これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>本県特産園芸作物において問題となる病害虫等に対して農薬登録を促進する。
<取り組み状況>
・平成10年度から継続実施している。
・果樹では、ナシ、ブドウ、カキ、ウメの病害虫に対する防除効果の高い新規有効薬剤が明らかになっている。
・野菜ではスイカ、ネギ、ブロッコリー、ラッキョウ、ナガイモ、メロン、トマトの病害虫に対する防除効果の高い新規有効薬剤が明らかになっている。
<改善点>
・微生物、天敵等を利用した環境にやさしい農薬について、積極的に取り組む。
・各病害虫に関する試験方法は、常に改善検討している。
これまでの取組に対する評価
<外部評価>
本県特産園芸作物であるナシ、ブドウ、カキ、ウメ、スイカ、ネギ、ブロッコリー、ラッキョウ、ナガイモ、メロン、トマト等において、防除効果の高かった薬剤を防除暦、防除指針等に記載し、生産者や指導者に利用されている。
<自己分析>
・化学農薬に代わる病害虫防除技術についても他の事業で検討しているが、これまで確立された技術は限られており、現在でも果樹・野菜の高品質・生産安定には化学農薬が不可欠である。
・実際に、これまで明らかになった有効薬剤は現地で広く利用されている。
・今後の園芸作物の病害虫防除では、農薬代替技術と化学農薬をうまく組み合わせた防除体系を組み立てることが重要である。