1 事業の目的・概要
地域において保育や子育て支援等の仕事に関心を持ち、保育や子育て支援分野の各事業等に従事することを希望する者に対し、多様な保育や子育て支援分野に関して必要な知識や技能等を修得するための全国共通の研修を実施することにより、これらの支援の担い手となる「子育て支援員」の養成を図る。
新型コロナウイルス感染症対策の観点から、感染した際のリスクが高い保育者等は集合させないこととし、令和4年度はEラーニング方式での実施とする。
市町村からの要望により、地域保育コース(地域型保育)について、年度の早期から実施すると共に年2回実施出来るようにするため、令和3年度内に契約を行う。
2 研修受講から認定までの流れ
○実施主体(都道府県・市町村等)に研修申込
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○研修受講:基本研修(8科目・8時間)+ 専門研修
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○修了証の発行
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○子育て支援員に認定
3 所要経費・積算内容
【要求額】 12,821千円 ※内訳:国費 6,410千円、県費 6,411千円
【補助率】国1/2、県1/2
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
本事業は、平成27年度から実施している。平成28年度からは、保育士等の配置基準の弾力化に伴い、地域保育コース(地域型保育)の受講者が増加している。
【専門研修修了者延べ人数】
・令和2年度 : 278名
・令和元年度 : 238名
・平成30年度: 338名
・平成29年度: 343名
・平成28年度: 292名
・平成27年度: 165名
これまでの取組に対する評価
本研修の修了者の多くが子育て支援現場で勤務しているようであり、「子育て支援員」の養成を図るという目的が順調に達せられている。