これまでの取組と成果
これまでの取組状況
ナシ作り新時代を拓く新品種の栽培技術の確立(H26〜30)、鳥取のナシ産地再生に向けた画期的栽培技術の確立(H26〜30)、ナシの気候変動に適応した生産技術の確立(H26〜30)、そして本事業の試験課題の中で、新品種の特性解明、省力管理法、霜害対策などの試験を行い、平成26年以降の6年間で、普及に移す技術2課題、参考情報23課題を発表した。
これまでの取組に対する評価
<H30年度の外部評価(中間)の結果>
評点:12.1 判定:◎
(評点10以下は再考)
委員の主な意見
・鳥取県の代表的な農産物であり、総合的な研究推進に期待します。
・安定供給と面積の維持の力になれるような研究に期待します。
・機械化とともに、営農者(特に新規)のやる気を意識した試験研究を望みたい。若い人には年間のスケジュール(兼業も含めた)が大事なので。
・V字棚式ジョイント栽培はメリット、デメリットを明確にして提案すべきと思う。そして、デメリットを減らす工夫を研究してほしい。
・生産者側の研究だが、消費者側の需要内容も検討し、課題の一つとしては。
・なつひめの環状はく皮処理もよいが、処理しないで8月下旬収穫し、二十世紀のジベ処理を止めて、9月上旬に収穫期を迎えれば、本当においしい二十世紀梨になると思う。
・V字棚ジョイントと従来の平棚ジョイントのメリット、デメリット(V形はかえって非効率になるのでは・・・)の比較を明確にした上で、V字ジョイントの問題の整理とその解決策を研究してほしい。←(機械化を前提しているが、かなりの経費も必要であり、限界があるのではないか)
・優良園の維持が栽培技術の確立の項目に上がっているが、栽培農家の減少高齢化が進む中、具体的なターゲットおよび管理体制の確立が急務であると思う。