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令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:工鉱業費 目:中小企業振興費
事業名:

とっとりバイオフロンティア管理運営事業

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商工労働部 産業振興課 先端技術推進担当 

電話番号:0857-26-7244  E-mail:zaisei@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R3年度当初予算要求額 95,298千円 7,921千円 103,219千円 1.0人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 105,864千円 7,870千円 113,734千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:95,298千円  (前年度予算額 105,864千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

鳥取大学の染色体工学技術等を活用したバイオ産業の創出を目的として設置した「とっとりバイオフロンティア」の管理運営を指定管理者に委託する。

2 主な事業内容


                                                                                               (単位:千円)
     
    細事業名
    内容
    要求額
    前年度予算額
    前年度からの変更点等
    指定管理委託料指定管理者(公財)鳥取県産業振興機構
    88,503
    88,503
     
    指定期間令和元年4月1日〜令和6年3月31日(5年間)
    委託業務・施設等の利用許可及び利用許可の取消し
    ・施設設備の維持管理及び運営
    ・施設利用者の研究開発及び事業化支援
    ・バイオ関連人材育成 等
    とっとりバイオフロンティア開設10周年記念事業 鳥取大学発の染色体工学を活用したバイオ産業の可能性やとっとりバイオフロンティアの米子市における存在価値を市民・県民や高校生等に広くPRすることを目的として、シンポジウム形式のイベントを開催する。
    3,030
    0

    (一社)地方自治総合センター助成
    鳥取大学への賃借料 鳥取大学米子キャンパス内に設置されたとっとりバイオフロンティアの底地(国有地)に対する賃借料。
    【算定方法】  
     国税庁の路線価(道路(路線)に面する宅地1平方メートルあたりの評価額)に基づき鳥取大学が算定する国有地の賃借料による。
    440
    440
     
    電力量計・水道メーター・取替工事費 計量法による検定有効期間を経過した電力量計26箇所及び水道メーター13箇所を更新する。
    3,325
    0
    LED改修工事
    0
    16,921
    廃止
    合計
    95,298
    105,864
     


    (参考)
    ■指定管理委託料(5か年間の債務負担行為額)
     (単位:千円)
    年度
    債務負担行為限度額A
    委託料B
    差額C=A-B
    R元
    87,698
    87,698
    0
    R2
    88,503
    88,503
    0
    R3
    88,503
    88,503
    0
    R4
    88,503
    88,503
    0
    R5
    88,503
    88,503
    0
    441,710
    441,710
    0
      ※平成30年2月議会で債務負担行為設定済。

3 現状と背景

〇現在、入所スペースは満室、機器利用件数も増加傾向に有り、開所時(H23.4月)に比べ施設の利用促進が進んでいる。
〇当該施設に隣接する「とっとり創薬実証センター」(H30.4月開設、鳥取大学所管)と連携した研究開発支援や創薬等の先端技術分野の事業化を支援するとともに、バイオ技術の向上と併せ、事業化に向け、経営に必要な知識(資金調達、知財、組織運営等)を習得するための人材育成事業を拡充し、引き続きバイオ産業の創出を目指す。

4 変更点

〇とっとりバイオフロンティア開設10周年記念事業

・事業拡大した入居企業が県内に事務所や研究施設を開設するなど、バイオ関連企業の発展が顕著であることから、とっとりバイオフロンティアの開設10周年(H23.4開設)を契機に、地域に根差すバイオ産業の将来性や意義を広く県民に周知し、バイオ産業や研究に対する理解を促進する記念事業を行う。
・将来のバイオ産業の担い手育成に向けて、高校生や大学生がバイオ技術やその可能性について学ぶ機会とする。

〇電力量計及び水道メーター取替工事費
・計量法による料金取引メーターの使用期限を迎えている水道メーター・電力量計を更新する。



これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<事業目標>
 とっとりバイオフロンティアの管理運営を指定管理者に委託し、鳥取大学の染色体工学技術等を活用したバイオ産業の創出を促進する。

<取組状況・改善点>
・現在、入所スペースは満室、機器利用件数も増加傾向となっており、開所時(H23.4)に比べ施設の利用促進が進んでいる。
◆入居状況(令和2年10月14日現在)
 1階 オープンラボ(染色体工学共同研究拠点) 1/1室
 3階 貸し居室     4/4室
     貸し実験室    4/4室
     貸し動物飼育室  4/4室

◆機器利用件数(年度)
 令和元年度 36,209件(36,464時間)
 ※平成30年度:38,207件(43,722時間)
   平成29年度:34,184件(39,596時間)

・当該施設に隣接するとっとり創薬実証センター(H30.4開設、鳥取大学所管)と連携した研究開発支援、学生等を対象とした次世代育成支援など新たなサービス提供にも取り組んでいる。

・令和2年度には新たな入居企業を迎え、満室の状況が継続している。引き続き、入居企業の細かなニーズを把握しながら各企業の事業化支援を継続していく。

これまでの取組に対する評価

○これまでの取組に対する評価
・今後、染色体工学技術やバイオ関連企業の事業化に向けたマッチング支援等に取り組むとともに、更なるバイオ産業集積に向けた成果発現が期待される。

・国内だけでなく海外のバイオ系大型展示・商談会に出展支援を実施。創薬ベンチャー等が持つ資源と海外の大手製薬会社とのマッチングの支援を図り、海外の製薬企業との共同開発等への道筋を広げた。

・創薬ベンチャーの起業・育成のため、バイオ技術の知識に加え、起業や経営能力を兼ね備えた人材が求められていることから、バイオフロンティアの人材育成講座に「バイオビジネス/アントレプレナー育成講座」を開始し、研究者のバイオベンチャーとしての起業や経営力の向上に貢献している。

・長年の入居企業であった(株)chromocenterが事業拡大のために米子市内に研究施設「office KEYAKI」を開設(R2.10)し、バイオフロンティアから退所した。今後同事業所で、染色体解析事業とともに、高生産・低価格のタンパク質製造に着手する。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 105,864 0 0 0 0 17,000 0 0 88,864
要求額 95,298 0 0 0 0 0 0 3,000 92,298