| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 感染症危機管理体制整備事業【一部国費】 | 感染症が発生した場合の迅速な対応を可能とするため、国や近隣自治体、医療機関などの関係機関と連繋し、感染症発生時の危機管理体制を平常時から整備する。
●感染症対策協議会の運営(国1/2)
●感染症診査協議会の運営
●感染症危機管理・予防ネットワーク事業
●研修・訓練事業
●普及啓発活動
●近県等との対策連絡会議 | 2,035千円 | 2,038千円 | 特になし |
2 | 感染症発生動向調査事業【一部国費】 | 県は医療機関と協力し、感染症発生状況の把握、感染症の流行を予測するための調査を行う。また、感染症発生時は感染源の調査や病原体の検査を行い、感染拡大防止や適切な医療の提供に役立てる。
●感染症発生動向調査(国1/2)
●備品購入費(国1/2)
安全キャビネット(衛生環境研究所の検査備品)
●感染症流行予測調査(国10/10)
●特定感染症等検査事業費(HTLV-1検査・国1/2)
HTLV-1…ヒトT細胞白血病ウイルス | 29,030千円 | 12,252千円 | ・備品購入(衛生環境研究所安全キャビネット) |
3 | 感染症予防事業
【一部国費】 | 県が指定する第一種及び第二種感染症指定医療機関の設置者に対して施設運営費を助成することにより、指定医療機関の円滑
な運営を促進する。また、感染症患者に対して医療費を助成することにより、安心して医療の提供を受けられることとする。
●感染症指定医療機関への運営費助成(国1/2)
●感染症患者への医療費公費負担等(国3/4・県費)
●感染症の発生・まん延防止のため市町村が実施する防疫対策(消毒、ねずみ族・昆虫等の駆除等)への助成(国1/2)
●県が実施する防疫対策費用(国1/2) | 18,309千円 | 17,521千円 | 特になし |
4 | 寄附講座「臨床感染症学講座」【地方創生臨時交付金を充当を想定】 | 県内の感染症対策に貢献する専門的知識を有した人材育成及び教育・研究等のため、鳥取大学医学部に設置する「臨床感染症学講座」設置に対して、寄付を行う。
【業務内容】
●専門的知識を有する人材の育成
医学生を対象としたカリキュラムと病院実習のほか初期研修医教育、感染症専門医を目指す専門医教育を行う。
●教育・研究の推進、病原体等の検査の能力の 向上及び技術開発
新型コロナウイルスのような、新たな感染症や結核等の再び注目されている感染症に対する新しい診断技術の開発を行う。
●感染症診療・対策、医療支援等、地域医療向 上への寄与
感染症の診療、対策等を随時行うとともに、県内感染症指定医療機関に対して助言指導のための医師派遣を実施や、医療関係者を対象とした県内の感染教育等を行う。
●感染症に関する公開講座等広報活動
●その他感染症に関する活動等 | 35,000千円 | 3,167千円 | ・R2年度の感染症診療機能強化事業(感染症指定医療機関における感染症患者受入体制の助言・指導や医療関係者を対象とした研修会)については、寄附講座において組み替えて実施する。 |
5 | 麻しん・風しん対策事業
【一部国費】 | 麻しん、風しん感染予防のため、抗体検査やワクチン接種の啓発を行い、保健所や医療機関における抗体検査費用負担やワクチン接種費用助成を行っていく。
●麻しん・風しん排除対策の推進(国1/2)
●風しん抗体検査(国1/2・県費)
●風しんワクチン接種費用助成(県費)
●麻しん・風しん啓発費(県費) | 8,663千円 | 8,663千円 | 特になし |
6 | 動物由来感染症対策事業
【一部国費】 | ダニ・蚊等媒介感染症(日本紅斑熱、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)、デング熱等)や狂犬病、鳥インフルエンザなど、近年注目を集めている動物に由来する感染症発生へ備えるための事業
●県内マダニ等のSFTSウイルスの保有状況調査(国1/2)
●普及啓発
●発生時の検討会等の開催 | 1,655千円 | 64千円 | ・【新規】県内マダニ等のSFTSウイルスの保有状況調査(鳥取大学への委託)
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合計 | 94,692千円 | 43,705千円 | |
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