現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 交流人口拡大本部の広域観光連携推進事業
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

広域観光連携推進事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

交流人口拡大本部 中部県民福祉局 中部振興課観光商工担当 

電話番号:080-5622-3988  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
令和3年度当初予算額 18,394千円 14,258千円 32,652千円 1.8人 0.0人 0.0人
令和3年度当初予算要求額 21,453千円 14,258千円 35,711千円 1.8人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 21,545千円 14,166千円 35,711千円 1.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:21,453千円  (前年度予算額 21,545千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:18,394千円

事業内容

1 事業の目的・概要

 鳥取中部ふるさと広域連合(以下「広域連合」という。)が策定した「鳥取中部広域観光ビジョン」に沿って中部圏域の観光を発展させるため、広域連合と連携して鳥取中部観光推進機構を支援し、広域観光を推進する。

     また、コンテンツツーリズムの推進や岡山県北地域との広域観光連携の推進など、地域課題に対応した先駆的な取組を実施する。

2 主な事業内容

(1)鳥取中部圏域広域観光連携推進事業(継続)【15,000千円(15,000千円)】

 広域連合が鳥取中部観光推進機構に委託して実施する広域観光推進事業に要する経費の一部を補助する。
区分
内容
事業主体
鳥取中部ふるさと広域連合
補助対象
県政推進と密接に連携した鳥取中部圏域の広域観光振興を図るための事業
補助上限額
15,000千円
補助率
1/2
実施方法
事業計画は県も参画して広域連合が作成し、県の誘客施策と連携の上、効果的に事業実施する。
(2)県職員の駐在に要する経費【500千円(500千円)】
 広域観光連携推進事業において、県のノウハウを効率よく活用できるよう、観光業務担当職員を広域連合に駐在させるための経費。
 (パソコン賃借料、光熱水費、電話料、コピー代等)

(3)フラダンス全国大会開催支援事業補助金(中止)【0円(3,000千円)】 
 令和3年度の全国大会は中止。(令和4年度以降再開の可能性あり)

(4)コンテンツツーリズム推進事業(新規)【500千円(0円)】 
 中部のコンテンツを結びつけたオンラインツアーを実施し、アニメの聖地としての魅力や巡礼体験を配信することで、Withコロナ・After コロナにおける観光客の誘客につなげる。
  
区分
内容
委託先
民間等
委託内容
アニメの聖地としての魅力や巡礼体験を配信するオンラインツアーに係る経費(ロケ(下見に係るものを含む)に係る経費、撮影・編集・配信等に係る経費、報償費など)
委託料
500千円

 
(5)岡山県北地域広域観光連携推進事業(新規)【234千円(0円)】 
 県立美術館と連携した観光誘客を図るための関係づくりを目的とした検討会を実施し、岡山県北地域との広域観光連携を進める。
 なお、実施にあたっては新型コロナウイルス感染拡大防止策(参加者の体調管理シートの提出、検温、手指消毒の実施、マスク着用の徹底、座席間隔の確保)をとったうえで行うものとする。

区分
内容
委託先
民間等
委託内容
検討会に係る経費(バス借上げ料、入館料等)
委託料
234千円


(6)コロナ克服中部圏域商圏拡大事業(新規)【2,325千円(0円)】 
 新型コロナウイルス感染症により岡山県北部と鳥取県中部の交流等に影響が生じている中、 国道313号初和下長田道路の開通を契機に、企業が行う広告宣伝費に係る経費の一部を補助することで販売促進や誘客、求人の確保につなげ、中部商圏の拡大を図る。

区分
内容
事業主体
民間企業
補助対象
広告宣伝費
補助上限額
465千円
補助率
1/2
    (7)櫻杯争奪相撲選手権大会支援(継続)【500千円(500千円)】

     郷土出身の第53代横綱琴櫻(先代佐渡ケ嶽親方:倉吉市出身)を顕彰し、全国から小・中学生を迎える、中国地方でも有数の相撲大会の開催を支援する。

      (ア)櫻杯争奪相撲選手権大会開催、わんぱく相撲全国大会派遣支援(継続)【補助金400千円(400千円)】
    区分
    内容
    事業主体
    桜相撲振興協議会
    補助対象
    広告宣伝費、全国大会への選手派遣経費
    補助上限額
    400千円
    補助率
    1/2
     (イ)知事賞・記念品交付(継続)【報償費100千円(100千円)】

    (8)活動経費【2,394千円(2,545千円)】(標準事務費)
       中部圏域の地域振興、文化観光、広域観光、三徳山世界遺産登録運動等について、地域住民及び地元自治体等と連携して推進するための活動経費

3 背景

・とっとり梨の花温泉郷広域観光協議会の法人化(一般社団法人鳥取中部観光推進機構設立)、当該法人の旅行業取得、日本版DMO候補法人登録制度第1号認定に関与するなど、広域連合と連携し日本版DMOの育成に取り組み、県と広域連合は役割分担及び情報共有し、日本版DMOと協働しながら効果的に事業計画の作成や事業展開を行ってきた。
・中部がもともと有していた温泉等の観光資源に加え、日本遺産、ウォーキングリゾート等新たな魅力を観光メニューとして造成するなど中部圏域の観光地域づくりを進めている。

・新型コロナウイルスの影響による宿泊客及び観光客の落ち込みの回復を図るため、ウィズコロナ、アフターコロナの新たな広域誘客メニューの検討が必要。

・温泉地への滞在型観光の新たな要素として、コンテンツを活用した周遊企画や体験型プログラムと連携した宿泊メニューの導入など、新たな客層をターゲットとした観光メニューが期待されている。

・名探偵コナン、ひなビタ♪、温泉むすめ、宇崎ちゃんは遊びたいなどのコンテンツや、倉吉市が進めるフィギュアによるまちづくりや燕趙園での中華コスプレ大会などの要素を総合的に情報発信をしていくことが中部圏域広域観光振興に効果的。

・中部地域の広域観光や商工振興を進める上で、経済的に密接な関係を有する岡山県北部地域と連携した取組が必要。

・県立美術館の開館に向けて、民間団体等による県立美術館を支える仲間づくりや地域と一体となった取組みが始まりつつあり、それらの活動をつなぎ、地域が連携して「県民立美術館」を実現していくことが必要。

・今後、取組が進む国立公園関連事業等と連携する新たな観光客誘致メニューや、情報のデジタル化による新鮮かつ多様な情報の提供など、行政と日本版DMOが協働して国内外からの観光客誘致を促進するため、日本版DMOをいっそう強化・育成、連携していくことが必要。


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

1 鳥取中部広域観光ビジョンの推進
   広域連合とともに日本版DMOを中心に展開
(1)中部圏域市町等をメンバーとした「鳥取中部広域観光戦略会議」において、ビジョンの目的達成のための中部圏域への観光客誘致にかかる戦略的な取り組み等を協議。
(2)「癒しの鳥取中部」を情報発信。

2 広域連携誘客
(1)中部・蒜山エリア周遊する仕掛け
 ・6エリアスタンプラリー
(2)中部コンテンツ誘客
 ・コスプレ受入コンシェルジェの実施

3 県実施事業との連携
 ○海外AGT訪問・招請、マスコミ取材対応
  観光戦略課、山陰インバウンド機構と連携し、セールスプロモーション、マスコミ取材対応等を行い観光客誘致を促進

4 その他主要事業
(1)B級グルメフェスタ
(2)連休キャンペーン

5 フラダンス全国大会の開催

6 櫻杯争奪相撲選手権大会支援
  櫻杯争奪相撲選手権大会は、昭和54年から開催されており、県内外から小・中学生を迎えて開催される、中国地方でも有数の相撲大会として定着。

これまでの取組に対する評価

○これまでの取組に対する評価
1 鳥取中部広域観光ビジョンの策定・推進
・日本版DMOとの協働により、県が進める観光施策との連携や調整、他圏域との調整を図り、中部圏域における広域観光振興の中枢として取り組むことができた。
・スムーズな情報共有や役割分担により、事業計画への的確な 提案、助言を行い、効果的で効率的な観光商品造成やPR活動の実施などに繋がった。
・広域連合への駐在により、随時諸課題解決のための様々な議論が可能となり、質の高い業務を広域連合と連携して実施することで観光誘客が促進された。
・相互の信頼関係が深まり、一体感も高まったことで広域観光振興推進のための環境が形成された。

2 広域連携誘客
東部・西部の観光地を巻き込み、岡山県北部を含み県内の回遊性が向上している。

3 県実施事業との連携
・アフター大山開山1300年との連携を検討
・国立公園満喫プロジェクトの推進
・鳥取西道路対策関連業務などの受託。

4 その他主要事業
(1)B級グルメフェスタはB級グルメバトルと合わせて9回目となり、フラダンス全国大会と連携して開催。2日間で3,500人が入場。
(2)連休キャンペーン

5 フラダンス全国大会の開催※令和2年度は中止
(1)期 日  令和元年8月30日〜9月1日
(2)会 場  鳥取県中部(主会場:倉吉未来中心)
(3)内 容  
○主会場  
コンペティション、エキシビション、ワークショップ、ハワイメンバーによるステージなど
○主会場以外
・中部管内各地域でのフラダンスイベントの開催
(琴浦町:県立琴の浦高等特別支援学校で交流フラ、北栄町:交流イベント、湯梨浜町:前夜祭、三朝町:三徳山奉納フラ、後夜祭)
(4)参加者 延べ1,318名(宿泊者数783名)

6 櫻杯争奪相撲選手権大会支援 ※令和2年度は中止
・毎年、佐渡ケ嶽部屋からも参加をいただき、ニュース等でも取り上げられることで、広く地域の魅力を発信している。
・また、大会を通じて県内外の参加者と地域住民との交流を深めて いる。さらに、全国大会で好成績を残しており、強豪県としての地位を確立しつつある。

財政課処理欄


 コンテンツツーリズム推進事業は、鳥取中部圏域広域観光連携推進事業に同目的の事業があることから、県が単独で事業実施することに疑問があります。コロナ克服中部圏域商圏拡大事業について、県として補助制度を創設する必要性がないと考えます。岡山県北部地域観光連携推進事業については事業手法に疑問があります。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 21,545 0 0 0 0 0 0 0 21,545
要求額 21,453 0 0 0 0 0 0 0 21,453

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 18,394 0 0 0 0 0 0 0 18,394
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0