1 事業の目的・概要
保存状態の良い多種多様な道具類、生活廃棄物、人骨、朝鮮半島や中国に由来する品々が出土することで知られる全国屈指の弥生時代遺跡「青谷上寺地遺跡」を適切に保存し、有効に利活用するために必要な整備を実施する。令和5年秋のプレオープンを目指して、本年6月より本格的な地盤造成工事を開始している。
2 本年度の事業内容
○現計予算額 719,233千円
(1)土木関係工事 105,247千円
・史跡南側の地盤造成工事(弥生時代の地形復元等)、展示ガイダンス施設敷地内の地盤造成工事
(2)展示ガイダンス施設建築工事 543,004千円(債務負担承認済、R3年度執行分)
(3)その他委託等 70,982千円
・展示ガイダンス施設の建築・展示に係る実施設計委託
・展示ガイダンス施設工事監理委託
・とっとり弥生の王国整備活用委員会開催経費 等
3 要求額、要求理由
(1)要求額 (上記2−(1)に係る要求)
項目 | 内容 | 金額(千円) | 財源 |
工事請負費 | 土木工事費 | 湿地の形状維持、来園者の安全確保を目的とした軟弱地盤の強化工事 | 73,556千円 | 国50%県32%鳥取市18% |
合 計 | 73,556千円 | |
(2)要求理由
〇土木工事について、新たに軟弱地盤を強化することにより湿地の形状を維持し、来園者がぬかるみにはまることを防止するなど安全確保を行う必要性等が生じたため。