JA等が主体となり、梨やイチゴといった高収益品目の園芸団地を戦略的に整備して、産地活性化の拠点とする。特に、新規就農者や定年退職者等の多様な担い手の参入を促すために、低コストな施設整備及び効果的な募集・PRを一体的に行う。
本年度は令和元年度に整備を開始した団地1件について引き続き整備の支援を行う。
<戦略的スーパー園芸団地>
耕作放棄地となっている果樹園をリノベーションし、鳥取県育成新品種を主体とした梨の園芸団地を戦略的に整備し産地活性化を拠点にするとともに新規就農者や定年退職者等の多様な担い手の参入を促すために、生産施設の整備及び効果的な募集・宣伝広告や参入後の新規就農者等への支援を一体的に行うもの。
・H28年度は、イチゴと梨について団地の整備を行ってきた。
・イチゴについては、北栄町とJA鳥取中央が出資して「株式会社北栄ドリーム農場」を設立し、「戦略的スーパー園芸団地整備事業(スーパーイチゴ団地整備事業)」により、高設栽培ハウス7棟(約24a)等を導入し、H28年9月上旬より栽培を開始した。
・梨については、湯梨浜町山田谷団地内および北栄町曲団地内にある耕作放棄された果樹園を再整備するとともに、それぞれの団地に4名の入植者が決定した。
・平成28年よりほ場整備に取り掛かった山田谷団地はH30年4月から栽培を開始し、R2年から収穫開始。H29年よりほ場整備を行っている曲団地はR3年度から収穫予定。。
・さらにR元年度より新たに八頭町郡家地区において団地整備を開始した。