現在の位置: 予算編成過程の公開 の 令和3年度予算 の 教育委員会の県立高校裁量予算学校独自事業
令和3年度
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:教育総務費 目:教育連絡調整費
事業名:

県立高校裁量予算学校独自事業

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教育委員会 高等学校課 学事担当 

電話番号:0857-26-7929  E-mail:koutougakkou@pref.tottori.lg.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 会計年度任用職員 特別職非常勤職員
R3年度当初予算要求額 176,218千円 904,578千円 1,080,796千円 114.2人 0.0人 0.0人
R2年度当初予算額 187,278千円 898,754千円 1,086,032千円 114.2人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:176,218千円  (前年度予算額 187,278千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的・概要

学校長が独自性を発揮した学校運営ができるよう、学校運営費、教職員旅費、学校独自事業費の総額を年度当初に学校に一括配分し、学校長裁量による予算執行(必要に応じ節間流用が可能)を認めることにより、学校の自立度を高め、生徒の状況に応じた学校づくりを進める。

    [メリット]
    • 各学校の生徒の実態に即した事業の企画立案が可能
    • 分配された予算の枠内で事業間の流用が可能となるため、学校長の判断で、生徒の状況に応じた迅速な対応が可能
    • 事業を効率よく実施し、捻出した経費を活用して特色ある取組が可能
    • 予算主務課を一本化したことにより、令達事務の減少を図るとともに、年度当初に配分総額を予算令達するなど事務の簡素化が可能

2 主な事業内容

(単位:千円)
内容
内容細事業名
要求額内容
前年度予算額
前年度からの変更点
学校独自事業費
(高等学校課)
各学校が自らの教育課題を勘案し、独自に企画する事業
【事業例】
・人間関係作り ・地域探求学習等学校と地域が連携した取組 ・最先端研究の講演会 ・生徒の長期職場体験 ・小中学生との交流 ・英語多読指導 ・専門人材育成 ・国際交流 等
126,470
126,470
学校運営費
(教育環境課)※別途要求
学校の運営管理に要する経費
教職員旅費
(高等学校課)
教職員の業務に要する経費
49,748
60,808
新型コロナによる新しい生活様式導入に伴うオンライン会議等の推進による旅費の削減
合計
176,218
187,278

3 これまでの取組状況、改善点

 学校の自立度を高め、特色ある学校づくりにつなげるため、平成18年度から裁量予算制度を導入した。  各学校の教育方針や現在抱えている課題等を見据えて必要な事業に予算を配分することで、予算の効率的・効果的な執行につながるとともに、学校独自の取組の充実につながっている。
 R2の事業内容の点検の結果、学校独自事業と高等学校課事業とで重複はなかった。今後も事業の重複等が発生することがないよう、新たに教育長ヒアリング前に、独自事業の取組内容について課内協議を行うなどし、課内での確認体制の強化を図る。

4 積算方法等

(単位:千円)
区分
要求額
積算方法等
学校独自事業
126,470
学校が自ら要求書を作成して教育長にプレゼン

→教育長査定

課事業からの組入れ
各学校で学校課題に応じて取組むべきものを独自事業に組入れ
学校運営費
別途要求
ルールにより積算+前年度節約額(予算枠)
教職員旅費
49,748
ルールにより積算+普通旅費△20%(新生活様式に伴うオンライン会議の推進)
非常勤講師の配置
別途要求
配分した非常勤講師の時間数を、どのような教科・役割に充てるのかについては校長権限
高等学校教育企画費
別途要求
産業教育フェア参加経費、産業教育充実のための先端技術教員研修派遣、全国大会出場に係る生徒引率旅費について、該当校が未決定で予算配分できないため、高等学校課に保留
176,218

5 各高等学校の主な事業(学校独自事業配分案)

※教育長査定が終了し次第入力(11月目途)
(単位:千円)

学校名

事業費
(前年度)

主な事業

鳥取東

(6,818)

自然科学実験セミナー・「鳥取学」推進事業・サイエンスマインド育成事業

鳥取西

(6,857)

新時代の学び研究・グローバルリーダーの育成・知的総合力の向上

鳥取商業

(4,089)

鳥商デパート・類型別企業見学研修・商業教育フィーラム

鳥取工業

(7,427)

生徒の長期職場体験・課題研究発表会・ものづくり大会等の競技大会出場・資格取得促進

鳥取湖陵

(6,836)

実践による創造力向上・専門技術育成・湖陵フェスタ・ふるさと交流事業

鳥取緑風

(3,776)

基礎学力育成のための実践研究・緑風ハートフル事業・こころとからだのケア支援

青谷

(4,794)

青谷町に関する研究等・自己肯定感の育成・地域の資源を活かした体育(サーフィン)

岩美

(5,381)

地域と連携した活動・食のプロに学ぶ・手話を通じた交流・スポーツを通じた様々な学び

八頭

(4,096)

探究活動の充実・鳥大での体験実習・体育コースの臨海実習・体育系大学訪問

智頭農林

(5,446)

智頭農林ブランド食品加工品開発・地域における園芸福祉交流・のうりんフォトキャラバン

倉吉東

(7,007)

主体的な学習者の育成・チューター制度・英語スピーチコンテスト

倉吉西

(4,105)

3学年縦割りチャレンジグループによる探究活動・グローカル人材の育成

倉吉農業

(7,227)

GAPの推進等各科の魅力づくり・資格取得の推進・中学校教職員農業体験

倉吉総産

(4,349)

チャレンジショップくらそうや・生徒の長期職場体験・ものづくり支援

鳥取育英

(5,899)

地域産業の魅力探究・体育コースのトップアスリート養成研修

米子東

(6,476)

論理的思考力、表現力育成・生命科学コース探究的学習・新書読書推進活動

米子西

(3,522)

文化部総合芸術祭・探究的活動を通じたコミュニケーション能力育成・夢ナビライブ参加

米子

(5,204)

学校運営協議会と連携した防災教育、人権教育・看護等医療の職場体験・手話交流

米子南

(4,286)

米南地域おこしプロジェクト・地域交流を通じた人財育成・小学生との環境学習

米子工業

(6,467)

ものづくり大会等への出場・ものづくり技術等を生かした地域ボランティア・技能五輪出場を目指す人材育成

米子白鳳

(3,988)

大学院生による学校生活支援・地域と連携した環境保全活動・福祉施設等での交流・ものづくり体験


(4,087)

境高「探究」活動・英語多読チャレンジ・ミニ大学講義聴講等による進学意欲向上

境港総技

(5,025)

総合技術フェア(学科間連携)・地域への奉仕活動・最新の製造技術や応用技術を学ぶ

日野

(3,308)

地域連携による学校活性化・小学生や高齢者との交流によるコミュニケーション力育成・農業を学ぶ生徒の全国規模大会への挑戦


126,470

              −
    ※鳥取緑風・倉吉東・米子東・米子白鳳高校分には、定通充実事業経費含む。

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<事業目標>
学校長が独自性を発揮した学校運営

<取組状況・改善点>
平成18年度 県立学校裁量予算制度を創設
平成19年度 学校独自事業の見直し
・学校が自ら予算要求書を作成
・教育長が聞き取り、査定
平成20年度 学校の意見を聞きながら、事業の整理・組替
 以降、裁量予算になじむもの、なじまないものを整理・組替
平成30年度 前年度の事業評価及び執行率を査定に反映

○学校現場からは課題に応じた臨機応変な対応が可能となったと評価
・鳥取県アンテナショップへの参加
・教員研修への派遣 等
○次の点を踏まえ、各々の実情に応じた取組の意識が各校に浸透
・教育振興基本計画
・鳥取県の将来ビジョン
○県民に対して説明責任を果たす取組姿勢が浸透

これまでの取組に対する評価

各学校の施策提案・実施能力の向上が必要
・現下の厳しい財政状況を踏まえた、コスト低減
・生徒や保護者のニーズを踏まえた迅速な事業実施
→教育長ヒアリングの中で指摘、改善を指導




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 187,278 0 0 0 0 0 0 0 187,278
要求額 176,218 0 0 0 0 0 0 0 176,218