1 事業の目的
現在、本県の警察犬は民間の力に頼る「嘱託警察犬」によって運用されているが、民間指導手及び警察犬の高齢化等により出動率 が低下しており、警察犬制度そのものの維持が困難な状態にあり、不明者の捜索等県民の期待に応えられない状態となっている。
このことから、「直轄犬導入」に向けて、犬舎を整備する必要があるが、本来、支弁されるべき国に対して平成30年度〜令和2年度 までの3年間、継続して予算を要求してきたところであるが、他の化学的鑑定費用等が優先され認められない状況にあることから、県 費により犬舎を整備することにより直轄犬の運用を図るもの。
2 整備計画
(1)施設規模
〇場所 鳥取市伏野 警察学校内
〇延べ面積 9平方メートル
〇建物構造 木造平屋建て
〇整備諸室等 洗体室、犬舎2室(上下水道接続、空調設備完備)
(2)整備年度
令和3年度(新築設計、新築工事)
3 要求額
(1)委託料
834千円(新築設計)
(2)工事費
5,736千円(新築工事)
(3)総事業費
6,570千円