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令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:土木費 項:港湾費 目:港湾管理費
事業名:

鳥取港管理運営費

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県土整備部 空港港湾課 管理担当 

電話番号:0857-26-7405  E-mail:kuukoukouwan@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和3年度当初予算額 5,623千円 4,753千円 10,376千円 0.6人 0.0人 0.0人
令和3年度当初予算要求額 24,626千円 4,753千円 29,379千円 0.6人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 20,417千円 4,722千円 25,139千円 0.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:24,626千円  (前年度予算額 20,417千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:5,623千円

事業内容

1 事業の目的・概要


    鳥取港のボートパークの管理運営及び外航船舶入港に係る保安監視などに関する業務を行う。
    (1)鳥取港ボートパークの管理運営
    • 管理運営業務に要する経費
    • 水上バイク利用に要する経費(千代ボートパーク)
    (2)外航船舶入港に係る保安監視
    • ゲートでの入退出管理に要する経費
    • 不審者など異常の有無の確認のための巡回に要する経費
    (3)鳥取港野積場の再利用

2 主な事業内容

(1)鳥取港ボートパークの管理運営
水上バイクの利用について検討するため、平成28年度から水上バイク利用の試行を行い、利用者からの意向を踏まえ、令和3年度においても、令和元年度とほぼ同じ、6月1日から9月30日までの土日・祝日及びお盆期間中の43日間実施する。
 水上バイクは、陸上から水域に向かうスロープ(斜路)を使用するが、スロープを使用する者が、水上バイクの利用許可を受けた者であるかの確認を行うとともに、運転マナー等について啓発、指導を行う必要があるため、「安全指導員」を配置する。
<指導員業務内容>
・水上バイク上下架スロープ利用指導
(使用方法説明、利用順序調整)
・水上バイク及び牽引車両誘導整理
・水上バイク利用規程の遵守指導
(禁止事項の遵守徹底、マナー及びルールの啓発指導)
・水上バイク車両登録チェック、未登録車両持込禁止指導
<指導員配置人数>
  ・6月、9月の土・日・祝日及び7月、8月の土曜  1名 
  ・7月、8月の日曜、祝日及びお盆          2名 
<指導員の必要資格>
  特殊小型船舶操縦士免許を所有する者又は受託者が実施する水上バイク利用事業に関する事前の講習を修了した者

(2)外航船舶入港に係る保安監視
  • 入退出管理
 制限区域への入退出は、許可を受けた者のみ可能であり、警備員等が常駐し、ゲートでの入退出管理を行う。
  • 保安・監視業務
 不審者及びフェンス等の異常の有無の確認のための巡回を行う。

(3)鳥取港野積場の再利用

3 鳥取港ボートパークの施設概要

(1)千代ボートパーク

収容能力  係留施設(水域)  141隻
        保管施設(陸域)  182隻
附帯施設  駐車場、トイレ(1棟)
供用開始  平成16年8月
(2)賀露ボートパーク
収容能力  係留施設(水域)  113隻
附帯施設  駐車場、トイレ(1棟)
供用開始  平成11年5月
(3)その他
ボートパーク使用料収入見込 14,059千円(14,460千円)

  • 既存分  13,299千円
  • 水上バイク分 760千円

4 必要経費

(1)鳥取港ボートパークの管理運営
  • 管理運営業務に要する経費   
トイレの清掃等の委託費       372千円 (356千円)
その他運営経費(光熱水費等) 1,251千円(1,251千円)
鳥取市土地使用料        1,059千円(1,059千円)
  • 鳥取港ボートパークの水上バイク利用に要する経費
鳥取港千代地区ボートパークでの水上バイク利用について、ボートパークの未利用区画(38区画)を使用し、「安全指導員」を配置する。鳥取港新ボートパークでの水上バイク利用に伴い現場安全指 導員を配置するのに要する経費
安全指導員配置の委託費   358千円(356千円)
・業務期間   令和3年6月1日〜9月30日の土・日曜・祝日及び8月9日〜14日  42日間
・委託先     マリンスポーツ関係団体
  • 鳥取港ボートパークの利用促進のための経費 ※別事業で要求
鳥取港千代地区ボートパークの利用促進に向け、施設内の静穏度向上のために必要な対策を検討する経費

(「港湾維持管理費」の事業費に含めて要求)


(2)外航船舶入港に係る保安監視 2,583千円(2,583千円)
   ※令和元年11月補正で債務負担行為設定要求(令和2年度から令和4年度まで)

  • 外国との貿易を行うための区域(制限区域)において、外航船舶の入港の際や外航船舶に積み込む貨物が蔵置されている際に入退出管理や保安・監視業務に要する経費
  • 国際航海船舶が埠頭施設を利用している時間帯及び国際航海船舶に積み込む予定の貨物が埠頭施設内に置かれている時間帯において警備を行う。
○警備時間
(1)出入国管理(常駐) 6:00〜22:00
(2)警備・監視(巡回) 
平日     17:30〜8:30(巡回4回)
土日・休日  8:30〜翌日8:30(巡回6回)

(3)鳥取港7号南野積場の再利用 19,003千円(0千円)
(単位:千円)
項目
要求額
前年度予算額
鳥取港ボートパークの管理運営(標準事務費を含む)
3,040
3,022
外航船舶入港に係る保安監視
2,583
2,583
鳥取港野積場の再利用
19,003
鳥取港湾事務所の修繕
14,812
合計
24,626
20,417


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

◇鳥取港ボートパークの管理運営について
<目的>
・鳥取港周辺の河川区域における不法係留の解消
・不法係留を起因とする騒音・違法駐車等の社会問題の解消
・マリンスポーツの安全健全な発展
<利用率>
・H26:64%、H27:58%、H28:58%、H29:53%、H30:49%、R1:50%
(各年度末の状況)

◇外航船舶入港に係る保安監視
<取扱貨物量の増加に向けた取組>
・植物検疫法上の輸入港指定に向けた手続きを進めた結果、平成28年6月に指定され、植物検疫法の検査対象物質を掲載した外国貿易船が、直接、鳥取港での陸揚げが可能となった。
<クルーズ船誘致に向けた取組み>
・クルーズ船寄港実現に向けて、クルーズ船会社、旅行会社等に対し、誘致活動を行った結果、平成29年に寄港が実現した。

これまでの取組に対する評価

ボートパーク建設以前、湖山川周辺にあった350隻程度の不法係留船の解消に寄与した。
最近では、平成18年度をピークに、利用率が下がってきていた。
今まで一度も料金改定がなされていなかったため、経費等を再計算して金額の見直しを行い、平成23年5月1日より、利用料を下げた。

財政課処理欄


 鳥取港7号南野積場の再利用については、必要性に疑問があります

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 20,417 0 3,022 0 0 14,000 0 0 3,395
要求額 24,626 0 3,040 0 0 0 0 0 21,586

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 5,623 0 3,040 0 0 0 0 0 2,583
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0