電気事業会計　

　【既設発電所分】
水力発電所（１１箇所）、風力発電所(１箇所)及び太陽光発電所（８箇所）の発電電力を卸売りする。
（※　小鹿第一、小鹿第二、日野川第一発電所は、コンセッション事業者によるリニューアル工事のため、年度中途で運転停止予定）
○２０発電所の総出力　　　３９，９２０ｋＷ
○目標売電量　　　　　　　１１９，２３６ＭＷｈ
売電量は、県内総消費電力量の４％(推計値）を占め、３３，１００戸の消費電力に相当する。

（２）県営発電所における民間活力活用に向けた取組み
　舂米発電所(令和２年９月移管)に続き、小鹿第一、小鹿第二、日野川第一を、順次コンセッション事業者(Ｍ＆Ｃ鳥取水力発電（株）)に移管することとしており、円滑な運営移管に向けて、運転停止と再整備工事への移行を進める。

（３）非ＦＩＴ水力発電に係る売電入札実施後の小売電力事業者への売電
　従来、旧一般電気事業者と随意契約を継続してきた非ＦＩＴ水力発電(６発電所)の売電について、電力の地産地消を推進するとともに、電力自由化を踏まえ地方自治法の競争入札の原則に基づく対応を進めるため、競争入札実施結果を踏まえ、小売電力事業者に対して売電を行う。

＜昨年度からの主な変更点＞
　舂米発電所の運営移管及び他３発電所のリニューアル工事に伴う運転停止による売電量減（▲４８，６２５ＭＷｈ）
　・舂米発電所を除く非ＦＩＴ発電年間売電量　９６，８３３ＭＷｈ

・令和３年度末内部留保資金
　［令和２年度末内部留保資金＋引当金増減分＋(Ｄ)］
　＝５，２５９，１６９千円＋１２，５７７千円＋１５９，５４５千円
　＝５，４３１，２９１千円 （うち引当金　　１，０５３，４２９千円）
６　その他

（１）予定支出の各項の経費の金額の流用
営業費用と営業外費用との間
（２）議会の議決を得なければ流用することができない経費
職員給与費　　３４０，９８６千円
交際費　　５０千円
（３）棚卸資産購入限度額　　７，０００千円
（４）一時借入金限度額　　６４，０００千円