1 事業目的
・高度成長期に整備した道路施設の老朽化が急激に進んでいる。
・道路の定期点検結果(各施設の健全性)を踏まえ、計画的に修繕を行っていく。
・従来の事後対症的な修繕及び更新から軽微な損傷段階で修繕をする予防的な修繕及び計画的な更新をし、コスト縮減並びに平準化を図る。
2 主な事業内容
【橋りょう補修(耐震補強)】
・経年劣化による損傷が著しく、今後の劣化も急速に進むことが予測され、早期の対応が望まれる橋梁の補修
(断面修復、ひびわれ注入、保護塗装、橋面防水工など)
・レベル2の地震動(兵庫県南部地震のような内陸直下型地震動)に対して落橋等の甚大な被害を防止または被害を限定的に留めるための対策
(落橋防止構造、段差防止構造、橋脚補強など)
【トンネル修繕】
・経年劣化による損傷が著しく、今後の劣化も急速に進むことが予測され、早期の対応が望まれるトンネルの補修
(断面修復、ひびわれ注入、防水工など)
【道路附属物等(横断歩道橋、シェッド、門型標識等)】
・経年劣化による損傷が著しく、今後の劣化も急速に進むことが予測され、早期の対応が望まれる大型構造物の補修
(断面修復、ひびわれ注入、塗装など)
【点検】
・道路法施行規則第4条の5の6の規定に基づいて行う点検(5年ごとの定期点検)
対象構造物:橋梁、トンネル、道路附属物等
3 要求内容
要求額計 C=755,000千円
(内訳)
橋梁 C=647,000千円(N=98箇所)
トンネル C=20,000千円(N=1箇所)
道路附属物 C=88,000千円(N=3箇所)