現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 農林水産部の鳥取県和牛振興計画推進事業
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:畜産業費 目:畜産振興費
事業名:

鳥取県和牛振興計画推進事業

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農林水産部 畜産課 肉用牛振興・遺伝資源管理担当 

電話番号:0857-26-7829  E-mail:chikusan@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R3年度当初予算要求額 224,603千円 14,258千円 238,861千円 1.8人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 232,150千円 14,166千円 246,316千円 1.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:224,603千円  (前年度予算額 232,150千円)  財源:基金 

事業内容

1 事業の目的・概要

 県では、鳥取県有種雄牛の精液等を貴重な知的財産とし、その保護と活用による県内畜産業の発展のために令和2年10月に「鳥取県産和牛の保護及び振興に関する条例」を制定。和牛振興計画を策定し、その計画実現に向けて様々な施策を実行し、県産和牛の遺伝資源保護や県産和牛の産業振興を図る。

2 主な事業内容

                                                                                                          
 区分
事業名
事業内容
事業実施主体
 補助率
要求額
昨年までの事業の比較
保留支援県内ゲノム優良雌牛保留対策事業1 県が別に定める基準値以上のゲノム育種価または期待育種価を有する雌子牛を県内保留あるいは導入した経費に対する補助JA<補助率>
 定額120千
10,000千円
<要件変更>
通常の育種価→ゲノム育種価に変更

<前回補助率>
定額95千円
「百合白清2」などの産子の場合
95千円+(購入価格−競り平均価格−95千円)×2/3
2 基準値以上のゲノム育種価または期待育種価を有する雌子牛の中でも特に優秀な雌子牛を県内に保留するための経費に対する補助

※ゲノム育種価評価は、鳥取県和牛生産者連絡協議会が行う県内雌子牛の全頭評価を活用する。
鳥取県和牛生産者連絡協議会<補助率>
 自家保留 定額500千円
 導入牛  上限800千円
 (県1/2 生産者等1/2)
☆新規事業
特定種畜肥育素牛保留対策事業特定種畜を父または母の父とする肥育素牛を導入した場合、導入費の一部を補助する。JA<補助率>
 定額80千円
12,000千円
<要件変更>
特定種畜以外の牛も対象(育種価能力)→特定種畜の牛に限定

<前回補助率>
定額60千円
「百合白清2」などの産子の場合
60千円+(購入価格−競り平均価格−60千円)×1/2
増頭支援繁殖雌牛増頭加速化事業和牛繁殖雌牛の飼養頭数の増頭のために行う雌牛購入に対し、購入費の一部を補助する。(外部導入及び自家保留)JA<補助率>
 県1/3 市町村1/6
※国の加速化事業奨励金を差し引いた部分の補助
95,503千円
<要件変更>
国の事業を活用したものに限定する

<前回補助率>
県1/3 市町村1/6
鳥取和牛緊急増頭対策事業「鳥取和牛」を大幅に生産拡大するため、県が別に定める基準額以上で肥育素牛を購入した場合に購入額から基準額を減じた金額の1/2を補助する。JA<補助率>
 県1/2 上限175千円
61,250千円
変更なし
ハード整備国事業を活用した施設整備支援事業畜産クラスター事業または肉用牛経営安定対策補完事業で採択され、かつ新規参入者(就農3年以内)または150%以上の頭数規模に増頭する場合に建築する牛舎等施設に対して上乗せ補助を行う。JA<補助率>
 県1/6
33,334千円
☆新規事業
その他優秀受精卵購入助成事業県が定める血統の受精卵を購入し、年度内に移植した場合に補助を行う。JA<補助率>
 県1/2 上限20千円
2,000千円
<要件>
受精卵の移植に対する補助→県が定める受精卵購入に対する補助
<前回補助率>
定額20千円
和子牛市場活性化事業鳥取県和牛生産者連絡協議会が行う鳥取県和子牛市場の活性化のための取組に対して支援する。
1 県内雌子牛の全頭のゲノム育種価及び県版親子判定を行い、和子牛セリ名簿に記載し、購買者が安心して能力の高い牛を購買できる体制を作り維持していく。
2 和子牛市場に上場する和子牛全頭に栄養剤等を投与し、輸送ストレスに強い子牛にすることで、購買者に安心して購買してもらえる牛作りを行う。
3 和子牛市場の活性化および生産者の資質向上につながるための研修会を行う。
鳥取県和牛生産者連絡協議会 <補助率>
 県1/2 生産者等1/2
9,930千円
☆新規事業
鳥取県和牛振興会議和牛振興計画の内容や進行管理を行うため会議を開催。それにかかる委員への特別旅費、報償費。畜産農家、農業団体、生産者団体等 <補助率>
 定額


586千円
☆新規事業
合計
224,603千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

鳥取県農業生産1千億円達成プランの繁殖雌牛5,000頭、肥育牛出荷頭数5,000頭(令和5年)の目標に向けて、繁殖雌牛を380頭以上増頭、肥育牛飼養頭数を280頭以上増頭する。

これまでの取組に対する評価

・令和元年度に、繁殖雌牛頭数は1年間で335頭増加し4,089頭、肥育牛飼養頭数は299頭増加し、6,014頭と順調な推移を示しているが、県が定める目標を達成するためには、さらに継続した対策が
必要である。
・令和2年10月に鳥取県産和牛の保護及び振興に関する条例を制定し、条例に基づく和牛振興計画を年度内に策定するため、鳥取県和牛振興会議を設置し、生産者や関係団体とともに検討を進めた。令和3年度からは、振興計画に沿って事業を進める。
・従来からの増頭事業に加えて牛舎整備に対する補助事業を新設し、確実に増頭を推し進める。また、新たに生産者自ら積立した資金を原資に、鳥取県和牛生産者連絡協議会が実施する和子牛市場活性化事業等に対して支援する。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 232,150 420 0 0 0 0 0 228,920 2,810
要求額 224,603 0 0 0 0 0 0 224,603 0