1 事業の目的・概要
倉吉総合看護専門学校を運営する経費について、次のとおり補正を行う。
・鳥取県地域医療介護総合確保基金を活用して、看護学習用医療機器等を整備するための経費を増額する。
・国の「地域医療提供体制確保のための看護師等養成所におけるICT等の整備事業費補助金」を活用して、遠隔授業をより円滑に行えるようICT機器等の整備を行う。
2 主な事業内容
(1)看護学習用医療機器の購入(財源:基金) 320千円
ア 分娩介助モデル用外陰部
イ 導尿・浣腸モデル
・両者とも看護学生が看護技術の向上のために使用するモデルであり、使用頻度が高く劣化しているため、更新する。
・新型コロナウイルス感染症のために学外実習が中止され学内実習対応となったときに、実習単位を認定できるモデルを保有しておく必要がある。
(2)遠隔授業をより円滑に行うICT機器等の整備(財源:国庫1/2) 2,298千円
ア プロジェクターケーブルの更新
イ モバイルルーターの導入
ウ 1995年頃に整備した現在のハブ等回線の更新
・県外在住の講師をはじめ、鳥取市・米子市在住の講師、コロナ注意報中は倉吉市内の医療機関の講師も遠隔授業を行っている。
・就職試験等で県外に移動せざる得ない学生に対して、一般の教室以外の場所で遠隔授業を行っている。
・コロナ対策として遠隔授業に取り組んでいるが、回線・機器等の問題のため不都合が起きる場合があるので、不都合の解消が必要である。