事業箇所
事業内容
1)西大路排水機場工事 一式
債務負担要求額 R4: 240,000千円
2)水貫川排水機場工事 一式
債務負担要求額 R4: 310,000千円
事業期間
1)令和3年6月〜令和4年6月
2)令和3年5月〜令和5年3月
事業概要
1)
- 一級河川千代川水系大路川は、市街地を貫流する河川で、昭和54年の水害を契機に河川改修に着手している。
- 沿川は近年までに宅地化が進み人口集中地帯となり、学校、病院等の拠点施設が多数配置されており、近年の局所的豪雨の顕在化や、市街地化の進んだ流域に対応する治水安全度の確保が重要な課題となっている。
- このような状況の中、平成10、16年には床上浸水を含む被害が発生し、平成25年度には、5,600世帯を対象とした避難勧告が発令され床下浸水が発生している。
- これらの浸水解消を早期に図るため、河道整備を図ると供に支川の対策を行うことにより市街地の浸水被害を防止する。
- 2)
- 一級河川日野川水系水貫川は、皆生温泉地区の発展に伴い、都市計画により市街化が計画されたことを踏まえ、水貫川の流下能力不足を解消するため、昭和49年から河川改修を実施したが、昭和62年10月洪水時に、日野川本川の水位上昇に伴い排水困難となったため、床上浸水被害が発生した。
- このことを受けて、国が平成8年度に救急内水対策事業により排水機場を設置したが、平成23、25,30年の洪水でポンプ排水能力を上回る出水が発生した。
- これらの浸水被害軽減を図るため、国の既存排水機場に加え、県が新たに排水機場を整備することとしており、当面は過去最大の浸水被害となった昭和62年10月洪水の床上浸水解消を目標に、排水機場の暫定整備を行い早期の治水効果発現を図る。
要求理由
1)西大路排水機場については、建築工事と機械、電気設備等を一体的に施工する必要があり、本工事の標準工期を考慮して、債務負担の期間を令和3〜4年度として要求する。
2)水貫川排水機場については、コスト縮減・早期整備促進のために排水機場本体工事、吐出水槽工事(ゲート工含む)を一体的に施工する必要があり、本工事の標準工期を考慮して、債務負担の期間を令和3年〜4年度として要求する。