現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 交流人口拡大本部のサイクリストの聖地鳥取県整備事業(サイクルツーリズム推進事業)
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

サイクリストの聖地鳥取県整備事業(サイクルツーリズム推進事業)

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交流人口拡大本部 観光戦略課 ニューツーリズム・受入環境整備担当 

電話番号:0857-26-7239  E-mail:kankou@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和3年度当初予算額 33,876千円 7,129千円 41,005千円 0.9人 0.0人 0.0人
令和3年度当初予算要求額 54,176千円 7,129千円 61,305千円 0.9人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 35,236千円 7,083千円 42,319千円 0.9人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:54,176千円  (前年度予算額 35,236千円)  財源:単県 

一般事業査定:一部計上   計上額:29,483千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 県内外のサイクリストに鳥取県で安心快適にサイクルツーリズムを楽しんでいただくとともに、県内サイクリングルート等のナショナルサイクルルート指定を目指すため、サイクリスト受入環境の整備を行う。

     また、鳥取うみなみロード等県内サイクリングルートの観光活用、県内サイクルツーリズム推進の気運醸成を図るため、県内サイクリングルート、サイクリスト支援体制等の情報発信を行うとともに、サイクリングイベントを実施する。

2 事業内容

<新規・拡充事業>
(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度
予算額
備考
サイクリスト支援体制の整備(1)県内でのサイクリングを安心・快適に楽しんでもらうためのサイクリスト支援体制(ダイジョウブシステム等)の維持、拡充を図る。
(2)サイクリストに優しい宿の認定(基準を満たした施設への認定証の付与)
1,500
1,500
【拡充】
サイクリストに優しい宿の認定
宿泊施設魅力アップ事業補助金(サイクリストの聖地推進事業)自転車を館内(ロビー、客室、倉庫等)で保管、メンテナンスするための施設改修、備品購入、宿泊者向けレンタサイクル(備品類含む)の購入経費
    実施主体:宿泊施設
    補助率(上限):2/3(1,000千円)
3,000
0
【拡充】
  • 補助率1/2⇒2/3に引上げ
  • レンタサイクル購入経費を追加
サイクリングツアーガイド養成 県内サイクリングガイドの養成に向けて、座学とサイクリング(試走)しながらの現地講習を行う。
2,200
0
新規
OTAを活用したサイクリング観光誘客 OTA(じゃらん)を活用し、サイクリスト向けの宿泊プランを造成し、クーポンを発行して誘客促進する。
4,000
0
新規
ニューツーリズム普及促進支援補助金(サイクルツーリズム推進型)サイクリングを活用した観光メニューの造成に要する経費
    実施主体:民間事業者(観光協会等、民間事業者で構成する団体含む)
    補助率(上限):2/3(1,000千円)
3,000
0
ニューツーリズム補助金にサイクルツーリズム専用枠を設定する
県サイクリングポータルサイト県内サイクリング情報をまとめたホームページを作成する(外部委託)。
2,000
0
新規
鳥取うみなみロード開通記念イベント・キャンペーンの実施開通記念行事の開催
    ※実施にあたっては新型コロナの感染状況を踏まえ、効果的な時期を検討し実施する。
8,000
8,000
R2はコロナ禍で中止
新規周遊ルートの開発東部周遊ルート(若桜〜八頭〜智頭)の路面標示等の整備
  • 路面標示の設置(49箇所)
  • 注意喚起看板の設置(1箇所)
11,933
0
R2年度にコース設定もの
合計
35,633
9,500
    <継続事業>
    (1)サイクルツーリズムの全県展開
(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度
予算額
前年度からの
変更点
サイクリングルートの整備 鳥取河原自転車道をロードバイクを念頭に、安心・快適に走行できる状態に戻すための修繕を行う。(3か年計画の2年目)
4,800
5,000
新規周遊ルート開設によるマップ改定新規ルート追加による県サイクリングマップの改訂
  • 東部マップ(東部周遊ルート)
  • 中部マップ(WMGレガシールート)
  • 西部マップ(日野川周回ルート・だいせん山の手ルート)
1,600
0
ジャパンエコトラック第1号認定ルートの活用
  • 東部周遊ルート(若桜〜八頭〜智頭)分のマップ改訂
  • マップ配架
3,393
283
合計
9,793
5,283
補助金名
補助対象事業
補助対象経費
実施主体
県補助率
(上限額)
要求額
前年度
予算額
前年度からの
変更点
サイクルトレイン・サイクルバス普及推進事業補助金自転車と公共交通機関(鉄道又はバス)を組み合わせたイベント開催経費民間団体等
定額
(250千円)
750
500
サイクリングイベント(スポーツ用自転車レンタル)支援事業補助金イベント参加者へのスポーツ用自転車の貸出しに要する経費サイクリングイベントの主催者
1/2
(200千円)
1,000
1,000
レンタサイクル拠点整備事業補助金自転車の貸出事業に要する備品類の購入、拠点の整備に要する経費市町村、観光協会等(観光の振興を目的として、複数の観光関係の事業で構成される団体)
1/2
(1,000千円)
3,000
0
【要件見直し】
  • 購入最低台数10台⇒5台に緩和(eバイクの場合は1台で可)
  • 実施主体に観光協会等を追加
合計
4,750
1,500
    (2)広域連携
    細事業名
    内容
    要求額
    前年度
    予算額
    前年度からの変更点
    中国地方知事会広域連携部会サイクリング部会 広域サイクリングマップ改訂、イベントへの共同出展、情報発信、その他相互誘客施策
    1,000
    1,000
    合計
    1,000
    1,000
    (3)情報発信
    細事業名
    内容
    要求額
    前年度
    予算額
    前年度からの変更点
    雑誌掲載 専門誌等で鳥取県のサイクリングの魅力を情報発信し、認知度向上を図る。
    3,000
    3,000
    合計
    3,000
    3,000

    【R2年度で終了の事業】
    • 東部・中部ルート試走・コース設定 (260千円)
    • 夢みなとタワーサイクリングターミナルの整備 (2,000千円)
    • 日野川周回ルート(仮称)・だいせん山の手ルート(仮称)の整備 (9,613千円)
    • 日野川周回ルート(仮称)・だいせん山の手ルート(仮称)に係るマップ改定 (3,080千円)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


【事業目的】
 サイクルツーリズムを通じた観光消費・交流人口の拡大

【取組状況】
(1)県内サイクリングルート整備
 ○シートゥーサミットルート(45.9km)
   境港・米子鬼太郎空港・米子駅から皆生を経て大山のルート
 ○中海周遊ルート(72.6km)
   中海を一周するルートで高低差が少なく初心者でも楽しめるルート
 ○ツール・ド・大山コース(約85km)
   博労座から大山を一周するルートで上級者向け
 ○白砂青松の弓ヶ浜サイクリングルート(約15.8km)
   弓ヶ浜から大山までの眺望に優れた海岸沿いルート
 ○鳥取うみなみロード(とっとり横断サイクリングルート)(約138km)
   日本海沿いに、県を東西方向に横断するルート
 ○鳥取岡山接続サイクリングルート(仮称)(約45km)
   鳥取県と岡山県を辰巳峠で繋ぐ千代川、佐治川沿いルート

(2)受入環境整備
 ○サイクリングサポートシステム「ダイジョウブシステム」の構築
  ア バイクラック、修繕具セット、空気入れの配備
   ・コグステーション(サイクリングの拠点)
     東部0か所、中部0か所、西部2か所
   ・サイクルカフェ(サイクリストが快適に休憩食事できる飲食店)
     東部16か所、中部5か所、西部50か所
   ・サイクルポート(サイクリストが快適に買い物ができるコンビニ)
     東部39か所、中部25か所、西部42か所
  イ 非常時(自転車の故障時等)のレスキュー体制
   ・サイクルキャリア搭載UDタクシー
     東部8営業所18台、中部1営業所1台、西部13営業所54台

(3)広域連携
 ○平成28年11月16日に開催された中国地方知事会において、広島県知事からの提案により、「サイクリング・ワーキンググループ」(メンバー:課長級、事務局:広島県)を設置、平成29年6月5日の中国知事会において「サイクリング部会」に格上げ。

 《サイクリング部会(サイクリング・ワーキンググループ)の目標》
 東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年を見据えて、中国地方及び四国地方が国内外から訪れたくなる、また、何度も走りに行きたくなる魅力的なサイクリングエリアとなっていること。

 ○広域推奨ルート、推奨エリアの設定
  @広域推奨ルート
   ・やまなみ・しまなみルート(大山〜やまなみ街道〜しまなみ海道)
   ・日本海・瀬戸内海ルート(鳥取〜鏡野〜香川県)
   ・日本海沿岸ルート(鳥取砂丘〜益田〜津和野〜萩〜下関)
  A広域推奨エリア
   ・せとうちエリア(せとうちグランドコース)
   ・中国山地エリア(中国山地グランドコース)
   ・日本海エリア(日本海グランドコース)
 ○受入環境整備(サイクリスト用の休憩場所の整備等)
 ○情報発信の連携(サイクルモードRIDE大阪への共同出展等)

【改善点】
 ○サイクルツーリズム推進について、県東部・中部・西部が足並みを揃えて盛り上がっていけるように、県内市町村、民間団体にも広く協力を求め、気運醸成を図っていかなければならない。

これまでの取組に対する評価


(1)県内サイクリングルート整備
○県西部で先行的にサイクリングルートの整備が進んできているが、鳥取うみなみロード、鳥取岡山接続サイクリングルート(仮称)など、県東部中部に関わるルート整備も進んできている。
 【整備状況】6ルート(今年度内に8ルートになる予定)
   東部:1ルート
    ・鳥取岡山接続サイクリングルート
   中部:0ルート
   西部:4ルート(今年度中に6ルートになる予定)
    ・シートゥーサミットルート
    ・中海周遊ルート
    ・ツール・ド・大山ルート
    ・白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコース
    ・日野川周回ルート(今年度内に整備完了予定)
    ・だいせん山の手ルート(今年度内に整備完了予定)
   横断:1ルート
    ・鳥取うみなみロード

○現状、サイクリングルートの整備は県西部で先行しているが、県横断型の幹線ルートとして、鳥取うみなみロードが令和2年3月に完成したことから、今後は、それにつながる県東部、中部の周遊ルートの整備にも力を入れ、滞在時間の延長を図っていく。
 【今後ルート設定・整備を検討しているサイクリングルート】
  ・東部周遊ルート(若桜〜八頭〜智頭)
  ・中部周遊ルート(鹿野〜三朝)
  ・関西ワールドマスターズゲームズレガシールート(倉吉)

(2)受入環境整備
○サイクルポート
 全県展開が達成できており、引き続き維持に努めるとともに、制度開始から時間が経過してきていることから、貸与物品の状況の確認等、サービスの質の点検等を行っていく。
○サイクルキャリア搭載UDタクシー
 全県展開が完了しているが、中部で対応可能な営業所が少ないことから、引き続き、協力いただける営業所を募っていく。
○サイクルカフェ
 年々増加しており、全県展開が完了しているが、県東部中部の協力店舗の掘り起こしを行い、地域間での偏りを解消していく。
○コグステーション
 現状、西部のみとなっており、早急に全県展開を図る必要がある。

(3)広域連携
○中国地方知事会サイクリング部会の事業として、広域サイクリングマップを作成したほか、サイクリング専門誌掲載、デジタルスタンプラリー事業の実施、サイクルモードライド大阪への共同出展などに取り組んできた。
○引き続き、中国地方各県とも連携を密にして、中国地方全体のサイクリング人気の向上を図るとともに、中国地方を訪れるサイクリストの本県への誘客を図っていく。

財政課処理欄


 東部周遊ルートに伴いマップ改定は、今後設定するコースを待って更新すべきと考えます。
サイクリングツアーガイドの養成は、まずは地元の機運醸成を先行すべきと考えます。
OTAを活用したサイクリング観光誘客は、既存の予算を活用して旅行会社に働きかけを行ってください。
レンタサイクル拠点整備事業補助金の拡充については、eバイクのみ2台以上導入へ要件緩和を認めます。
宿泊施設魅力アップ事業補助金及びニューツーリズム普及促進支援補助金については拡充の必要性が不明です。現行制度で対応してください。
県サイクリングポータルサイトの作成は、県直営で実施してください。
サイクリングイベントは実施規模が過大であり、コロナ対策として小規模なお披露目式典、試走に留めてください。
その他、金額を精査しました。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 35,236 0 0 0 0 9,000 0 0 26,236
要求額 54,176 0 0 0 0 0 0 0 54,176

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 29,483 0 0 0 0 0 0 0 29,483
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0