事業名:
農業における花粉媒介昆虫等の積極的利活用技術の開発
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農林水産部 園芸試験場 環境研究室
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
令和3年度当初予算額 |
1,093千円 |
4,811千円 |
5,904千円 |
0.5人 |
0.3人 |
0.0人 |
令和3年度当初予算要求額 |
1,093千円 |
4,811千円 |
5,904千円 |
0.5人 |
0.3人 |
0.0人 |
R2年度当初予算額 |
1,215千円 |
4,771千円 |
5,986千円 |
0.5人 |
0.3人 |
0.0人 |
事業費
要求額:1,093千円 (前年度予算額 1,215千円) 財源:その他(受託費)
一般事業査定:計上 計上額:1,093千円
事業内容
1 事業の目的・概要
(1)ナシの自家和合性品種と不和合成品種の混植試験は、本県のオリジナル品種を用いており、独自で検討する必要がある。
(2)ナシの混植栽培の実用化には、受粉の実態、花粉媒介昆虫に関する実態把握が不可欠である。
(3)ナシの花粉媒介昆虫については、これまで詳細な調査は行われておらず、利用可能な知見は無い。
(4)事業は、大学、国の独立行政法人、他県等も参画して行われるので、それらで得られた情報も活用できる。
2 主な事業内容
(1)ナシ自家和合性品種と不和合性品種の混植による自然受粉栽培技術の検討
(2)ナシの花粉媒介昆虫相の解明と送粉効率の高い昆虫の探索および評価
(3)訪花昆虫調査マニュアル(仮題)作成
3 これまでの成果
(1)秋甘泉との列混植により、新甘泉の人工受粉を行わなくても受粉が可能であった。
(2)混植する場合の隣接樹との実用的な距離が概ね明らかになった。
(3)自然受粉では変形果が多くなりやすい傾向があることが明らかになった。
(4)自然受粉による結実率は、地域間差があることが明らかとなった。
(5)人工授粉対比で自然受粉栽培の特徴が明らかになりつつある。
(6)鳥取県において、訪花する昆虫種は、ミツバチ類、ヒメハナバチ類、コハナバチ類、ハナバエ類、ハナアブ類が多いことが明らかとなった。
4 令和3年度予算要求額内訳(単位:千円)
内容 | 要求額 |
旅費 | 40 |
栽培資材・試験資材購入費等 | 933 |
役務費 | 120 |
合計 | 1,093 |
5 年次別事業内容及び事業費
年度 | 事業費(R3は見込み) | 事業内容 |
H30 | 1,500 | 混植による栽培技術の検討、花粉媒介昆虫相の解明と探索評価 |
R1 | 1,350 | 混植による栽培技術の検討、花粉媒介昆虫相の解明と探索評価 |
2 | 1,215 | 混植による栽培技術の検討、花粉媒介昆虫相の解明と探索評価、課題のとりまとめ |
3 | 1,093 | 混植による栽培技術の検討、花粉媒介昆虫相の解明と探索評価、課題のとりまとめ |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・鳥取県におけるナシ自然受粉栽培法の特徴を明らかにする。
・ナシ自家和合性品種と不和合性品種の混植について検討しているが、受粉がどのようにして行われているのかは未解明であった。
・自然受粉は、虫媒の寄与が高いことが明らかとなった。
・本事業(農水プロジェクト受託事業)の出口の一つにマニュアル化が示された。
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
・これまで他県等でも検討されていない内容がほとんどであり、他県等とは栽培品種、環境条件が異なることから本県で取り組む必要がある。
・栽培部門と一体となって事業を実施すること、共同研究により知識の集積が期待される。
<農林水産省における研究開発評価(平成30年3月本プロジェクト研究の中間評価)>
・A評価であった。
参考(中間評価基準)
S:研究制度は予想以上の成果をあげており、高く評価できる。
A:研究制度は適切に運営・管理されており、継続することは妥当である。
B:研究制度の見直しが必要である。
C:研究制度は中止すべき又は、継続する場合は、抜本的な見直しが必要である。
工程表との関連
関連する政策内容
園芸品目の高品質・低コスト・安定生産技術の開発
関連する政策目標
財政課処理欄
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
1,215 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,215 |
0 |
要求額 |
1,093 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,093 |
0 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
1,093 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,093 |
0 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |