事業名:
スクールソーシャルワーカー活用事業
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教育委員会 いじめ・不登校総合対策センター 指導担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
R3年度予算額(最終) |
54,655千円 |
6,337千円 |
62,691千円 |
0.8人 |
人 |
人 |
事業費
要求額:57,440千円 財源:単県、国1/3 追加:57,440千円
一般事業査定:計上 計上額:54,655千円
事業内容
1 事業の目的・概要
学校や家庭、地域など児童生徒を取り巻く環境の課題が複雑化しており、それらの課題への対応充実を図るため、社会福祉の専門的な知識や技能を有するスクールソーシャルワーカーの市町村教育委員会への配置を助成するとともに、県において関係者との連絡協議会や人材育成及び資質向上のための研修会を実施し、事業の充実を図る。また、スーパーバイザーを配置し、スクールソーシャルワーカーに対し適切な援助を行う。
2 主な事業内容
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | スクールソーシャルワーカー活用事業費補助金
【国1/3】 | スクールソーシャルワーカーを配置する市町村への補助金
【負担割合:国2/9、県4/9、市町村1/3】
R3配置予定:17市町村33名
(鳥取市は国からの直接補助のため除く) | 55,703
| 46,616 | 米子市2名増
倉吉市1名減 |
2 | スクールソーシャルワーカー育成研修【単県】 | スクールソーシャルワーカーの新規配置や配置拡充を求める市町村のニーズに対応できるよう、その活動に必要な社会福祉の知識や技能等を有する人材を育成する。
【年3回(1回2講座)】
※令和2年度は新型コロナ感染症のため開催を中止。 | 406 | 406 | |
3 | スクールソーシャルワーカー資質向上研修
【国1/3】 | スクールソーシャルワーカーの資質向上のための研修会及びスクールソーシャルワークの視点にたった学校体制づくりの構築を目的とした研修会を開催する。
【新任研修:年2回】
新任及び初任者(勤務年数1,2年)
【現任研修:年4回】
スクールソーシャルワーカーとして勤務している者 | 792 | 792 | |
4 | 連絡協議会の開催
【国1/3】 | 県教育委員会、市町村等関係機関及びスクールソーシャルワーカーで構成する連絡協議会を開催し、スクールソーシャルワーカー活用事業の効果的な実施と学校、家庭、地域との連携の在り方等について協議する。(年2回) | 224 | 224 | |
5 | スーパーバイザーの配置に伴う旅費等【国1/3】 | 各種研修の企画及び運営、対応困難な事例についての相談や適切な助言、事業実施自治体への巡回によるスクールソーシャルワーク活動全般への助言や支援等を行うため配置する、スーパーバイザーに要する旅費等。 | 224 | 274 | |
6 | 職員旅費 | | 91 | 100 | |
合計 | 57,440 | 48,412 | |
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背景
・本事業は、平成20年度から2年間の予定で国の調査研究事業(国10/10)として開始された。しかし、平成21年度は国の制度変更で補助事業(国1/3)となったため、暫定的に県が残りの2/3を負担し、平成20年度とほぼ同じ枠組みで実施する。
・平成22年度以降は、それぞれの実態に応じた運用を望む各市町村からの要望も踏まえ、事業主体が市町村となる間接補助形式で実施する。
・近年、不登校や問題行動等の原因が、児童生徒の心の課題とともに、学校や家庭、地域など児童生徒を取り巻く環境の課題が複雑に絡み合っているケースがあり、その対応方法や支援策が課題となっている。
・本県には、社会福祉士、精神保健福祉士を養成する機関がない。そのため、配置を計画しても採用できる者がいない、あるいは地域によっては不足している等の理由で事業規模を縮小する市町村もある。また、配置者の内、教員OBが約1/3(12名)を占めている現状もある。
・平成29年4月学校教育法施行規則が一部改正され、法令上にSSWが学校職員として位置づけられた。
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スクールソーシャルワーカーの職務内容
(1)ケース会議のための事前調整やケースのアセスメントと課題解決に向けてのプランニングへの支援
(2)様々な課題を抱える児童生徒と児童生徒が置かれた環境への働きかけ
(3)関係機関とのネットワークの構築、連携・調整
(4)困難事例や自然災害、突発的な事件・事故が発生した際の援助
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これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〔事業目標〕
様々な背景を持つ児童生徒が抱える課題に対し、福祉の専門知識等を有するSSWを活用した対応の充実を図る。
・SSWの市町村教育委員会への配置を助成する。
・関係者との連絡協議会や人材育成及び資質向上のための研修会を実施する。
・スーパーバイザーを配置し、SSWに対して適切な援助を実施する。
〔取組状況〕
上記目標を実施したうえでのSSWの活動により、学校と関係機関との連携体制及び教職員等にもスクールソーシャルワークの考え方や視点の理解が進み、浸透につながっている。
〔改善点〕
スクールソーシャルワーカースーパーバイザーの勤務時間数増により、
・市町村配置のSSW、県立学校配置のSSWに対して、より効果的に丁寧な助言等を行う。
・SSWのみならず、配置している市町村教育委員会担当者等への助言により、地域で子どもたちを見守る素地づくりを目指す。
これまでの取組に対する評価
○児童生徒の課題解決には家庭環境にも支援を広げていく必要があり、スクールソーシャルワーカーの存在は大変重要である。
○スクールソーシャルワーカーの活動により、学校と関係機関との連携体制及び教職員にもスクールソーシャルワークの考え方が理解されつつある。
○平成26年度から開催している「SSW育成研修」により、有資格者(社会福祉士及び精神保健福祉士)の採用がある。
*平成28年度5名、平成30年度2名、令和元年度なし。
○学校において、スクールソーシャルワーカーの活用等を含めた教育相談体制をさらに充実させる必要がある。
〇スーパーバイザーの勤務が令和2年度から週25時間(前年度まで週20時間)となり、深刻な事例等への助言もしっかりとできるようになった。
財政課処理欄
スクールソーシャルワーカーの配置に係る市町村補助については、今後、計画の範囲内で予算要求してください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
既査定額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
保留要求額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
復活要求額 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
追加要求額 |
57,440 |
18,971 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
38,469 |
保留・復活・追加 要求額 |
57,440 |
18,971 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
38,469 |
要求総額 |
57,440 |
18,971 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
38,469 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
54,655 |
18,042 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
36,613 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |