事業名:
薬剤師確保対策促進事業
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
福祉保健部 医療・保険課 薬事担当
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
令和3年度当初予算額 |
1,906千円 |
2,376千円 |
4,282千円 |
0.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
令和3年度当初予算要求額 |
2,825千円 |
2,376千円 |
5,201千円 |
0.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
R2年度当初予算額 |
1,906千円 |
2,361千円 |
4,267千円 |
0.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:2,825千円 (前年度予算額 1,906千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:1,906千円
事業内容
1 事業の目的・概要
在宅医療の推進、病院での業務多忙化により、薬剤師の求人が増加しているが、薬剤師の都市部への偏在等により県内での薬剤師の不足が続いていることから、県薬剤師会と連携して薬剤師確保対策を講じ、県内の薬剤師確保を推進する。
薬学生に、県内の病院・薬局等を知る機会や県内で働く薬剤師と直接話をする機会などを提供することは、県内就業の具体的イメージができ、就業を後押しすることにつながることから、こうした取組を継続的に実施する。
また、高校生やその関係者を対象に、薬剤師の業務や薬学部での学びについて情報を提供し、薬学部への関心を高める取組も継続して実施する。
2 主な事業内容
(1)薬剤師確保対策促進事業補助金
(単位:千円)
| 補助金名 | 補助対象事業・補助対象経費 | 実施主体 | 県補助率
(上限額) | 要求額 | 前年度6月補正後予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 薬剤師確保対策促進事業補助金 | ■薬学部設置大学の就職ガイダンスへの参加
■薬剤師募集の広報・チラシ等作成・配布
■未就業者登録・マッチング事業、復職支援プログラムの実施
■薬学生インターンシップ受入
■高校生・保護者・高校教員向けセミナーの開催(平成27年度から)
■薬剤師確保に向けた検討会の開催(平成29年度から)
■薬学生実務実習受入促進事業(平成30年度から) | (一社)鳥取県薬剤師会 | 補助率:2分の1(600千円) | 600 | 600 | 特になし |
合計 | 600 | 600 | |
<詳細>
高校生・保護者・高校教員向けセミナー
鳥取県内の高校生やその関係者に対して、薬剤師の魅力やキャンパスライフ、学費などについて広く知ってもらい、薬学部への興味や進学意欲を高める。平成30年度から県内2箇所で開催。
・大学薬学部から職員を招き、模擬授業やキャンパスライフについて紹介・解説。
・県内の様々な職場で働く若手薬剤師から、仕事のやりがい等の紹介。
・各薬学部から入学案内等の提供を受け、資料として提供。
(2)薬学生インターンシップの実施(夏期・春期) 要求額:905千円(658千円)
全国の薬学生を対象に、県内での就業体験(病院・薬局・行政等)や県内薬剤師との意見交換を通して、卒業後の進路検討の参考としてもらうとともに、県内就業の促進を図る。
ア サマーインターンシップ
事業費 | 453千円(329千円)
〇参加者(県外)の交通費(薬学部通学居所〜最初の研修施設の最寄り駅間) |
開始年度 | 平成26年度 |
実施主体 | 鳥取県 |
事業内容 | 鳥取県薬剤師会や鳥取県病院薬剤師会と連携し、全国の薬学生を対象として、夏季休暇中の3日間で、次のような薬剤師の職場体験や交流会を行い、鳥取県に就業する意識の醸成を図るもの。
・薬剤師業務の実地研修(見学、体験等)
・交流会(研修終了後に実施、東・西部地区2か所で実施) |
<詳細>
実施施設 | 鳥取県内の病院、調剤薬局、行政機関 |
実施場所 | 参加者が希望する病院、調剤薬局、行政機関 |
日程 | 8月中旬の3日間(夏季休暇中に実施)
(平成29年度までは2日間) |
役割分担 | <県>
参加募集、参加申込受付、参加希望者・病院等との連絡調整、交流会設定、実施広報
<病院・調剤薬局>
研修実施、交流会での意見交換への参加、県への報告 |
実績 | <令和元年度実績>
薬学生参加者:19名
受入施設:15ヶ所(病院:7、薬局:6、行政:2)
参加者は、1〜3ヶ所ずつ体験し、好評であった。
※令和2年度は新型コロナウイルス感染症発生の影響により開催見合わせ。 |
イ スプリングインターンシップ
事業費 | 452千円(329千円)
〇参加者(県外)の交通費(薬学部通学居所〜最初の研修施設の最寄り駅間) |
開始年度 | 平成30年度 |
実施主体 | 鳥取県 |
事業内容 | 鳥取県薬剤師会や鳥取県病院薬剤師会と連携し、全国の薬学生を対象として、冬〜春期休暇中に短期間(1〜5日間程度)の薬剤師の職場体験を行い、鳥取県に就業する意識の醸成を図るもの。 |
<詳細>
実施施設 | 鳥取県内の病院、調剤薬局 |
実施場所 | 参加者が希望する病院、調剤薬局 |
日程 | 2月下旬〜3月下旬
(学生の希望日数に応じる)(最大5日間) |
役割分担 | <県>
参加募集、参加申込受付、参加希望者・病院等との連絡調整、実施広報
<病院・調剤薬局>
研修実施、県への報告 |
実績 | <令和元年度>
薬学生参加者:7名
受入施設:7ヶ所(病院:5、薬局:2)
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため一部の施設が受入中止。 |
(3)インターネット広告業務委託 要求額:1,320千円(648千円)
IJUターン就職につながるイターンシップ等についての情報を周知するため、SNSを通してターゲット広告を行う。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
鳥取県内の病院・薬局等における薬剤師の不足感を解消するため、薬剤師確保対策促進のための取組を行う。
鳥取県薬剤師会において薬学部設置の大学に求人情報提供及び無料職業紹介所「社団法人鳥取県薬剤師会薬剤師無料職業紹介所」を平成12年11月から開設し、就職先を紹介している。
平成24年度から鳥取県薬剤師会に対して補助金を交付し、薬剤師会と連携しながら各種事業に取り組んでいる。
また平成26年度からは、全国の薬学生を対象とした薬学生サマーセミナーを、平成27年度からは県内の高校生を対象とした高校生セミナーを開催し、薬剤師の確保に取り組んでいる。
これまでの取組に対する評価
本取組を実施して5年が経過したが、各種事業に参加した者が本県に就業するケースも見られている。
また、県内の薬剤師数の増加数も増えており、令和2年度に実施した薬剤師需要数調査においても需要数の減少が見られるなど、本事業の効果も少しずつみられていると思われる。
一方、全国的にも地方都市を中心に薬剤師は不足しており、高校生や薬学生を対象として中長期的な目線で、事業を継続していく必要がある。
財政課処理欄
インターンシップに係る経費は実績を勘案し金額を精査しました。また、インターネット広告業務委託は前年同額としますので、予算の範囲内で実施してください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
1,906 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,906 |
要求額 |
2,825 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2,825 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
1,906 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1,906 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |