これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
交番・駐在所勤務員の在所勤務中における拳銃奪取等を目的とした襲撃事件を未然防止し、県の治安を確保するため、県下全交番・駐在所への防犯カメラ、カウンターパネルの導入等、総合的な安全対策を構築する。
<取組み>
近年、全国の交番・駐在所において、襲撃事案が多発して、地域警察官の生命が奪われる事案が発生している。その都度、危険防止措置や複数勤務により、対応している。令和2年度には、全交番のカウンターパネルを設置し、襲撃対策を実施した。また、全交番・駐在所に防犯カメラを令和2年度〜令和4年度の3か年計画で設置することとしており、令和2年度は、交番9か所、駐在所29か所の防犯カメラを設置した。
これまでの取組に対する評価
既存の交番・駐在所の施設では、これまで安全面での対応ができていない部分があり、県内16か所の交番、87か所の駐在所施設の大幅な改修や新築等は、交番・駐在所の中長期的な整備計画に基づいて、安全施策を施しながら対応していく必要がある。襲撃事案の未然防止と発生時に即時対応するため、犯人が逃走した場合に採証活動に使用できる防犯カメラ等を充実させ襲撃事案発生時の被害を防止し、被疑者検挙につなげることができれば、県民の生命、身体を保護し、治安サービスの向上にもつながる。