現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 地域づくり推進部の中山間地域に関わる人財確保育成事業
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:総務費 項:市町村振興費 目:自治振興費
事業名:

中山間地域に関わる人財確保育成事業

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地域づくり推進部 中山間地域政策課 中山間・まちなか振興担当 

電話番号:0857-26-7129  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和3年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.2人 0.0人 0.0人
令和3年度当初予算要求額 11,607千円 0千円 11,607千円 0.0人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:11,607千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

政策戦略査定:ゼロ 

事業内容

1 事業の目的

 中山間地域は都市部に比べ急速に人口減少、高齢化、若年者の減少が進んでおり、地域コミュニティの維持や日常生活を維持するために必要な機能・サービスの確保が困難となる地域が増加している。このため、地域住民が主体となって地域の特性に応じた新たな将来像を描き、住みよい生活環境の実現に向けた取組を推進する必要がある。

     さらに、今まで地域活動を担ってきた団塊世代が75歳以上の後期高齢者に突入する時代(2025年問題)が目の前まで来ている。地域の担い手だった世代の減少を見据え、地域側の組織・事業の見直しを早急に進める必要がある。

2 事業概要

地域づくりの端緒となる地域での話合いを今後強力に進めていくため、地域づくり支援コーディネーター(仮称)をとっとり県民活動活性化センターに配置する(1名)。  委託費11,607千円 〔地方創生推進交付金充当〕

3 事業内容

○今後予想される人口減少・高齢化は、地域が今まで経験したことのない状況であり、地域住民だけの話合いや、これまでの行政による支援体制では前向きな解決の糸口すら見いだせない可能性が高い。

○一方で地域の課題は複合的になっており、地域にいる人が限られる中、様々な形での協働の取組が求められており、専門的知識や能力を持ち、長期的な視点をもって地域づくりを支援する人材が求められている。

○課題解決の意欲を抱えつつも方法がわからないために行動に移すことができていない潜在的な担い手のいる地域を掘り起こすことも重要である。地域住民の気づきの場となる研修会を開催し、地域の将来を考えるきっかけとなる機会を設ける(一般事業要求)。

(1)地域の話し合いの支援
・地域の話し合い(ワークショップ等)において、行政と住民の間に立ち、適切な役割分担・連携の在り方について第三者の立場から適時、専門的な助言等を行い、住民合意形成を支援(話し合いの方向付け)
・人口推計の実施、分析
・住民アンケート調査の実施支援

(2)地域のリノベーション支援
・地域の組織・事業の見直しのための地域の話し合いの支援や後継者・担い手の確保等に関する事例の整理及び発信

(3)県民協働による中山間地域振興のプラットホームづくり
・県民活動活性化センターが現在行っている市民協働型支援での繋がりを活かし、実践者同士又はNPO・企業・大学等多様な主体とのネットワークの構築と参加促進
・県内事例の情報発信(取材、SNS等)
・大学等による地域での研究活動等の推進(地域への事例紹介)
⇒取組のすそ野を広げ、県民協働による中山間地域振興を推進。

(4)その他
・視察先や専門家の紹介
・暮らしを守る仕組み (小さな拠点)づくりの事例の整理及び発信
・活動実践者交流会の開催(年2回)
・先進事例の情報収集、助成金情報の提供等

4 背景

○中山間地域では、人口減少や高齢化が進み、介護、空き家対策、里山維持など新たな課題が発生するとともに、高齢者の見守りや買い物、移動等の生活支援需要が増加しているにもかかわらず、それらを今まで伝統的に担ってきた集落や自治会組織では、地域住民の減少により活動縮小等の問題が生じている。

○県では、住み慣れた地域で暮らし続けることが出来るよう、従来地域活動の中心であった単一集落から、複数集落で構成する生活圏において、日常生活を維持するために必要な機能・サービスの確保を進めている(暮らしを守る仕組み(小さな拠点)づくり)

○中山間地域の人口減少は避けられない状況ではあるが、


    (1)人口減少に伴い地域の活気がなくなること⇒地域を担う(地域に関わる)人材をいかに増やすかが重要。

    (2)人口構成が変化すること→地域で年代ごとに割り振られている役割・仕事の見直しが重要。


⇒地域住民に、地域の課題を「ワガゴト化(実感化)」してもらい、今後の地域の在り方について考えてもらうために、地域での話し合いを進める必要がある。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・人口減少下においても、地域に暮らす人々が誇りをもって安心して生活を営み、多様な主体と地域住民が協働し、共に手を携え、地域の有する財産を活かしながら持続的に発展していく中山間地域を目指す。
・今までも研修等の開催、伴走支援等により、地域の担い手等の人材確保を図ってきたが、地域での話し合いはなかなか進んでいない。

これまでの取組に対する評価

・今までの支援策により、新たに取組が始まるなど頑張っている地域もあるが、県全体、特に中山間地域においては「人」の減少に伴う様々な課題が表れてきており、その対策が県に強く求められている。

財政課処理欄


 これまでも県をあげて中山間地域の支援体制を整備してきたところであり、職員が地域に足を運ぶなど現体制をフル活用して取り組んでください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 11,607 5,803 0 0 0 0 0 0 5,804

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0