事業名:
とっとりインターンシップ推進事業
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)
商工労働部 雇用政策課 雇用戦略担当
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
会計年度任用職員 |
特別職非常勤職員 |
R3年度当初予算要求額 |
57,791千円 |
3,961千円 |
61,752千円 |
0.5人 |
0.0人 |
0.0人 |
R2年度当初予算額 |
37,263千円 |
3,935千円 |
41,198千円 |
0.5人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:57,791千円 (前年度予算額 37,263千円) 財源:国1/2
事業内容
1 事業の目的・概要
産官学が協働で実施する「とっとりインターンシップ」への学生の参加を促進することで、県内企業への理解を深め、県内就職を促進する。
2 主な事業内容
【地方創生推進交付金充当事業】
(単位:千円)
事業概要 | 要求額 | 前年度予算額 | 前年度からの変更点 |
大学生等を対象としたインターンシップを産官学が連携して実施し、県内企業への関心を高めることにより、県内企業への就職促進と県内企業の優秀な人材確保を支援する。
<主な取組>
・県内大学等、商工団体、県等で地域協働型のインターンシップ推進協議会を組織し、運営する。
・主に春と夏の年2回、学生の休暇期間中にインターンシップを実施する。
・専門コーディネーター5名が、企業、大学、学生のニーズをくみ上げ、個々の事情に応じたマッチングを行う。
・合同企業説明会等のイベントを開催し、学生のインターンシップへの参加促進を図る。
・企業向けにセミナー開催やコンサル支援を行い、インターンシッププログラムの質の向上を図る。
・学生の交通費・宿泊費、通勤費等の一部を支援する。
<インターンシップの種類に応じたマッチング>
・短期(〜5日程度)、長期(1週間〜)
・無償型、有償型
・対面型、リモート型 | 57,791 | 37,263 | ・県外大学に向けた広報活動強化のため、コーディネーター職員の旅費と広報印刷費を増加する。
・県外大学生等の参加者増加を図るため、合同企業説明会の会場を追加開催する(西部、東京、大阪を追加)。
・コロナ禍でも学生のインターン参加を促進するため、リモートでのインターンを推進する(企業向けのセミナー開催、個別アドバイスの実施、プログラム策定等への助成)。
・ホームページの全面改修により、県外学生、外国人留学生が使いやすいシステム改修を行う。
・学生にとってより魅力的なプログラムを創出するため、プログラム策定を伴走支援するコンサル支援を行う。 |
3 令和3年度の重点的な取組
さらなる学生(特に県外学生)の参加者増加に向けて、
○学生のニーズに沿ったプログラムの質の向上(リモート実施を含む)
○学生への広報活動の強化
○参加学生の利便性アップによる満足度の向上
という好循環を作り出すため、新たに以下の取組を行う。
(1)プログラムの質の向上
ア 研究会(企業勉強会)の開催
個々の企業が策定するプログラムの内容に応じたプログラムの質を向上させるため、リモート等タイプを分けて研究会を開催し、企業同士の切磋琢磨によるプログラムの質の向上を図る。
イ モデル事業を横展開するためのコンサルタント経費
インターンシップに登録していない企業や、登録しているがプログラム策定がマンネリ化している企業の模範となるよう、モデル的なプログラム策定を徹底的に伴走支援し、優良なプログラムの創出と横展開を図る。
(2)コロナ禍に対応したリモートインターンの推進
withコロナでのインターンシップ活動を後押しするため、企業によるリモートインターンプログラムの導入を支援する。
ア セミナー開催
リモートインターンをテーマにしたセミナーや情報交換を行い、リモートインターン導入への機運醸成を図る。
イ 個別アドバイスの実施
上記セミナーを受講した企業のうち、リモートインターンに取り組む意欲のある企業に対し、個別にプログラム策定へのアドバイスを行う。
ウ プログラム導入への助成
プログラム導入にあたり、環境整備が必要な企業に対し、助成を行うことで、リモートインターンの円滑な導入を支援する。
(3)ターゲットを絞った広報活動の強化
学生の参加者増加に向けて、ターゲットを絞った広報活動の強化を行う。
ア 県外学生
県外での合同企業説明会の開催(後述)、チラシ増刷による広報強化
イ 外国人留学生
ホームページやパンフレットの多言語化(後述)、チラシ増刷等による県外大学への広報強化
(4)合同企業説明会の開催場所の拡大
現在、東部でしか開催していないインターンシップ合同企業説明会を県西部、大阪、東京でも追加で開催し、特に県外学生に向けたインターンシップ参加への機運醸成を図り、インターンシップの参加者増加につなげる。
(5)ホームページのリニューアル
現在のホームページを全面的にリニューアルし、1日仕事体験、外国人留学生など目的に沿い、学生にとって見やすい、使いやすいシステムの構築を図る。
【主な改修内容】
・外国人留学生の閲覧に対応した多言語化
・1日仕事体験の仕組みの導入
・学生の利便性を図る通勤費助成のシステム化 など
(6)就活前の学生も参加しやすい制度設計の検討
現在のインターンシップの参加対象は制限していないものの、参加学生は就活前の3年生が中心となっており、大学1〜2年生の参加が少ない状況にある。
高校卒業から大学卒業、県内定着までを切れ目なく支援できるように、大学1〜2年生でも参加しやすいようなインターンシップの制度設計を産官学で検討し、インターンシップのすそ野拡大による参加者増加につなげる。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<事業目標>
・インターンシップ参加学生500名
・インターンシップ県外学生200名
<取組状況>
・インターンシップフェスティバル、合同企業説明会等を通じ、インターンシップ参加への学生の機運醸成を図っている。
・その成果もあって、参加学生は年々増加し、インターンシップの重要性と認知度が学生の間で高まっている。
【参加者推移】382名(H29)→426名(H30)→426名(R1)
<改善点>
・参加学生のうち長期有償型・外国人留学生は少なく、さらなる掘り起しが必要。
【R1実績】長期有償型5名、外国人留学生1名
・また、県内学生の参加は頭打ち状態となっており、今後は、県外学生の参加者増加に向けた取組を強化していくことが必要。
これまでの取組に対する評価
・参加者数は年々増加しているものの、目標値には達していない。長期有償型・外国人留学生などの参加者増加に向けた取組のほか、特に県外学生に向けた広報活動の強化が必要。
工程表との関連
関連する政策内容
高校・大学、産業界等と連携した若者の県内就職・定着の促進
関連する政策目標
県内企業の魅力の発信を目的に県外学生等の帰省に合わせた時期に開催する企業紹介フェアや県内企業で働く若者等を紹介する情報誌の発行、中小企業の情報発信支援等を通して、県内企業の魅力や情報の発信を強化するとともに、産官学が協働して実施する「とっとりインターンシップ(無償型及び長期・有償型)」への学生の参加を促進することで、県内企業への理解を深め、県内就職を促進する。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
37,263 |
17,631 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
19,632 |
要求額 |
57,791 |
28,058 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
29,733 |