これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〇事業目標
中国交流事業を通じて、等身大の中国への知見を深め、中国事情に通じた人材や中国との接点を増やし、本県と中国の双方にメリットがある関係性を築く。
〇取組状況
【吉林省】令和元年に友好提携25周年事業を実施。令和3年度から3名の相互人材交流を実施(1名増加)。新型コロナウイルス感染症の緊急支援物資として防護マスクの寄贈等、友好交流地域と非常時で連携。
【河北省】
本県の中国交流の草分け。農業交流を中心に実施。令和元年度は河北省からの視察団を4度受入れ(農業試験場ほか)。青少年交流事業により県内の高校生を河北省へ派遣(令和元年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止)。
〇改善点
【吉林省】人材交流(相互留学生派遣、職員相互派遣)が順調に継続しており、吉林省にゆかりのある人材が両県省で増えている。オンラインの活用など持続可能な交流方法も提案し、定着させる必要がある。
【河北省】青少年交流事業を継続し、定期的に河北省からの使節団を受け入れている。河北省は、研修員の受入等の農業交流に関心が高い。今後、更に交流を広げるため、農業に加え、他分野の交流も検討していく必要がある。
これまでの取組に対する評価
河北省・吉林省とも、これまでの交流の積み重ねにより、絆が深まっている。両地域とも経済発展が著しく、両地域の活力を本県としても活用できるよう、未来を見据えながら取組を進める必要がある。
両省間との友好協定を最大限に活用し、青少年交流、人材交流、スポーツ交流等を推進し、更なる友好関係を深めていきたい。