事業名:
妻木晩田遺跡調査整備事業(保存整備)
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地域づくり推進部 とっとり弥生の王国推進課 むきばんだ史跡公園調査活用担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
令和3年度当初予算額 |
14,992千円 |
18,218千円 |
33,210千円 |
2.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
令和3年度当初予算要求額 |
28,768千円 |
18,218千円 |
46,986千円 |
2.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
R2年度当初予算額 |
10,691千円 |
18,101千円 |
28,792千円 |
2.3人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:28,768千円 (前年度予算額 10,691千円) 財源:国1/2、単県
一般事業査定:計上 計上額:14,992千円
事業内容
1 事業の目的・概要
国民・県民共有の財産である国史跡妻木晩田遺跡を適切に保存・管理するとともに、公開・活用するために必要な遺構整備、環境整備等を行う。
2 主な事業内容
(単位:千円)
![](/icons/ecblank.gif) | 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 既公開施設再整備等事業 | (1)洞ノ原地区復元建物再整備【国補1/2】
- 経年劣化が顕著なDH4号竪穴住居遺構表示の再整備を行う。
(2)妻木山地区復元建物修繕【単県】
- 茅の腐食と雨漏りが顕著なMK219号掘立柱建物(高床倉庫)の屋根修繕(茅葺き替え)を行う。
| 13,237 | 8,199 | ・対象建物の変更
・設計内容の見直し |
2 | 第1期未整備エリア整備等事業 | (1)仙谷地区墳丘墓群整備基本設計【国補1/2】
- 第1期整備未整備の仙谷地区墳丘墓群の整備手法を決定するため、整備基本設計を実施する。
| 10,782 | 0 | ・令和2年度進度調整 |
3 | とっとり弥生の王国調査整備活用委員会・整備活用部会の開催、整備現地指導 | (1)とっとり弥生の王国調査整備活用委員会(整備活用部会)【国補1/2】
- 史跡妻木晩田遺跡及び史跡青谷上寺地遺跡の整備活用の方法、計画に関する事項を検討する「整備活用部会」(委員8名、うち3名は県民等より公募)を開催〔3回〕。
(2)整備現地指導等【国補1/2】
- 仙谷地区墳丘墓群等の整備公開手法について、上記委員会委員及び委員外の有識者(保存科学等)を現地に招聘して専門的見地から指導、助言を得る。
| 1,697 | 1,643 | ・整備活用部会委員委員(公募委員)1名分増額 |
4 | その他 | (1)大規模遺跡調査連絡協議会開催【単県】(臨)
- 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため延期となった協議会を開催。
(2)進入路落石防護柵設置【単県】(臨)
- 進入路の安全を確保するため、土留鋼板を用いて落石防護柵を設置する。
(3)園内看板多言語化(翻訳委託)【単県】
- 園内看板の翻訳を行い、とりネット上で閲覧できるようにする。
| 3,052 | 849 | ・進入路の落石防護柵の追加
・園内看板多言語化の追加 |
合計 | 28,768 | 10,691 | ![](/icons/ecblank.gif) |
3 事業の背景
仙谷1・8・9号墓は早急に適切な遺構保護措置(整地・植栽)を図る必要がある。また、平成23年度に国庫補助を得て整備した園路が仙谷1号墓等の未整備・非公開によって通行止めとなっていることについて、早期の改善が必要である。【令和2年度は進度調整】
- DH4号竪穴住居遺構表示は整備後20年が経過して劣化が顕著であり、柱部分は地面に固定しているボルトが露出している。
- MK219号掘立柱建物(高床倉庫)は雨漏りが進行しており、躯体に腐食が及ぶ前に早急に屋根修繕を行う必要がある。
4 前年度からの変更点
(1)既公開施設再整備等事業
経年劣化の状況から年次計画の見直しを行った。
茅葺き職人数の適正化など設計内容の見直しを行った。
(2)第1期未整備エリア整備等事業
- 進度調整となっている仙谷地区墳丘墓群整備基本設計を追加した。
(3)とっとり弥生の王国調査整備活用委員会・整備活用部会の開催、整備現地指導
- 令和2年7月から委員(公募委員)が1名増員となったため、所要の経費を追加した。
(4)その他
- 進入路の落石対策のため、落石防護柵設置経費を追加した。
- 園内の看板多言語化のため、翻訳委託費を追加した。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
・既公開施設において、毎年復元建物の再整備1棟、大規模改修1棟を実施する。
・とっとり弥生の王国調査整備活用委員会の指導・助言を得ながら、早期に第1期未整備エリアの整備を完成させる。
<取組状況>
・第1期整備は一部未了範囲を除きほぼ終了。整備未了範囲(仙谷地区及び妻木山地区の一部)について、とっとり弥生の王国調査整備活用委員会の指導、助言を得ながら整備、活用のあり方を検討している。
・整備後約20年が経過し、経年劣化により倒壊等のおそれがある復元建物については状態を監視しながら順次再整備を行い、安全に見学、活用ができる環境を維持している。
・復元建物は日常的な点検によって状態を注視しながら、適時維持管理作業員による小修繕(指定管理者による作業)を行い、経年劣化による損傷を最低限に抑制するとともに、公園景観を適切に維持している。
これまでの取組に対する評価
<評価>
・第1期整備範囲は年次計画に沿って整備を進め、平成23年度にグランドオープン(未整備エリアを除く)を迎えた。
・豊かな自然環境に囲まれた弥生時代のムラの景観を復元整備し、そのフィールドを舞台として様々な体験活動等活用事業を実施しており、年間約35,000人前後の方が史跡公園に来園している。
・現在は、既公開地区の改善を検討し、追加的な整備を行って、来園者がより快適、安全に活動できる環境を整えている。
<課題>
・既整備箇所(復元建物等)の適切な維持管理と経年劣化に伴う再整備。
・第1期整備未施工箇所及び第2期整備の整備活用方針等についての検討、施工。特に、仙谷地区墳丘墓は新たな首長墓の発見もあって注目度が高いが、整備方法等が未決定のため発掘調査終了後仮保護の状態となっており、保存・公開に向けて早急に整備方針決定、施工が急務。
・雨天等悪天候時でも団体の来園者(観光・教育旅行)の受け入れ、体験活動が可能な施設の整備、拡充。
工程表との関連
関連する政策内容
妻木晩田遺跡の整備・発掘調査
関連する政策目標
妻木晩田遺跡を県民の誇るべき歴史遺産として次世代に確実に引き継いでいくとともに、その魅力を県の内外に発信し、遺跡の適切な保存及び有効な公開・活用を図り、もって県民の文化向上に資する。
財政課処理欄
園内看板多言語化は進度調整とします。委託料について金額を精査しました。洞ノ原地区復元建物再整備費は進度調整とします。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
10,691 |
3,486 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
7,205 |
要求額 |
28,768 |
10,504 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
18,264 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
14,992 |
4,808 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10,184 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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0 |