当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

中国交流推進事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

交流人口拡大本部 交流推進課 東アジア交流担当 

電話番号:0857-26-7122  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R3年度当初予算要求額 3,880千円 7,921千円 11,801千円 1.0人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 2,587千円 7,870千円 10,457千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:3,880千円  (前年度予算額 2,587千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

 中国友好地域と青少年交流、観光交流、経済交流などを通じて、さらなる相互理解と友好関係を醸成する。

    なお、新型コロナウイルス感染症の影響により安全な相互訪問ができない場合は、可能な限りリモート交流などの代替事業を実施する。
    【吉林省との交流】
     吉林省とは覚書の締結により1994年より交流を行ってきたが、これを更に発展させるため2017年に友好協定の締結、2018年には経済協力に特化した協定を締結したところ。両県省間のより一層の友好関係を構築するため、留学生の相互派遣を行うとともに、青少年交流を実施する。
    【河北省との交流】
     本県と河北省は1986年の友好提携以来、各分野で交流をすすめている。2016年、河北省との友好提携30周年記念事業の会談において、青少年交流や観光交流、文化交流、経済交流を進めることで合意しているところ。河北省との友好交流を更に推進するため、青少年交流及び交流協議団の派遣を行う。
    【上海市との交流】
     米子-上海便が2020年1月に就航したことを契機とし、上海市との交流を推進するため、次世代を担う高校生を対象とした高校間交流事業を実施する。(上海市内の高校を受入れ、県内高校と交流事業を実施する。)
    【香港との交流】
     2016年の米子空港への香港定期便就航以来、経済、文化、青少年等の分野において本県と香港との交流が進んでいるところ。更なる交流促進として香港の高校生の受入れを行う。
    【青少年オンライン交流】
     県内高校生もしくは県内大学生を対象として、日中間の相互理解を促す共通のテーマを設定し、日本語もしくは中国語でのディスカッションやディベートを通じて、相互理解と信頼関係を醸成する。

2 主な事業内容

海外渡航を伴う事業については、新型コロナウイルス感染症の状況によって実施可否を判断し、実施困難な場合は代替事業を検討する。
(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度当初予算額前年度からの変更点
吉林省県費留学生受入事業鳥取県と吉林省との友好親善に寄与する人材育成を行うため隔年で県内大学において県費留学生受入、また県内大学生を毎年留学派遣する。受入学生にしては奨学金を給付する。(県から派遣する留学生に係る費用については自己負担及び吉林省負担。) 今年度に選抜試験を実施し、来年度から県費留学生が新たに1名入学する予定。
3,880
2,587
入学料・検定料の減。1名分の授業料・生活費の増。
吉林省・河北省青少年交流事業次世代を担う青少年が、日中文化への理解を深め、将来に渡って鳥取と中国友好地域との関係性に貢献する契機とすべく青少年交流事業を実施する。
標準事務費
標準事務費
(河北省)変更なし
(吉林省)新規
上海市青少年交流事業米子-上海便の就航を契機に、上海市との交流を推進し、日本文化への理解を深めていただくため、次世代を担う高校生を対象とした高校間交流事業を実施する。(上海市内の高校を受入れ、県内高校と交流事業を実施する。)
標準事務費
標準事務費
変更なし
香港青少年交流事業香港の高校生を10名受入れ、日本文化への理解を深めていただくとともに、県内高校生との交流を図る。
標準事務費
標準事務費
変更なし
青少年オンライン交流事業県内の学校と友好地域内の学校をオンラインで繋ぎ、日中間の共通テーマに対する意見交換等の交流を通じて、相互理解と信頼関係の醸成を図る。
標準事務費
新規
合計
3,880
2,587

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

〇事業目標
中国交流事業を通じて、等身大の中国への知見を深め、中国事情に通じた人材や中国との接点を増やし、本県と中国の双方にメリットがある関係性を築く。

〇取組状況
 【吉林省】令和元年に友好提携25周年事業を実施。令和3年度から3名の相互人材交流を実施(1名増加)。新型コロナウイルス感染症の緊急支援物資として防護マスクの寄贈等、友好交流地域と非常時で連携。
 【河北省】
 本県の中国交流の草分け。農業交流を中心に実施。令和元年度は河北省からの視察団を4度受入れ(農業試験場ほか)。青少年交流事業により県内の高校生を河北省へ派遣(令和元年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止)。
〇改善点
 【吉林省】人材交流(相互留学生派遣、職員相互派遣)が順調に継続しており、吉林省にゆかりのある人材が両県省で増えている。オンラインの活用など持続可能な交流方法も提案し、定着させる必要がある。
 【河北省】青少年交流事業を継続し、定期的に河北省からの使節団を受け入れている。河北省は、研修員の受入等の農業交流に関心が高い。今後、更に交流を広げるため、農業に加え、他分野の交流も検討していく必要がある。

これまでの取組に対する評価

河北省・吉林省とも、これまでの交流の積み重ねにより、絆が深まっている。両地域とも経済発展が著しく、両地域の活力を本県としても活用できるよう、未来を見据えながら取組を進める必要がある。
 両省間との友好協定を最大限に活用し、青少年交流、人材交流、スポーツ交流等を推進し、更なる友好関係を深めていきたい。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 2,587 0 0 0 0 0 0 0 2,587
要求額 3,880 0 0 0 0 0 0 0 3,880