現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 交流人口拡大本部の新たなインバウンド層の誘致促進事業
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:観光費 目:観光費
事業名:

新たなインバウンド層の誘致促進事業

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交流人口拡大本部 国際観光誘客課  

電話番号:0857-26-7633  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R3年度当初予算要求額 30,000千円 4,753千円 34,753千円 0.6人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 1,500千円 3,148千円 4,648千円 0.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:30,000千円  (前年度予算額 1,500千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

 新型コロナウイルス感染症収束後の海外渡航規制の緩和、インバウンド需要の回復を見据え、本県の安全安心情報の発信及び海外富裕層・外国人個人旅行客誘客対策等を実施するとともに、留学生等の在住外国人の活用や地域ぐるみでの国際観光交流を担う人材の開拓等による国際観光交流人口の増加を図ることにより、新たなインバウンド顧客の獲得を目指す。

2 主な事業内容

(単位:千円)
細事業名
内容
要求額
前年度予算額
前年度からの変更点
【新規】外国人旅行客向けの安全安心情報発信事業 県全体の自然・美しい空気・水(No密)や活気を取り戻した観光地の様子、地域ならではの魅力、観光・宿泊施設の安全安心情報等を含む動画を多言語で発信 して外国人旅行客の不安を払拭する。
4,600
新規
【新規】外国語版Webサイト整備支援・口コミ活用事業 コロナ収束後のインバウンド誘客の本格的な再開に備え、県内で外国人誘客に取り組む観光事業者等を対象に、「外国語版Webサイトの整備支援」及び「個人旅行客の口コミを活用した情報発信力向上のための個別相談」を実施する。

(1)外国語版Webサイト整備支援
 (ア)ウィズコロナ・アフターコロナを踏まえた安全安心情報の掲載を含め、外国語版Webサイトの必須となる掲載項目や作成時に誤りやすい記載方法等、外国人目線で見やすいサイト構築のための共通マニュアルを作成する。
 (イ)外国語版Webサイト未導入の施設に対する個別相談を実施するとともに、外国語版Webサイト導入済の施設に対する改善案の提示、誤訳等の指摘を実施する。
(以上、専門業者への委託事業、計20施設程度)
⇒ 実際のWebサイト整備に要する経費は外国人観光客倍増促進補助金(外国人観光客受入環境整備事業)で支援。

(2)口コミ活用支援
 トリップアドバイザー等の口コミを活用することで、外国人観光客リピーターの取込や新規顧客獲得を図るため、希望する施設に対し、口コミを活用するための個別相談を実施する。
5,350
新規
【新規】海外富裕層誘客促進事業 海外富裕層の誘客を推進することで県内旅行消費の拡大を図る。
(1)受入体制整備
 ・本県への旅行需要調査
 ・富裕層受入に向けた県内事業者への啓発を図るセミナーの開催
(2)インバウンド向け県内宿泊施設・飲食店おもてなし・ブランド力向上研修
 ・県内宿泊施設・飲食店に対して、更なるホスピタリティ向上のための研修を行い、海外富裕層に来てもらえる、満足してもらえる環境づくりを進める。
3,500
新規
【新規】外国人個人旅行客誘客プロモーション事業 より一層の団体旅行から個人旅行へのシフトが見込まれることからOTA旅行会社と連携したプロモーションを実施する。
 <対象市場>韓国・中国・香港・台湾
 ※欧米豪はインバウンド推進多角化促進事業で対応。
 <連携例>
  ・韓国…マイリアルトリップ
  ・中国…Ctrip
  ・台湾・香港…KLOOK
  ・台湾…funNow
 <プロモーション例>
  ・サイト内への鳥取県特設ページの開設
  ・サイト内バナー広告等による特設ページへの誘導
8,000
新規
【新規】高速バスを活用した関西エリアからの外国人観光客周遊促進事業 主に関西国際空港発着の訪日外国人をターゲットとする高速バスを活用した県内周遊促進を図るため、鳥取市と連携して外国人向けの運賃割引を実施する。

1事業実施主体
鳥取市
2補助対象事業
実施主体が負担する高速バス料金の割引に要する経費

※運行想定期間:6月〜11月
(東京オリパラ開催期間前後)
※割引制度:なんばOCAT〜鳥取駅3,800円→1,000円(片道のみ適用)
※利用想定人数:2,250人
3,150
新規
【新規】県内在住外国人(留学生等)によるモニターツアー事業 県内在住外国人(留学生、国際交流員等)を対象にしたFAMツアーを実施し、動画等で各市場に向けて、県内在住外国人ならではの視点で情報発信する。
 ツアーに当たっては、通訳案内士を活用し、インバウンド回復期に向けた実践的なスキルアップにつなげる。
2,500
新規
【拡充】インバウンドフレンドリーなふるさとづくり事業 地域間国際交流に熱意のある外国人による、短期間の文化体験教室を県内中山間地に開設して、そこで学ぶ外国人学生に、地域の観光体験・地元住民交流などを通じて鳥取を「第二のふるさと」と意識づけしていく。
 本事業の開催地域を3地域(東・中・西部)に拡充し、インバウンドフレンドリーな地域の広がりを図る。
2,400
1,000
R2当初:国際観光交流人口拡大事業(ふるさと化推進事業)
【継続】外国人人材発掘事業 観光業界(ホテル・土産物店等)における人材不足を解消するため、現地にて県内企業と外国人人材をマッチングする取組を実施する。
500
500
R2当初:国際観光交流人口拡大事業(外国人人材発掘事業)
合計
30,000
1,500

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

1 事業目標
 第2期鳥取県総合戦略「令和新時代創生戦略」において令和6年(2024年)の外国人延べ宿泊者数27万人達成を目標としている。

2 取組状況
 全世界的な海外渡航規制の影響により、外国人観光客が来県できない状況であるが、これまでの鳥取県ファンを維持し、新規顧客を獲得するためにSNS等への情報発信を継続的に実施するとともに、航空会社・旅行会社等とのWeb会議による情報交換、オンライン商談会等への参加等のプロモーション活動を実施しているところである。

3 改善点
 オンラインを活用したプロモーションを活発に実施するとともに、在留外国人向けの情報発信にも取り組んでいる。

これまでの取組に対する評価

 引き続き、オンラインを活用したプロモーションを実施するとともに、ウィズコロナ・アフターコロナに即した外国人個人旅行客の取込、安全・安心をキーワードとした受入環境整備・情報発信が必要である。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,500 0 0 0 0 0 0 0 1,500
要求額 30,000 0 0 0 0 0 0 0 30,000