東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に合わせ、児童生徒のスポーツの意義や価値等に対する理解・関心の向上、国民の幼少期から高齢期まで(学校教育を含む)の生涯を通じたスポーツへの主体的な参画(「する」、「見る」、「支える」)の定着・拡大のため、国の委託事業を活用して学校におけるオリンピック・パラリンピック教育を実施する。
(教育内容)
○オリンピック・パラリンピックそのものについての学び
歴史、競技種目、アスリートの努力、オリンピック・パラリンピック精神、用具の工夫等
○オリンピック・パラリンピックを通じた学び
スポーツマンシップ、チャレンジや努力を尊ぶ態度、ルールの尊重、フェアプレー精神、他者の尊重、自己実現等
○次期学習指導要領(小学校 2020年全面実施)には、「オリンピック・パラリンピックに関する指導の充実については、児童の発達の段階に応じて、ルールやマナーを遵守することの大切さをはじめ、スポーツの意義や価値等に触れることができるよう、指導等の有り方について改善を図る。」と明記されるなど、全校種でオリンピック・パラリンピック教育の実施が求められている。
○東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、スポーツ庁は大会開催を契機に、オリンピック・パラリンピック教育の推進によるスポーツの価値や効果の再認識を通じ、国際的な視野を持って世界の平和に貢献できる人材を育成したい方針である。
○スポーツ庁は、各都道府県、政令指定都市において事業を展開し、当該地域内で広くオリンピック・パラリンピック教育を実施する方針である。
〇1年延期となったが、来年度も本事業は今年度と同等の規模で実施される見通しである。
○令和3年度は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催年に当たり、児童生徒にとってオリンピック・パラリンピックが身近に感じられる時期でもあり、鳥取県全体で機運を高める絶好の時期である。