンド観光の成長など、新たな時代やニーズに対応するべく進化が求められており、立ち寄り型のスタイルから目的地へと変化している。
- 中部地方生活圏と岡山県真庭地方生活圏を相互に連絡する北条湯原道路の全線開通すれば、「犬挟」は沿線唯一の道の駅となる。
4 道の駅「犬挟」の機能向上を図る必要性について
・トイレの便器数が基準以下であり不足していることから観光バスが立ち寄らないため、増設が必要。
・旅行会社は「犬挟」のトイレの基数が少ないことがわかっているので、そもそも立ち寄らないようにしている。
・団体のバスが駐車する際、トイレの行列ができるため、その場で直接「トイレが少ない」という苦情を言われる。
・イベント(例:日本海駅伝、くらよし女子駅伝、里見県道大会等の大規模コンベンション)や団体旅行時は特に混雑し、苦 情を言われる。
・女性トイレ3器のうち2器が和式であり、女性客・高齢者・外国人らに不評。洋式化が必要。
・設置者である倉吉市がドッグランをR1に整備済。
・倉吉市引き続きが二輪駐車場の整備、犬に関係したイベント等を検討。
・県、市が連携して取り組む環境が整っている。(パートナー行政)