1 事業の目的・概要
自動車税及び税外の料金(地方自治法施行令第158条第1項で収納委託が認められている歳入が対象)について、一部の金融機関、郵便局、県機関の窓口に限られていた納入窓口を拡大し、コンビニエンスストアにおいても納付可能とすることで、納付者の利便性の向上を図ることを目的とする。
自動車税は平成18年度の定期課税分から、税外の料金は平成29年度からコンビニ納付が可能となっており、現行のコンビニ収納代行委託契約が令和2年度末で終了するにあたり、令和3年度以降も引き続き事業を実施するために、収納代行業者等と委託契約を締結する必要がある。
2 主な事業内容
地銀ネットワークサービス株式会社(収納代行業者)、株式会社山陰合同銀行(指定金融機関・収納事務に係る一部を行う)及びコンビニエンスストア本部11社(提携先)にコンビニ収納事務を委託する。
■契約の相手方
地銀ネットワークサービス株式会社、株式会社山陰合同銀行、コンビニエンスストア本部11社及び鳥取県の4者間契約
■契約方法
随意契約
■契約金額(債務負担行為設定額)
収納事務1件当たり62円(単価契約)※現行の単価から変更なし。
■契約期間
令和3年4月1日から令和8年3月31日まで(5年間)
■債務負担行為の期間
令和4年4月1日から令和8年3月31日まで(4年間)
3 債務負担行為の理由
複数年の契約とすることで、一定の契約単価のまま、安定したサービスが提供できる。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
■事業目標
納付者の利便性の向上を図る。
■取組状況
H18.5 税金(自動車税)についてコンビニ収納開始
H25.8 知事より利便性の高い収納方法を検討するよう指示あり
H26.4 税外の料金について従来の証紙と併せて現金収納を開始
→件数ベースで39.7%が現金による収納方法にシフト
H29.4 税外の料金についてコンビニ収納開始
※財務会計システム刷新にあわせたもの
※税務課所管時の税金の契約に追加する形(変更契約)で導入
H30.4 コンビニ収納事務委託契約(H30.4.1〜R3.3.31)
スマホ収納開始(ヤフーアプリ)
R1.7 スマホ収納追加(LINE Pay)
※税金のみ
R2.3 スマホ収納追加(Pay Pay)
※LINE Payで使用料等についても支払い受付開始
これまでの取組に対する評価