現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 総務部の多様な性を認め合う社会づくり推進事業
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:民生費 項:社会福祉費 目:社会福祉総務費
事業名:

多様な性を認め合う社会づくり推進事業

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総務部 人権・同和対策課 人権啓発担当 

電話番号:0857-26-7121  E-mail:jinken@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
既整理額 0千円 4,753千円 4,753千円 0.6人 0.0人 0.0人
調整要求額 1,926千円 4,753千円 6,679千円 0.6人 0.0人 0.0人
要求総額 1,926千円 0千円 1,926千円 0.6人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,926千円    財源:国10/10、単県   追加:1,926千円

事業内容

1 事業の目的・概要

多様な性を認め合い、誰もが自分らしく生きることができる社会づくりを進めるため、「多様な性を認め合う社会づくりシンポジウム」を開催し、性的マイノリティの方々の生きづらさ及びアウティングの危険性に対する理解と、共に寄り添い生きることの重要性を発信する。

    また、相談員の人材育成及び当事者が気軽に立ち寄ることのできる居場所づくりとしての「コミュニティスペース」の提供に引き続き取り組み、相談支援の充実を図る。

2 主な事業内容

                                                              (単位:千円)
細事業名
内容、科目等
要求額
備考
<調査検討事業>
性的マイノリティの人権施策の検討
当事者の意見や、令和2年度に実施した人権意識調査の分析結果をもとに、アウティング対策などの施策についての検討を行う。
<啓発事業>
多様な性を認め合う社会づくりシンポジウム
・テーマ:「多様な性を認め合う社会づくりへ」
・開催時期:令和3年9月頃もしくは令和4年1月頃
・開催形式:オンライン形式(視聴会場有り)
・視聴会場:とりぎん文化会館 小ホール
・対象者:県民、行政・企業担当者、教育関係者など
・内容:基調講演及びパネルディスカッションの2部制とし、多様な性についての誤解やアウティングの問題を発信し、多様な性を尊重しあう社会づくりの推進につなげる。
456
先進的取組の展開鳥取県の取組(同性パートナー職員への福利厚生制度や県立病院での家族同様の取扱い)について、県内企業等へ周知を行うなど、同性パートナーに対するサービスや支援の拡充に対する理解を普及させる。
<人材育成事業>性的マイノリティ支援相談員人材育成研修(1)連続研修
<実施回数>年間5回程度
(報償費、特別旅費:780千円)
(2)県外派遣研修
<派遣人数>3市各2名程度
(特別旅費、負担金、補助及び交付金費:276千円)
※対象者…県、市町村等で人権相談に携わる者、「性的マイノリティの人権」に携わる市町村職員、人権教育に携わる教職員、LGBT支援に関心のある学生、活動団体のメンバー、臨床心理士、弁護士など
1,002
<居場所づくり>コミュニティスペース
※運営に係る経費及び場所の提供は3市が負担する。
(1)コミュニティスペース(居場所)の提供
※市町村、元活動団体メンバー、コミュニティスペース運営に関心のある者などと連携協力してLGBT当事者やその家族、友人といった様々な方々が利用しやすいコミュニティスペースづくりへの連携・協力を行う。(R3年度についても鳥取、倉吉、米子の3市が運営する)

(2)コミュニティスペースにおける学習会
スペースのスタートアップ支援を目的として、LGBT当事者を講師とした学習会を実施する。
<実施回数>年間6回(1ヵ所2回)
(報償費、特別旅費:468千円)
468
県外で活動する当事者を講師とした学習会の実施。
合計
1,926

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<事業目標>
◯人権施策基本方針において、個別人権分野課題の一つとして「性的マイノリティ(LGBT)の人権」掲げ、LGBTに関する支援相談員の人材育成を中心とした様々な取組を進める。
◯当事者の生きづらさを解決するための支援策として、当事者が気軽に立ち寄ることのできる「居場所づくり(コミュニティスペース)」などを進める。

<取組状況>
〇令和2年度の取組として、県及び市町村の担当者や人権相談員並びに医療関係者等を対象として研修を実施し、相談員及びファシリテーターの育成を行った。

<改善点>
◯県外視察等を通じ、LGBT当事者が集まりやすい環境として、当事者がいるかいないかで相談しやすい雰囲気や安心感が生まれることが分かった。よって、当事者を講師とした学習会を実施し、コミュニティスペースの認知度向上と安定した運営の定着を図る必要がある。

これまでの取組に対する評価

◯これまでの様々な啓発により、少しづつではあるが、周りに性的マイノリティの方がいるという人が増えてきており、一定の成果を上げている。(※R2人権意識調査速報値から)
◯人材育成研修において、参加者から「今後、当事者に寄り添い様々な場面で関わっていきたい」「研修で得たことを相談業務に生かしていきたい」など前向きな感想が多くあった。
◯今後のLGBT支援に向け、取組への参考となる県外視察等となった。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既整理額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 1,926 468 0 0 0 0 0 0 1,458
保留・復活・追加 要求額 1,926 468 0 0 0 0 0 0 1,458
要求総額 1,926 468 0 0 0 0 0 0 1,458