事業名:
部落差別解消推進事業
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総務部 人権・同和対策課 同和対策担当
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
R3年度当初予算要求額 |
7,608千円 |
9,505千円 |
17,113千円 |
1.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
R2年度当初予算額 |
7,608千円 |
9,444千円 |
17,052千円 |
1.2人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:7,608千円 (前年度予算額 7,608千円) 財源:単県、国10/10
事業内容
1 事業の目的・概要
部落差別問題をはじめとする人権課題の解決に向け、鳥取県同和対策協議会等と連携し具体的施策に取り組む。
2 主な事業内容
(単位:千円)
| 細事業名 | 内容 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 部落差別解消推進に係る啓発広報 | (1)部落差別解消推進に係る啓発広報
・部落解放月間(7月10日〜8月9日)における啓発活動
・マンガ等を活用したシリーズ啓発実施
・マンガ啓発冊子の作成
(2)宅地建物取引上の人権問題解決に向けたアクションプランに基づく、宅建業者や県民に対する宅地建物取引上の人権問題に係る啓発活動
・宅地建物取引業者への指定人権研修受講済証(ステッカー)交付 | 3,072 | 2,872 | 部落解放月間以外にも使えるマンガ啓発冊子の作成 |
2 | 隣保館相談支援機能強化事業
(鳥取県隣保館連絡協議会へ委託) | (1)隣保館相談支援機能強化アドバイザーの派遣
福祉部局、社会福祉協議会、民生児童委員等をはじめ、自立相談支援機関や民間団体も含めた地域の様々な社会資源との連携や開発等の支援体制整備を進める上で課題を持つ隣保館や地域に対し、登録された各分野のアドバイザーが助言等の支援を行い隣保館の相談支援機能の強化を図る。
(2)隣保館相談支援機能強化研修
ア ソーシャルワーク・スキルアップ研修
差別を受けた相談者に寄り添い、精神的に支えながら、相談者の信頼を得た寄り添い型の支援を行うために必要な、心理的ケア、ソーシャルワークのスキルを向上させるための専門研修を実施する。
<回数> 年1回
<参加対象者> 隣保館職員等
イ 地域福祉課題対応スキルアップ研修
人権啓発とあわせて地域福祉の一翼を担い、地域住民の様々な福祉課題に対応しうる隣保館職員としての資質の向上を図るため、人権課題に関する内容はもとより、改正社会福祉法、介護保険制度、年金制度などの社会保障制度の最近の動向を内容とした研修を実施する。
<回数> 年1回
<参加対象者> 隣保館職員等
ウ 実践発表・研究会の開催
相談支援の在り方を考える実践発表・研究会を開催する。
<回数> 年1回
<参加対象者> 隣保館職員等 | 960 | 960 | 変更なし |
合計 | 4,032 | 3,832 | |
(単位:千円)
| 補助金名 | 補助対象事業・補助対象経費 | 実施主体 | 県補助率
(上限額) | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
1 | 部落解放同盟鳥取県連合会補助金 | 部落解放同盟県連が同和問題解決のため行う啓発活動の円滑実施促進を目的とした事業
1 啓発活動事業
2 研修指導事業
3 差別事象に係る指導事業
4 その他研修事業
5 他団体と連携した啓発・交流事業
6 上記1から5に要する人件費 | 部落解放同盟鳥取県連合会 | 1/2 | 2,300 | 2,500 | 実績ベースで減額 |
2 | 鳥取県隣保館連絡協議会補助金 | 地域住民の社会・経済・文化的改善向上を図り、人権同和問題の解決を図るため、隣保館設置運営要綱を尊重し、隣保館相互の有機的連携強化、隣保館事業の充実発展支援を目的とした事業。
・調査研究及び研修事業
・その他知事が特に認める事業 | 鳥取県隣保館連絡協議会 | 1/2 | 600 | 600 | 変更なし |
3 | 鳥取県同和対策協議会補助金 | 同和問題の早期開発を図るための事業の円滑実施促進を目的
・啓発活動事業
・郡、市及び地区同和対策協議会等の育成強化及び連携事業
・行政機関に対する要請事業
・その他同和問題の解決のため、知事が特に必要と認める事業 | 鳥取県同和対策協議会 | 定額 | 126 | 126 | 変更なし |
4 | 全国隣保館連絡協議会負担金 | ・全国隣保館連絡協議会が主催する隣保館職員等に対する研修事業 | 全国隣保館連絡協議会 | − | 550 | 550 | 変更なし |
合計 | 3,576 | 3,776 | |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
・同和問題(部落差別)についての県民の理解と認識を深め、差別と偏見をなくすため、市町村、関係機関、団体等と連携して、人権問題解決に向けた啓発事業を行う。
・アドバイザーの派遣や研修、小規模グループでの事例研究等により、隣保館の相談支援機能の強化を図る。
<取組状況>
■部落差別解消推進に係る啓発広報
部落解放月間(7月10日から8月9日まで)に合わせて、若者向けのマンガを使用したポスター等を作成し、関係機関に配付した。
身元調査お断り運動月間(9月)にリーフレットを市町村等関係機関に配布し周知を呼びかけた。また、県庁前の電光掲示板により身元調査お断り運動、本人通知制度の周知を行った。
■鳥取県同和対策協議会の取組
【教育・啓発】
・教職員向けの指導参考資料を活用した教職員研修を実施。
・教職員研修指導主事派遣事業で学校・市町村に人権教育課の指導主事を派遣
【インターネット】
・ネットモニタリングネットワークマニュアルの作成及び専用パソコンの設置(鳥取県人権文化センター内)し、モニタリングの実施環境を整備した。
・研修会を開催し、モニタリングの実施方法や先進事例について研究を行った。
【当事者支援】
〇隣保館相談支援機能強化事業
・鳥取県隣保館連絡協議会に本事業を委託し、現在委託先において事業実施。
〇差別の実態に係る調査
・隣保館訪問により地域課題把握調査の追加調査を実施。
これまでの取組に対する評価
■部落差別解消推進に係る啓発広報
・ポスター、リーフレット等にインパクトがあり、親しみやすいマンガを活用したことで若い世代をはじめとした多くの県民の方に同和問題について関心を持っていただくきっかけとなった。
■鳥取県同和対策協議会の取組
【インターネット】
・モニタリングの実施方法やスキルについて研修した結果、可能な団体から取組を実施するという体制が整ってきた。
【当事者支援】
・他県や県内の先進地の取組を知ることで、各隣保館が相談支援のあり方を見直すとともに、新たな取組を行うための参考や目標としてもらうことができた。
工程表との関連
関連する政策内容
1 同和問題(部落差別)解決に向けた差別意識の解消のための取組の推進
2 隣保館の相談支援機能の充実
関連する政策目標
○同和問題(部落差別)についての県民の理解と認識を深め、差別と偏見をなくすため、市町村、関係機関、団体等と連携して、人権問題解決に向けた啓発事業を行う。
○県内や地域の相談支援関係者による小規模グループでの事例研究等により、関係者との連携を強化し、相談支援のネットワークの構築を推進する。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
7,608 |
1,200 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6,408 |
要求額 |
7,608 |
1,200 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6,408 |