1 事業の目的・概要
事業実施主体である東京農工大学からの受託研究(日本中央競馬会畜産振興事業)が採択されたため補正するもの。
2 主な事業内容
牛の凍結精液の品質は人工授精の受胎率に多大な影響を及ぼす。しかし現在実施している精子の運動性・活力検査で合格したものでも受胎率の低い精液が存在する。そのため本事業では、環境要因によって変化し得るDNAメチル化状態のビッグデータを利用し、人工知能を用いた受胎性予測手法を開発する。
3 受託研究の概要
当場で繋養する種雄牛を対象として、精子運動測定装置(CASA)を用いた精子運動データの取得、および凍結精液の受精能や体外受精胚発生能、人工授精後の受胎データなどを取得する。