これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
◯人権施策基本方針において、個別人権分野課題の一つとして「性的マイノリティ(LGBT)の人権」掲げ、LGBTに関する支援相談員の人材育成を中心とした様々な取組を進める。
◯当事者の生きづらさを解決するための支援策として、当事者が気軽に立ち寄ることのできる「居場所づくり(コミュニティスペース)」などを進める。
<取組状況>
〇令和2年度の取組として、県及び市町村の担当者や人権相談員並びに医療関係者等を対象として研修を実施し、相談員及びファシリテーターの育成を行った。
<改善点>
◯県外視察等を通じ、LGBT当事者が集まりやすい環境として、当事者がいるかいないかで相談しやすい雰囲気や安心感が生まれることが分かった。よって、当事者を講師とした学習会を実施し、コミュニティスペースの認知度向上と安定した運営の定着を図る必要がある。
これまでの取組に対する評価
◯これまでの様々な啓発により、少しづつではあるが、周りに性的マイノリティの方がいるという人が増えてきており、一定の成果を上げている。(※R2人権意識調査速報値から)
◯人材育成研修において、参加者から「今後、当事者に寄り添い様々な場面で関わっていきたい」「研修で得たことを相談業務に生かしていきたい」など前向きな感想が多くあった。
◯今後のLGBT支援に向け、取組への参考となる県外視察等となった。