これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【目標】
国民体育大会において、競技得点390点以上の獲得、男女総合成績(天皇杯)30位台の定着。
【概要】
平成22年度より、競技力向上に関する業務を鳥取県県体育協会(令和2年4月から鳥取県スポーツ協会に名称変更)に委託し、各競技団体、ジュニアクラブ等が取り組む競技力向上に係る事業の経費の一部を助成している。
【国体成績】
・R2鹿児島 新型コロナウイルス感染症の影響のため2023年に延期。
・R1 茨城 43位 少年164.50点 成年149.50点(計314.0点)
・H30福井 40位 少年181.75点 成年169.25点 (計351.0点)
・H29愛媛 42位 少年197.0点 成年154.5点 (計351.5点)
・H28岩手 42位 少年204.25点 成年149.25点 (計353.5点)
・H27和歌山 40位 少年220.0点 成年102.5点 (計322.5点)
・H26長崎 38位 少年238.0点 成年152.0点 (計390.0点)
・H25東京 45位 少年151.5点 成年68.5点 (計220.0点)
・H24岐阜 44位 少年177.5点 成年83.0点 (計260.5点)
・H23山口 44位 少年142.0点 成年86.0点 (計228.0点)
・H22千葉 46位 少年128.5点 成年101.0点 (計229.5点)
・H21新潟 47位 少年78.0点 成年120.5点 (計198.5点)
これまでの取組に対する評価
【全体】
(R1茨城国体について)
競技得点獲得が現行の得点方式となってから、昨年度の第74回大会まで、最長の6年連続300点を超えを果たしている。
成年が近年では最高の149.50点を獲得し、6年連続の100点超えを果たした。5連覇を果たしたカヌーの福本選手、東京五輪内定の水泳・飛込の三上選手をはじめ、陸上競技の小椋選手、水泳・競泳の武良選手らふるさと選手等が活躍した。少年選手が成年選手として成長している例である。
【ジュニア層】
従前から取り組んでいる一貫指導体制の検証改善を行うとともに、世界レベルの選手を育成する為に、スポーツ科学分野の分析等による効果的なトレーニング法の確立が必要である。
【成年層】
県内のジュニア層(少年種別)の競技者の中から、成年層(成年種別)になっても競技を継続する者をよりいっそう育成する必要がある。
ふるさと選手として出場している大学生選手をUターンさせる為に、県内に受け入れ先を確保する必要がある。(県内企業にIターン就職した選手は、企業協力により選手活動にも専念でき、H29愛媛国体では入賞を果たした。)
【条件整備】
オリンピック等の国際大会に出場する選手を育成するためには、これまで競技団体が個別に模索してきたスポーツ科学的分析やトレーニング法メンタル面の強化等を指導的立場で競技団体と情報共有できる医・科学サポート体制の整備が急務である。