1 事業の目的・概要
団塊の世代が75歳以上となる2025(令和7)年に向けて、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう地域包括ケアシステムの構築に向けて、「介護サービス提供体制の整備促進」及び「介護従事者の確保対策」を行うため、鳥取県地域医療介護総合確保基金(介護分野)に令和3年度分を積み増す。
2 主な事業内容
(1)基金の造成 (単位:千円)
基金の造成額 | 補正前 | 補正額 | 計 |
造成額 | 造成額の負担内訳 |
国(2/3) | 県(1/3) |
介護施設等の整備 | 1,022,637 | 80,331 | 53,554 | 26,777 | 1,102,968 |
介護従事者の確保 | 259,397 | 61,324 | 40,883 | 20,441 | 320,721 |
合計 | 1,282,034 | 141,655 | 94,437 | 47,218 | 1,423,689 |
※補正前の額は運用益を除く
(2)対象事業
「医療介護総合確保法に基づく鳥取県計画」に盛り込む事業
○介護施設等の整備に関する事業
・地域密着型サービス等整備等助成事業
・介護施設等の施設開設準備経費等支援事業 等
○介護従事者の確保に関する事業
・参入促進
・資質の向上
・労働環境・処遇の改善
・基盤整備
3 事業目標・取組状況・改善点
介護分野は、平成27年度から地域医療介護総合確保基金の対象となり、「介護サービス提供体制の整備促進」及び「介護従事者の確保」を推進するため、国の交付金を活用し基金を造成しており、今後も安定して事業を行うため適切な基金の造成を図る。