事業名:
まんが・アニメツーリズム推進事業
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交流人口拡大本部 まんが王国官房 まんが王国戦略担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
R3年度当初予算要求額 |
38,231千円 |
6,337千円 |
44,568千円 |
0.8人 |
0.0人 |
0.0人 |
R2年度当初予算額 |
26,150千円 |
6,296千円 |
32,446千円 |
0.8人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:38,231千円 (前年度予算額 26,150千円) 財源:単県
事業内容
1 事業の目的・概要
まんがやアニメを活かした本県の情報発信や観光誘客を促進するため、国内外へのプロモーションや県内周遊の仕組みづくりなどを行う。
2 主な事業内容
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | オンラインを意識したまんが王国とっとりPR動画制作 | オンラインを中心に映像でまんが王国とっとりをPRし、将来的な誘客に繋げるため、着ぐるみを活用しまんが関連施設やモデルコース等を紹介するPR動画を制作する。 | 5,300 | 0 | 新規 |
2 | 国内観光客の周遊・滞在促進企画 | 国内観光客の県内周遊を促進し地域への経済効果を図るため、県内全域のまんが関連施設・スポットを周遊するデジタルスタンプラリーを実施する。 | 2,000 | 0 | 新規 |
3 | 首都圏でのまんが王国とっとり情報発信(六本木ヒルズとの連携イベント) | 国内観光客の観光需要を喚起するため、首都圏でまんが王国とっとりを広くPRするイベントを開催する。 | 8,800 | 0 | 新規 |
4 | 漫画「四十七大戦」との連携 | 鳥取県が主人公の都道府県擬人化バトル漫画「四十七大戦」と連携し、本県の情報発信と観光誘客の促進を図る。 | 3,500 | 3,500 | |
5 | 妖怪文化をテーマにしたKADOKAWA・他自治体との情報発信 | KADOKAWAや他自治体と共同で妖怪文化をテーマにした情報発信を行う。 | 2,000 | 1,000 | 妖怪パワー発進事業からの移管 |
6 | 訪日外国人向けまんが王国とっとり満喫周遊パスの発行 | 訪日外国人観光客の県内周遊を促進するため、まんが王国とっとりの主要観光施設をお得に巡る
施設入場パスを発行する。 | 2,500 | 2,500 | |
7 | 海外プロモーション | まんがをアイキャッチにまんがと親和性のある海外催事等へ出展し情報発信を行う。 | 4,981 | 11,000 | 現地スタッフによる運営へ組み替えたこと等による減 |
8 | まんがアニメ資源活用誘客促進補助金 | まんがアニメの地域資源を活かして観光誘客等の取組を行う市町村等を支援する。 | 9,000 | 8,000 | 対象事業増に伴う増 |
9 | アニメツーリズム協会との連携 | アニメツーリズム協会と連携し情報発信を行う。 | 150 | 150 | |
合計 | 38,231 | 26,150 | |
3 事業の背景
新型コロナウィルスの影響で縮小している観光需要を喚起する施策が必要とされている。インバウンド再開が不透明な中、国内観光客の誘客促進の観点で、本県への来県動機付けの取組が求められている。首都圏(東京都、埼玉県)での情報発信による話題づくりが必要とされる。
- 「新しい生活様式」が謳われるなか、「非接触」「デジタル」をキーワードとした新しい取組の検討が喫緊の課題とされている。また、情報発信の手法として「オンライン」が強く注目されており、そうした時代の趨勢に対処する施策の検討が求められている。
- アニメツーリズムが新しい旅のかたちとして人気を集めている。平成28年度には一般社団法人アニメツーリズム協会が設立され、本県も入会した。同協会が平成29年度に行った「日本のアニメ聖地88」には、本県から、境港市(水木しげるロード)、北栄町(青山剛昌ふるさと館)、倉吉市(ひなビタ♪)の3ヶ所が選定された。(平成30年度、令和元年度も継続選定)
- 平成30年度及び令和元年度は、県がアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の番組スポンサーになり、鳥取県が作品の舞台になるなど、聖地巡礼を促進した。
- 鳥取県が主人公のマンガ「四十七大戦」がWebマンガ総選挙2018で大賞を受賞するなど、新たな追い風もある。
- 今後も関係機関と連携しつつ、アニメ聖地を活かした観光誘客を進めていく。
4 前年度からの変更点
オンラインを意識したまんが王国とっとりPR動画制作 ⇒ 新規による増
国内観光客の周遊・滞在促進企画 ⇒ 新規による増
首都圏でのまんが王国とっとり情報発信 ⇒ 新規による増
妖怪文化をテーマにしたKADOKAWA・他自治体との情報発信 ⇒ 別事業からの移管による増
海外プロモーション ⇒ 現地スタッフによる運営へ組み替えたこと等による減
まんがアニメ資源活用誘客促進補助金 ⇒ 対象事業増に伴う増
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
まんがアニメゆかりの地を旅する「聖地巡礼」が「旅の動機付け」としてブームとなっている。まんが王国を標榜する本県にとって絶好の機会であり、認知度向上と具体的な誘客促進に繋がる取組を行っていく。
新型コロナウィルスの影響で、インバウンドの再開が先行き不透明な中、疲弊した県内観光産業の回復を後押しするため、まずは国内観光客の来訪を促す取組を強力に進める。国内最大の人口集積地首都圏に対し、都内六本木ヒルズでのとっとりフェアや、四十七大戦の東京公演、埼玉県でのKADOKAWAとの連携事業などを展開する。
新型コロナウィルスにより「新しい生活様式」が謳われている。観光誘客施策も新しい様式が必要であり、オンラインや非接触といった手法での企画を積極的に実施する。
インバウンド施策は、当面は縮小しつつも「プロモーション」と「受け地整備(割引パス)」の2軸を維持し、再開が見込まれた場合に迅速に対応できるようにする。
地域のまんがアニメ資源を活用した取組を支えるため、補助制度で支援する。
これまでの取組に対する評価
平成30年度及び令和元年度にアニメゲゲゲの鬼太郎が放映され、鳥取県が舞台となる回が放送されたことにより、ファンの間で鳥取県が鬼太郎の「聖地」として改めて認識されている。水木しげるロードの入込客も増加し、SNSでも大きく話題となった。
漫画「四十七大戦」の舞台化が令和元年度に実施され、東京都内と鳥取県内で公演が行われた際には、熱心なファンが日本全国から来県し、飲食宿泊物販等で地域活性化に繋げることができた。
訪日外国人観光客向けのまんが王国とっとり満喫周遊パスは、鬼太郎やコナンをアイキャッチにしたパスが海外でも話題となり、来県の動機付けとなった。
新型コロナウィルスの感染拡大により、他の観光施策同様、アニメツーリズムも停滞を余儀なくされている。感染の動向を明確に見通すことは困難であるが、来たるべき再開時に迅速に対応できるよう体制を整えておくことが必要と考える。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
26,150 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
26,150 |
要求額 |
38,231 |
0 |
0 |
0 |
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0 |
0 |
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38,231 |